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おたまじゃくしはカエルの子

こんにちは。

今日も見に来てくださってありがとうございます。


小学生の頃、

♪ゴンベさんの赤ちゃんが風邪ひいた〜

とか

🎶おーたまじゃくしはカエルの子ぉー

とか

それはそれは替え歌に最適な歌がたくさんありました。


話を歌に振っておきながら、今日は歌にもフラワーエッセンスにも
たぶんほとんど関係のないお話です。

お時間よろしければ、どうぞお付き合いくださいませ。

それと…最後にかわいいカエルの写真を載せたいのです。
なので、カエルがお好きではなくて、見ると

ギャーーーーッ!!!

と叫びたくなる方用には、“この先危険” の目印をつけておきます。

見つけたら、手前で引き返してくださいね。

…気がつかずに先に進んで、見たくないのに見てしまったら、、、

ギャーーーーッ!!!

っと叫んで発散してください! (←ソウジャナイ)


それでは、本題です。

ちょっと遠いのだけど年に数回、山の中の道の駅に行きます。

目的はメダカの餌を買うこと。

その近所のご年配の男性がいろんなものを配合して作ってらして、
その方が出品している餌はメダカの食いつきがいいのです。
だから食べ残しもなく、水もあまり汚さない。

市販のものも試しましたが、こっちの方が断然よかったので
わざわざ遠くてもドライブがてら買いに行くのです。

結願のお寺に向かう遍路みち沿いにあって、自然豊かなところ。
近くにはダム湖や散策路もあります。

まだ少し咲き残る桜を眺めながらダム湖の方に降りたら
オタマジャクシがたくさん孵っていました。

すくって連れ帰りたい衝動を抑え、何枚かの写真でガマン。

もしウシガエルだったら困りますし。 (←ダカラ ソコジャナイ)

帰宅後、インスタグラムに写真を載せようとしていて
ハッシュタグに  #おたまじゃくし  と入れると、候補に

#おたまじゃくしトラベル  とか  #おたまじゃくしトラベラー

というのが上がってきました。

新しい旅行代理店かな?
それにしても変わった名前…

おもしろい企画のある旅行社だったら、
noteの皆様をうどん県ツアーにご招待するのにいいかも…
などと考えながら、ふとGoogle先生に尋ねてみました。


ご存じの方はいらっしゃいますか?



病気で入院中の子供たちに「もうすぐ(おうちに)カエル」の
願いを込めて届けられるおたまじゃくしの編みぐるみ。

1匹は子供さんのところへ、もう1匹は支援者のところへ。

支援者はそのおたまじゃくしを連れて、入院中で外の風景を
見られない子供達のために日常の風景を写真に撮ります。

それを、おたまじゃくしトラベルのハッシュタグをつけて
SNSに投稿すれば、子供たちが見られる仕組み。

▽ 少し長いですが、上記公式サイトから引用したのがこちら.

「おたまじゃくしトラベル」は、誰もが楽しく、簡単に誰かのために役立てる社会活動の仕組です。自分の子どもが長期入院した経験を持つお母さんが考えました。

■この活動の目的■

①自由に外の世界で遊んだり、学んだりすることができない子ども達に外の世界の
 出来事を届けること。

②365日24時間子どもの看病をする家族の存在を沢山の人達に知ってもらい、
 支援の輪を広げること。

③シニアに社会参加する機会を提供すること。

■おたまじゃくしの役割■

入院中の子どもにとって外の世界は、ベッドサイドの窓から見える空と雲だけです。

入院している子ども達の中には、カエルのグッズ(縫いぐるみ、雑貨等)を持っている子ども達がいます。カエルには「お家に帰る」 という意味があります。

おたまじゃくしには「もうすぐカエルになる=もうすぐお家に帰れる」という意味が込められています。

おたまじゃくしは早く病気が治ってお家に帰れるようにとの願いがこもったお守りです。

おたまじゃくしは子ども達と一緒に成長する友達です。

おたまじゃくしは沢山の人の想いを載せて外の世界を旅します。

おたまじゃくしは外の世界で人と出会い、たくさんの経験をします。

■参加者■

おたまじゃくしはおばあちゃん達が病気の子ども達のために編んでくれています。

病気の子ども達とおばあちゃん達がこの企画の主役です。

そして、この主役達を支えるのがトラベラーという名前の支援者です。

トラベラーさんはおたまじゃくしを病気の子どもに一匹プレゼントします。
そしてもう一匹のおたまじゃくしと一緒に生活し、その様子をSNSに上げることによって、365日24時間病気の子どもを看病する家族がいることを広く伝え、支援の輪を広げる啓発活動になります。

