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デートや友だちとの待ち合わせで相手の遅刻をどう思うか

私は怒るのが下手です。
その場で素直に怒れないから、自分の中にずっともやもやが残ってる。

会っている時は楽しかったはずなのに、その長期間解消されないもやもやがイライラになって、その相手と次に会うことが面倒になってしまう。
 

徹底的にこのもやもやを分析してみました。
 

1. 私も10代20代のころはよく遅刻していた
ここ数年は10分前につくように気を付けるようになったけど、昔は待ち合わせの時間前に余裕をもって到着することはあまりなかったので、人のこと言えない、という後ろめたさがある。

2. 私が怒ることがない、優しい人だと思われがち
遅刻くらいでイライラするような人じゃないと思われている。
以前、幼児連れで元々遅刻気味だった友達が、更に駅で困っているおばあちゃんの道案内してあげて、45分くらい待たされたことがあった。
彼女曰く、私がきっとその状況ならおばあちゃんを助けてほしいと思うはず、とのこと。
助けるな、とは言わないし、それで良かったんだと思う。
でも何だろう、何かもやもやしていた。

3.「待たされることは時間のプレゼントをもらったということ」的な、そういう余裕のある素敵な考え方に憧れている
遅刻する可能性のある相手との待ち合わせでは本を持参して、お店で待ち合わせにしているけど、人気のお店では、外で待っている人の視線や店員さんの視線を感じることもある。
「時間のプレゼント」というポジティブな気持ちになりたいんだけど、100%そうなれてない自分。
でも、知り合いに本当に素で寛容な人がいて、どういう状況であってもどれだけ待たされても全く気にする気配を見せなくて、そういう人に会うとすごいなぁって尊敬して私もそうなりたい、と思ってしまう。
 
4.「遅刻をよくしてくる相手との待ち合わせには自分も遅刻すればよい」的考え方にもなれない。
 自分が10分前に着くようになってから、電車トラブルとか忘れ物とかあっても大体ちょうどか遅れたとしても5分以内に収まるようになった。
これを敢えて遅刻するようにするのは、人としてどうかと思うし、相手からしても私が遅刻するなら、その前提でさらに気が緩む悪循環に陥りそうで嫌。

5.謝ってきている相手に怒れない
LINEで「ごめんなさい!遅れます!」と来たら、「いいよー」と言ってしまう。
謝っている相手に怒るのは違うのかな、と思ってしまうから。
でも、きっと、遅刻1分につき1000円ペナルティ、とか決めてれば、遅刻しないんだろうな、とも思う。
やむを得ない遅刻、ではないのです。きっと。
 
なぜそう思うかというと・・。
昔、仲良し4人組で、一人遅刻魔がいて困っていたので、ある日、待ち合わせ時間決める時に、「遅刻した人全員にスイーツ奢りで!」というルールを決めたら、全員15分前に集まるようになった。
2回くらいそのルールを使ったけど、その後もなぜか遅刻魔の子も含め誰も遅刻しなくなりました。
 
そのメンバーは長い付き合いでキャラ的にそういうことが言える仲なのですが、そうでない場合が悩ましいです。
 

去年、普段行かない少し遠方での待ち合わせに私は遅刻してしまいました。
急げば間に合ったであろう電車の特急券の購入場所がよくわからず、特急だとかなり早く着くというのもあって、次の普通ので行こうと思っていたらホームを間違えていてそれに乗れず、結局15分の遅刻。
待ち合わせの相手は全く怒る気配もなく本当に優しかったのですが、私自身、判断と行動が甘すぎたと自分に腹が立って、二度とこんなことをしないようにとランチを奢らせてもらいました。
 
 
色々考えた挙句、どうすればいいか、私なりの結論。

A: 今後もう会わなくていいと思う相手なら、忙しいといってフェードアウトする、もしくは、どちらかの家で会う、または二人で会わないで、複数人いるホームパーティなど、待ち合わせしない条件で会うようにする

B: 関係を続けたい相手なら、自分の気持ちを正直に話す


正直に話すとしても、完全に相手を責めることなく、自分が最近なぜか些細なこともイライラしてしまって調子が悪い、という言い方で。

待ち合わせ場所を極力自分の家のそばにして、相手が電車に乗った連絡を受けて出発、会ってから一緒に目的地へ行く、という方法にしてみました。

遅刻癖のある人は、本人は、待ちたくない、時間を有効に使いたい、と思っている場合も多いので、自分にとって何がつらいのか、ちゃんと真剣に話し合うことが大事です。

下手すると、相手の反感を買ってしまって関係がダメになる可能性もあるので、そこは覚悟の上ですね。
 

時間の感覚はその土地や移動手段でかなり違うだろうと思います。
交通機関の発達している東京の人が一番時間に厳しいかと。。
 
でも、毎回遅刻というのは、関係性が対等ではないのでは、と無意識に不平等感を生みます。
そして、人間は「公平性」に対して過去に思われていた以上にかなり敏感で、特に日本人は気にする傾向があることがわかっています。
 

遅刻癖のある方は、大事な相手、好きな相手との関係を続けていきたい場合、こういう部分から気を付けて損はしないと思います。

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