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言って解決。


___________いいたいことを、言って解決。


私は高校生の頃
女子サッカー部に所属していました。

同期は12人くらいで
和気藹々と、

と言いたいところですが、

時々、ギスギスしながら過ごすことがありました。

正直内容はあまり覚えてないけれど

喧嘩や修羅場が爆誕しそうな時は
ヒヤヒヤしたものでした。


私は争い事が嫌いなので
いつもなんとか間を持てないものかと

いつも必死でキョロキョロ。


“でもあの人はああだから、
 こう考えてるんじゃない?"

"うんうん、確かにそれは辛いよね"

などなど

vs構図ができた時は
両者、話を聞いて回ったり
相手の気持ちをやんわり伝えたり

言い合い、喧嘩、
にならないままで
収束に向かうようにしてました。

でもついに、
お互い不満に思ってる両者の話し合いが
部活の同期全体を巻き込む形で起こった時

グラウンド上で円が作られました。

そして私は

「やばい、首領蜂が始まる」と観念。


・・・


すると1人が

「まずお互い思ってること言お」

「ちゃんと言い合わないとわからない」

と切り出し、


私は心の中で
「首領蜂だ。」と再び。

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#

#


しかし、首領蜂は始まることなく


私の予想に反して、
話し合いは空が晴れるように終わる。



___________いいたいことを、言って解決。

「まず、思ってること言お」
「ちゃんと言い合わないとわからない」


争い事を避けたい私にとって
直接、面と向かって
気持ちを伝えるのは、避けたいこと。

お互い感情的になって
取り返しがつかなくなると思っていたからです。

間に仲介する人が入ってやっと、
少しずつ燻りはおさまり
最悪の事態は回避される。

だから、言い争いになる前に手を打とうと
いつも思っていました。


しかし、思ってることがある両者が
不満に思ってる人の前で

「不満なんですけど!」

って伝える。

誠心誠意、伝える。

「いいたいことを、言う」

そして解決しようとする。


そんな方法が彼女たちにはあって
なんか、とても、びっくり。

私にはない、新しい発見だった。

その話し合いは
いいたいことをただ怒って伝えるだけでなく
「解決するために」行われたもの。


だからそこでは
私が恐れていた「喧嘩腰の言い合い」ではなく
誠心誠意、自分の気持ちに向き合って伝える
「話し合い」になったのです。


___________いいたいことを、言って解決。


言って解決。


いつも顧問に文句を言ったり
先輩に不満を持ったり
同期にイライラする同期を

この目で見ていたから
ほんとうに不安だったけど

解決しよう。解決したい。と
両者が思えば、

そして話し合いの場をきちんと取れれば、
「言い争い」にはならない。


「ちゃんと言おう。」
と思う姿勢は
「言って解決。」
する姿勢につながる。

そんなことを学ばせてもらいました。


___________いいたいことを、言って解決。

卒業した今もなかなかまとまらず
みんながみんな、仲良いわけではないけれど

集まるといろんな意味で
私がドキドキしちゃう彼女たちだからこそ

私にとっては学ぶことがまだまだありそう。


___________いいたいことを、言って解決。

まだ私には取り扱えない方法だけど笑



以上、ご清聴ありがとうございました。

nae'avocado

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