SNSを使って誰かの役に立つ事ができます。

トラベラーさんが増えて、病気の子ども達や家族への関心が高まり、支援の輪が広がっていくことを願っています。

面白そうを共有して誰かのために役立つ仲間が増えることを願っています。

子に良し、親に良し、地域のお年寄りに良しの三方良しモデル。

考えた方、すごいなぁと思いました。



ところで、うちでは娘が生後9ヶ月の頃から
入院しての全身麻酔下で
顔面の黒あざを取る手術を何度も受けさせました。

彼女のあざは、即、命に関わるような病気ではありません。

なのになぜ何度もつらい治療を受けさせたのか。

がん化する可能性がゼロではなかったことを隠れ蓑にして、私が
勝手に自分のモノサシでもって彼女の将来を憂えたためです。

全身麻酔の事故のリスクより、子供の気持ちより、
自分のモノサシを優先し、痛い思いばかりさせてしまいました。

不安と恐怖で泣き叫ぶ我が子に鎮静剤を飲ませ、
朦朧としたところを手術室の医療スタッフに渡す。

この頃の私は、つくづく自分が嫌いでした。


……まさに鬼母。


ところが、どれだけ繰り返しても

あざは、消えませんでした。


何度やってもまた浮き上がり、あざに剛毛が生えたこともあります。

その頃、同じ月齢の娘さんを持つママ友とお花見に行ったら、
年配の男性カメラマンが趣味で仲間と撮影会をしていました。

「満開の桜の下で赤ちゃんが桜を見ている写真を撮らせてほしい」

と声をかけてきたので、二人でそれぞれ娘を抱き上げましたが、
あざに気がついたその男性は明らかに態度を変えました。

カメラアングルから外されたばかりか、急に
じゃまだとばかりに無視され、邪険な扱われ方をしました。

今でも私は、年配の趣味の男性カメラマンが一般人に声をかけて
モデルに利用している様を見ると嫌悪感でいっぱいになります。

その人にはなんの非もないのですけどね(・・;)


ベビーカーに乗せて買い物に行けば、よく指をさされました。


そんなこともあって、このあざがあったら娘は幸せになれないと
思い込んでいたのだと思います。

でも、カエルの子はカエル、ではなかった。

彼女は私が考えていたような子ではありませんでした。

当たり前ですね。

娘と私は親子であっても別人格

子供が小さかったうちは特に、私はそのことを忘れがちでした。

私が娘に自分の不安や願いを投影していただけで、
実際の彼女はあざをものともせず、むしろチャーミングポイント
くらいに思っているフシがあります。

たくましいのです。

ものは取りよう。

どっちから見るか、ということを体現して教えてくれました。


さて、幾たびかの入院中、小児病棟では様々なことを思いました。

診療科ごとに部屋が分けられますが、たまに空床がないと
重い病気のお子さんと同室になることもあります。

もう顔も名前も忘れてしまったけれど、
あの子やご家族はどうしてるだろうかと思い出すこともあります。


このおたまじゃくしトラベルを見つけたとき、
その当時のことを思い出しました。

あの頃スマホやタブレットがあって、この企画があったら…。


今は疫病騒ぎで、もしかしたら小児病棟さえ家族の面会や
付き添いは厳しく制限されているのかもしれません。

今日もどこかの病院のベッドで、一人頑張って治療に耐えている
会ったこともない子供たち。

本物のおたまじゃくしより、こっちのおたまじゃくしを
お迎えしようかなぁと思いながらも迷っています。

まずは “かえる郵便局” にポストカードを送ってみますかね。

使わないまま何年も眠っているポストカードが役に立つとは。

この、かえる郵便局のURLはリンクできませんでした。
アドレスに日本語が入っているからかな?

一応貼っておきますが、とんでいけないかも。


入院中の子供たちに贈るポストカードにご興味がある方は、
最初にリンクしたおたまじゃくしトラベルのホームページ内にある
「かえる郵便局共同企画」から詳細がご覧になれます。

https://www.otamat.net/かえる郵便局共同企画/


今日も最後まで見てくださってありがとうございました。


☆☆☆この先!この先!かえるがいます!!☆☆☆

見たい方だけどうぞ♪


「そうまでして見せたいか!」

「ハイ( ´ ▽ ` )ノ もちろんですわ♪」

 ↑一人ノリツッコミの練習でした。

#フラワーエッセンス #おたまじゃくしトラベル #育児 #家庭
#子供の入院 #ヒキガエル #おたまじゃくし #あざがあっても大丈夫












徳島県三好市の酷道、いえ、国道319号線の真ん中でぼんやりしていた
寝起きっぽいヒキガエルさん。全部で2頭いました。

背中に乗ってるのは枯葉です。山の中なので。オシャレでしょ♡



絶対さっきまで寝てたやろ!って聞いてみたい。

だからなに?って返されそうですが。

田舎の国道を運転する際は、こういう子たちが当然のように
ゴロゴロしてたりしますので、スピードは控えめでお願いしますね。

カエルからしたら、私たちきっと暴走族みたいなもんです。

静かにして、親切にしておくと、あとでイケメン王子様に戻って
遊びに来てくれるかもです。(下心…)

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