普通じゃない、この状況
皆さまこんにちは!
ミスター600mm!!
ヒコーキの世界を超望遠で切り撮る航空写真家
深澤明です。
羽田空港のオングラウンドでのアングルです。
それだけでも「普通じゃない」ですが、もっと「普通じゃない」状況がこの写真には存在しています。
答えはノーズ部分のライティングですね。巨大なLEDライトでも仕込んだの?という感じです。ランプ内の照明ではこのような角度では光が当たりませんからね。
こういう状況に即反応できるのも、ある程度の写真勘も必要でしょう。
あるいは「たぶんこうなるな」という先読みも、必要かもしれませんね。
自分で光を作ることができない状況の中では、ベストライティングではなかろうか、と思うわけです。
これがA320のように脚の長いヒコーキだと、また結果が違っていたでしょう。ましてやB767やB787ではなおさらです。
1枚の写真とじっくり向き合うこの時間は、実はワタクシ自身にとって大切なことなのです。
たまたま出逢った瞬間ですけれども、たまたまをしっかり写真として捉える。
その連続が、写真家人生そのものなのでしょう。
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