見出し画像

カバディ、カバディと言い続ける「灼熱カバディ」を読んだ。

最近タイトルの通り灼熱カバディという漫画を読んだ。私の知っている"スポ根"漫画の中でも初見で受ける衝撃がかなり大きくとても面白いと思えた。ってか、ただただ最高。

裏サンデーの作品で、マンガワンでならば全話無料で読めるので是非。
https://manga-one.com/title/55 

灼熱カバディの話に入る前にカバディとは何かご存じだろうか。人それぞれ認識の差はあるかもしれないが私はまずカバディすら知らなかった。周りも知らない。唯一知っていたのは職場の上司だった。簡潔にカバディの説明をさせてほしい。

まずインドから発祥した、物を使用せず身体一つでできる鬼ごっこのようなスポーツだ。マットや得点板等の機材は使用されているが基本的にはそれだけ。攻撃側(レイド)と守備側(アンティ)に7対7に分かれて狭いコートの中で交互に攻撃を行う。レイドはアンティを触るか、アンティは触りにきたレイドを捕まえるという単純なゲームだ。
だが、レイドは攻撃の際常に「カバディ」と言わなければならず体力が無くなる前に攻撃するかコートの中のあるラインを超えなくてははならないという決まりがある。また、鬼ごっこのようと最初にお伝えした通り触られたらコートから出なくてはならない。

マイナースポーツ、ネタスポーツとも言われやすいスポーツだが、誰もが体験したことのある鬼ごっこに近いものがある為か凄く楽しい。この体験談に関しては後日改めて書きたい。

私の下手な説明より、灼熱カバディ1話を読んでもらえれば基本的なルールはわかるので是非8話まで読んでほしい。とりあえず読もう。


カバディの説明も簡潔に行ったところで本題に入りたい。灼熱カバディをご存知だろうか。現在9巻まで発売しており、11月12日に10巻が出る漫画だ。作者は武蔵野創先生。

カバディを知らなければ知らないかとは思うのだが、これが本当に凄い漫画なので読んでほしい。語彙。

まず主人公は…と説明したくなったが、公式から出ているあらすじがあるので掲載させて頂きたい。

カバディ、カバディ、カバディ、カバディ、カバディ、カバディ、カバディ、カバディ、カバディ……
男達が唱える言葉------それは「カバディ」。
【裏サンデー公式サイトより】
カバディはなぜ、そんなに激しいスポーツなのか?
【マンガワン 公式サイトより】

……私も説明は下手だが、この中身を読ませるというよりカバディを推すところ。笑うしかない。

公式の代わりに灼熱カバディを簡潔に説明すると、主人公の宵越が勧誘に捕まりカバディを初めて、大会に出るというお話だ。


…改めて、

私立能京高校に通っている主人公の宵越竜哉(よいごしたつや)は中学サッカーでは不倒宵越と言われるほど有名な選手だった。だが、様々なことが重なり高校ではスポーツをしないと決めたところ、同じ1年の畦道相馬(あぜみちそうま)からの勧誘を受け、カバディ部の体験に行く。
そこで見た伊達真司(だてしんじ)と水澄京平(みすみきょうへい)の練習風景は宵越の知っていた「ネタスポーツ」とは違い驚きつつ、副部長井浦慶(いうらけい)からの脅しにより体験することに。
流れで入部するかしないかの勝負を畦道とすることを井浦より持ちかけられ、負けて入部することに。

左上から主人公宵越、畦道、水谷
右上から王城、井浦、伊達

宵越はこの獣のようなスポーツを、やればやる程頭を使い、身体を使いでとても面白く楽しいスポーツだと少しずつ認識を変えていく。
そんな中、訳あって怪我をして入院しいた部長ことキャプテン王城正人(おうじょうまさと)の復帰により圧倒的な力に感化され更にカバディへのめり込んでいく。

他校との合同練習や合宿、そして関東大会へと話は進んでいく。(書き下ろしには男子高校生が楽しむお祭りもある。可愛い以外の語彙が消える。)


この漫画の良いところは様々な点まで深くまで追っているところだ。競技のルールに関してはもちろんのこと、宵越が過去に別のスポーツをやっていたり、水谷の過去だったり、井浦と王城の関係性。ライバルに関しても決して描写が甘くならない。それだけではなく世界組と言われる圧倒的に強い者達に関して。

細かいところまでしっかりと追っているのに話の進みが遅くない。(当社比)ただただ凄い。だから読むのも待つのも苦ではないし、更に読みたいと思う。

そして、想像以上にカバディというスポーツのルールがわかりやすいからかもしれないが、説明も丁寧かつ簡潔で理解もしやすい。何がアウトで何が良いのかがすぐ分かる。

この3項目を見てほしい。はまらない理由がない。
-絵がとても綺麗
-話がわかりやすい
-男子高校生の青春スポ根

今迄どうしてマンガワンをインストールしていたのに読まなかった自分を理解ができない。私の三大謎。きっと解決しない。

でももう10巻かつ103話か…3桁いくと読む気失せると感じるかもしれないが、マンガワンでならば朝と夜の9時に無料で読める4ポイント計8ライフを付与されるのに加え、最初に50話読めるSPライフを付与される。

103話-50SPライフ=残り53話
53話÷8ライフ=7日

え?1週間で読み切れるの。すっご。読むしかない。1話だけ50ページ超えとそれだけでも読み応え十分な漫画だ。時間を頂くことを後悔させないので最悪1話だけでも是非読んでほしい。裏サンデーならばアプリのDL等は一切不要となる。

さっきはマンガワンのurlだったので、裏サンデーのも貼り付けておく。
https://urasunday.com/kabaddi/


そして、欲を言えば書き下ろしのある是非単行本も購入してほしい。明日丁度10巻出るから。でも単行本は…という方はマンガワンにあるちょい足しを読んでほしい。あれは完全にネタだけど本編。

スポ根って熱いな、青春だな。全ての話が最高だが今の100話からは毎回神回だ。神回がどんどん更新されていく。

上記のキャラクター紹介の時に使用したのは、灼熱カバディの数少なすぎるグッズのうち1つとなる。もし、可能だったら購入してほしい。私は切に過去グッズの再販と新規グッズを願う。

灼熱カバディ公式ショップ
https://www.pal-shop.jp/category/MA_001_001_014/


長々となってしまいましたが、これをきっかけにもし1人でも灼熱カバディを読んでくださる方が増えたら私はとても嬉しいです。お読みくださりありがとうございました!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?