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巨匠 青木勝氏 とヒコーキ移動

ANAのボーイング767-300ERの後方窓側座席での巨匠 青木勝 氏の姿です。湧き上がる写欲がほとばしる瞬間の連続を、そばで見ているだけでも幸せな時間です。カメラを置けば写真談義、そしてまたシャッターを切る。

そんな我々を見て、後方担当の客室乗務員の方が「カメラお好きなんですね」と微笑ましく話しかけてくださいました。こういうとき我々は単なるカメラ好きのおじさんで通します(笑)。

着いたらどうされるんですか?と質問されましたので「これから阿蘇くまもと空港でヒコーキいっぱい撮るんです!」とお答えすると「撮影の時でも」といってキャンデーを袋に入れてくれて我々ふたりに手渡してくれました。

優しいANAの客室乗務員に巨匠 青木勝 氏も感激されていました。もちろんワタクシも。

富士山を見下ろすエンルートを見越して左の窓側座席を
ご用意して正解でした![写真 : 深澤 明]
時間的にやや逆光ではありましたがカメラ設定を変えながら
撮影を楽しむ青木勝氏[写真 : 深澤 明]

我々の搭乗機は羽田空港のRWY05を離陸しました。「上がるの早かったね!」と笑顔の青木氏。「ビーロクは爆上がりですからね」とワタクシ。お互い久しぶりのボーイング767-300ERの勇ましく、かつ優雅なフライトを心から楽しみました。

阿蘇くまもと空港へはちょうど富士山を左手下に見下ろすエンルートを通ることが多いので、それを想定して左窓側座席をご用意しておいて正解でした。

「富士山をほぼ真上からだね」とカメラを縦位置にしてシャッターを切る青木氏。楽しそうで本当に良かったです。

数々のカメラとレンズを持ち、現像液に何度も浸かった
であろう青木勝氏の手。真の写真家の手は優しく
そっと何かを語りかけているかのよう[写真 : 深澤 明]
阿蘇くまもと空港に到着後鋭い眼差しをヒコーキに向けた[写真 : 深澤 明]
「ソラが割れてきて、いいね」とシャッターを切る。
ヒコーキの待ち時間は格別な写真談義[写真 : 深澤 明]

阿蘇くまもと空港についてからレンタカーをピックアップしました。お昼どきでしたので、空港近くの「実乃花」という阿蘇のダイナミックな光景を一望できるレストランでゆったりとランチしました。都会の喧騒を忘れて、のんびりと会話を楽しみながらの食事でした。

その後は阿蘇くまもと空港の外周道路で日没後までヒコーキ撮影三昧。クルマの中で暖を撮りながらも、ヒコーキや仕事、写真についていろいろとか語り合いました。


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