2024/2/23関東オープン

1.自分の試合について
今回はテイクダウンとトップを試すというテーマを掲げて臨んだ試合だった。試合の流れは終始相手に主導権を握られていた感じがあった。まず、相手が立ちに付き合わず座られてしまいそこから左のハーフに入られた。対ハーフの練習は今回めちゃくちゃやってたのに左というだけで一瞬戸惑って脇を刺されてバックを取られてしまった。また、立ちをやるという感覚(相手の見た目も柔道か?という感じもあり)が強くて、座り引き込み⇒ハーフという流れについていけなかった。相手がハーフに直接の引き込みでなく、座ってから(オープンガードか?と思った)というのも対応を遅らせた。ガードへの対策は左右やらなければならないと感じた。スイープを嫌がって立ったところをバックで4点取られた。が、ここはまあまあ冷静に対処出来て手首を剥がして立ちに戻せた。最近のウェイトトレーニングのおかげかここでの体力の消耗はあまり無かった。立ちからボトムにいくか迷ったが、テーマ通りテイクダウンかトップキープを選んで相手はまた座った。座ったので前にプレスをかけたところでクローズドに入られてしまった。組手に勝って立ち割りしたかったが相手もくずして頭を下げさせてくるので、付け焼き刃のサンパウロにいった。オーバーフックの絞めがきたが、そこまで入りはしなかったように思う。サンパウロちゃんと練習しないとダメだなと思った。オーバーフックはあまり良くない気がしたので一旦ベース作ってオーバーフックをお腹側から解除したあと脇ベース作って膝を入れた。そこまでは良かったが相手も上手くて完全に割られる前に自分から解除してデラのように崩してきた。何とか立ってトップを維持した。そこからキワで走ってパスをしかけた所で今度は右ハーフを絡まれた。右ハーフではなんとか練習していた感じを出せた。ニアマウントまではいけたが、左手の位置や相手の上手さでパスは出来ず潜られてディープハーフなったりを繰り返した。その中でまた、バックも取られかけたりした。残り時間が少なかったのでディープハーフ的な位置から一か八かバックを取りに行き、失敗して下になりスイープ判定になった。そこから残り10秒くらいで得意なスパイダー三角に入れたがキメには時間が足りなかった。試合後に少し話した時に相手もあと少しあればきまってたと言っていた。今回のテーマとしてやらなかったボトムでやっていたらまだもう少しいい試合ができたのかな、と思ったがタラレバはあまりしない方がいいか、、。こうしてみるとかなり相手に上回られた試合だったが、練習してきた所も出せた部分も少しはあった。やっぱり練習した部分は出来るし、練習してない部分は出来ない。練習してない部分に入り込まれると当たり前に負けるということが分かった。課題を見つけて潰しての繰り返ししかない。

2.他の試合について
大会全体の印象として、教則発売などの関係なのかハーフやディープハーフ系使用者がいつもより多い気がした。トレンドなのかなと思う。やはりそこら辺の対策が今後は必須になってくるように思う。また、青紫レベルで勝ってる人の印象はなにか抜きんでてと言うよりか全体的に少しずつ上回ってコントロールしながら勝つみたいな感じを受けた。基礎基本が出来てて全曲面でコントロール的な。つまり、点差に現れない差があると言うようなことを感じた。また、テイクダウンが出来る人の強さも目立った。

3.遠征について
遠征も割と慣れてきて、整理する為に今回から使用したポーチなどのものも中々使用感が良かった。今後も上手くやりたい。

4.コンディション
体重も割と良くなってきて道着着て62kg位でちょうど良かった。もう少し増やしたいが前の試合からみても、フィジカル差を感じなかった。

5.良かった点課題点など
良かった点
・コンディション、遠征の慣れ
・テーマを持って臨めた
・ハーフ対策練習はある程度功を奏した

課題点
・左も練習
・まだまだハーフ対策甘いところ(左手位置など)あるのでやる
・ディープハーフなどの対策もする
・クローズド割のバリエーション、更にその後の処理

6.今後の方針
次の大会はどのような方針でいくか決めかねているがとりあえず、テイクダウン、トップ、ボトムバランスよく練習しようと思う。テイクダウンに関しては今回草柔会の中で優勝した1人である柔道家のところに練習に行ってもいいそうなので機をみて練習したい。トップはかなり練習したので柔術の練習の時はボトム選択をしてもいいかもしれない。そこからスイープ⇒トップを描けたら1番いいと思う。また、限定スパーなどでハーフ対策は引き続きやりたい。

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