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「こわくなったら読む絵本」息子の心を楽にしてくれた絵本

息子の様子がおかしい。

明らかに情緒不安定。

息子は毎日、毎日、頑張って幼稚園へ通っている。

毎日、毎日、不安と戦って夜を過ごしている。

その頑張りが、情緒不安定となり現れている。

どんなに「大丈夫だよ。」と言った所で、息子の心には届かない。

いつもなら、ベッドに横になると絵本を読む間もなく寝てしまうのに、

「絵本を読んで。たくさん読んで。」

と催促してくる。

何かで気をまぎらわしたいのだろうか?

母親に助けを求めても、「大丈夫だよ。」としか言ってくれない。

この絵本は、どうやら息子のお気に入りになったようだ。

怖い気持ちとは、戦うのでなくて仲良くしてあげる。

怖い気持ちは、あなたを守ってくれる。

だから、悪者でも怖いだけの者ではない。

怖いって認めて、仲良くなって、笑っちゃえば良いんだよね。

怖いって認めるのって、自分の弱さを認めなくちゃいけない事だから、なかなか出来なかったりする。

息子と2人で絵本を読みながら、

「ママは、人前が怖いな。」と言ってみたら、息子は

「オレは怒られるのが怖い。」と教えてくれた。

みんな、怖いものはある。

自分だけが怖い訳じゃない。

息子の情緒不安定は、成長の証。

何度も何度も壁を乗り越えて、脱皮をするみたいに新しい自分になっていく。

息子の成長を見守ろう。

心配性の母から産まれた子は、やはり心配性だった。

息子が産まれて、更に心配事が増した。

心配って生きてる限り、終わらない。

でも、心配って心を配る事。

決して悪いことじゃあない。




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