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カーラ岳、登ってきたぞーー!
石垣空港を見下ろすことができるカーラ岳。
航空写真家を名乗る以上
「登ったことないなぁ」
は嫌だなぁと思いながら時だけが過ぎておりましたが
「行くなら今年だ!!」
と年初から思っていました。
スカイマークの羽田 - 下地島線の就航初便の取材搭乗時
隣の席に座れられていたご縁から交流が始まりました
〝 Kotaroこたろう@弾丸旅おじさん 〟
がご一緒してくださり、ついにカーラ岳登頂を実現できました。
装備のアドバイスもさることながら、登山道と呼べるものはなく
頭以上の高さまであるブッシュをかき分けていく過酷なルートを
しっかりと山頂まで導いてくださいました。
一人では到底辿り着くことはできない場所でした。
そもそもブッシュへの入口が初めてではさっぱりわかりません。
「え?ここを入っていくんですか??」
というような場所でした。
登り始めれば15分ほどで到着しましたが、息はかなり上がっていました。
ブッシュの中を進むので、サングラスやメガネは目を傷つけないよう必須アイテムです。もちろん長袖長ズボンで頭も帽子でガード。手袋も必要です。
![](https://assets.st-note.com/img/1721025758506-ludLTmjswj.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721026607186-OVDpYTonrD.jpg?width=1200)
そして、ブッシュや木々の中は、暑い!!
風が抜けていかないのと、前日に降った雨の湿った土から蒸発する水分による湿度なのか。とにかく暑かったです。
何度が滑りそうになりながらも、木の幹や枝を掴みながら登る場面もありました。
無事に到着した時の安堵感は半端ないですが、灼熱の太陽が照りつける場所ですので逃げ場がありません。
水分は2リットルは最低必要とのことでしたが、私は3リットル持って登りました。コンビニ売っている凍っているペットボトルを保冷バッグに入れて。
それに塩分チャージや食べ物(おにぎりやサンドイッチ)など。
〝 Kotaroこたろう@弾丸旅おじさん 〟さん曰く
「今日はまだ風があるから過ごしやすい」ということでしたが、それでもかなりの暑さで汗が止まりません。立っているだけで汗がダラダラと流れていきます。
通気性にこだわった上下の格好をしていたので、比較的快適に過ごせましたが、これが無風だったらと思うとそのヤバさが想像に難くありませんでした。
11:50分ごろに山頂に到着し、16時10分ごろまで滞在ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721027273298-jUeHfk54fG.jpg?width=1200)
撮影はNikon Z9に100-400mmのズームを基本にして、広く狙いたいときは
24-120mmを使用しました。
登山に向けてカメラバッグの重量を軽くするために、機材はこのカメラ1台、レンズ2本に絞りました。
ただし、次回は山頂までの道のりの想像がつきましたので、徐々に機材を増やしていこうかと思います。
さらに、ここが重要!
今回は初のカーラ岳ということで、C-PLフィルターは封印しました。
C-PLフィルターを使うと、なんとなく出来上がる写真は想像つきますが
まずはできるだけ生の状態で撮りたい、という意識がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721027927542-dY4kEIlGHr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721034633955-u4PpEN0jdc.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1721035157555-puUCDDbywF.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1721035424227-m4WBtAzpRU.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721035627960-7prunQe2Os.jpg?width=1200)
Special Thanks : 〝 Kotaroこたろう@弾丸旅おじさん 〟
さて、ヒコーキ写真撮影におけるカーラ岳の扱いついて、とてもセンシティブな問題をはらんでおります。
数年前、愛知県稲沢市からカーラ岳を訪れた方がこの地で亡くなられたこともあり、危険度の高い撮影場所としてある程度の方は認識されていることと思います。
「そんな扱いの山とは知りませんでした」
という声もあり、
「ハブがウジャウジャいる」
「最初に一人で登頂することは困難であり危険である」
という一方的な情報だけが散在している感じで
ある意味ベールに包まれている山という印象でした。
だからこそ自分の足で登り、この目と心で感じてこようと
カーラ岳登頂を決意した経緯もありますが、
結果としては
「行ってよかった」
と思いました。
扱いが微妙な山ではありますが、堂々と
カーラ岳に通いたいと思っています。
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