見出し画像

ママも遊ぶのが仕事

昨日の雪は、かなり積もった。

昨日から、今日は息子と雪だるま☃️を作ろうと思っていた。

朝の公園には、まだ誰もいない。

真っ白な景色に、少し嬉しさが込み上げてくる。

まだ、誰にも汚されていない雪の上をギュッギュッと息子と2人で手をつなぎながら歩く。

暖かい日差しに、キラキラと氷の結晶が輝いている。

早速、雪だるまづくり開始。

サラサラとした雪では丸めることが出来ず、少しべちゃっとした所でくるくると雪を丸めて転がしていく。

息子は公園一面を覆った雪に棒を刺しながら、アイスキャンディーの様だと言って、楽しんでいる。

私は、しょうがなく一人で雪だまを転がし続ける。

転がしていくうちに、形はいびつになり不格好な雪だるま☃️が完成した。

今日から新学期で始業式を終えた中学生が公園に姿を現した。

彼らも雪だるまを作ろうと、雪だまを転がし始めた。

しかし、直ぐに凍った坂道で遊び始めて、家へ帰るようだった。

さっき作った雪だるまに、些か納得がいかなかったので、彼らが丸めて置いていった雪だまを失敬して、私はまたコロコロと綺麗な雪を求めて右往左往し始めた。

もう、息子の相手そっちのけだ。

息子はお友達とも遊ばず、小さな手を冷たくしながら、ただひたすら雪と戯れている。

雪だるまを一緒に作ることにも興味がないようだった。

私は日陰に2つの雪だるまを作り、大満足だ。

画像1

お昼前になると、地面が顔を出し始めて、小学生の帰ってくる姿も見受けられた。

公園の前を通って行く小学生達が、

「わー、雪だるまだ!」

そう言う声を聞きながら、私は少し満足感に浸った。

この雪だるまは、きっとまた明日も会えるだろう。

久々に夢中になって遊んだ。

息子よりも夢中で遊んでいたと思う。

いつもなら早く帰りたいと思ってしまう息子との公園遊び。

息子はいつも夢中になって遊んでいる。

その最中に私に、

「もう、帰ろうよー。」

なんて言われてもイヤに決まっている。

遊びに一区切りつくまで、納得するまで遊びたいのだ。

私が雪だるまを完成させるまで、遊んでいたかったのと同じように。

たまには、こんな風に大人を忘れて夢中で遊ぶのも大切だよね。

ママも遊ぶのが仕事。

遊ぶのが仕事だなんて、最高の贅沢だよね。


サポートなんて嬉しすぎます。 ありがとうございます🐤 その気持ちに満たされます。