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英語もソーシャルディスタンスが重要

どうも!あべっくもわです💪💪😆


皆さんは英語の「丁寧な言い方」は勉強しましたか?

代表的なもとのしては「could」「would」がありますね。いずれも過去形という特徴がありますが、なぜ過去形にすると丁寧な表現となるのでしょうか?

日本語の丁寧な言葉、敬語の特徴としては相手の立場を上げたり、自分の立場を下げたりして相手との心の距離をとり「丁寧な言葉」としていますが、英語も考え方は似ています。実は、英語では「can」を過去形の「could」にする事で時制で現在と過去という距離をとり、それが相手との心の距離が離れているように感じるようにしているのです。


私が中学の時に初めて覚えた丁寧な表現はこれでした

- Could you tell me the way to the post office?
「郵便局への行き方を教えていただけますか?

この言葉を言いまくってたので、なぜかこれだけ覚えてしまいました(笑)
この表現の最初の言い方をまずは現在形にして解説すると「can you tell me」つまり「あなたは私に話す能力がありますか?」です。この言い方でも伝わりますが「can」というのは「能力」を表しているので現在形話すと少し失礼なニュアンスになります。そこで「can」を過去形にし「could」とする事で相手との距離をとり、「私に話すことができますか?」という言い方となります。

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さて続いては「would」です。

「would」の丁寧な表現といえばこれ、

1) I want to go to travel.
「旅行に行きたい。」

2) I would like to go to travel.
「旅行行きたいですねぇ。」

3) Would you like to some drinks ?
「飲み物はいかがでしょうか?」

かなり意訳ですが、このような意味です。1)は want を使って率直な願望を言っているだけですが、2)は願望を丁寧に(この訳ではへりくだってますが、、)言っています。そして3) は疑問形。ウェイターが客に飲み物が欲しいか尋ねる時使います。なぜ will の過去形とlike(好き 同等)という意味でこのような意味となるのでしょうか?

この説明をするためにはまず「would」本来の意味を解説しなければなりません。

前回の説明だと「will」は主語を未来に配置する役だと説明しましたが、これの過去形というのは想像がしにくいですよね。まあこれはそのまま「する予定」の過去なので「する予定だった」となります。
つまりこれは予定していた未来とは異なった現実となってしまい、別次元「もしも」の話になってしまいます。これを使ったものが「もしも~だったら~なのになぁ」という仮定法です!先程出てきた「could」本来の意味「できた」も使い、

- If I could go, I would.
「行けたらいいが。(実際は行けそうにない)」

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これは直訳すると「もし私が行けたなら、私はする(行く)予定だった」となります。この文章で気づいて欲しいのは別の時間軸の話をしていることではなく「本当は行きたかった」という点です。
「する予定だった」というのはつまりは「やりたかったができなかった」という意味。そこに「同じ、同等」という意味の「like」を加えると「やりたかったが出来なかった事と同じ事」つまり「やりたい事」です!!

「could」とは心の距離の取り方が少し違いますが、違う時間軸にあった願望を持ってくる事で、「want」よりもより相手との心の距離を取った表現となります。



さて続いては丁寧な表現というよりかは「will」と同じく未来を表す「shall」の過去形「should 」も紹介します。こちらは「~すべきだ」「~した方がいい」という義務を表現します。こちらの考え方は「would」と考え方が似ており、「shall」「神の導きで決められた未来」の過去、「神の導きで決められた未来だった」つまりは「神の導きで決められた未来だったがそれに従う必要がなくなった。」という感じ。ではその場合あなたは止めますか?

もし神を信じていれば当然神の導きがあったので、止めずに導きで決められてたことを自分に意思で行いますよね。このような考えから、強制力はないが「神の導き感」が働き「~すべきだ」や「~した方がいい」という意味となります。


さて、過去形にすることで「丁寧な言葉になる」や「意味が変わる」という話でしたが、いかがだったでしょうか?

よく「should は shall の過去形だが過去はほとんど意識せずに使えばいい」という方もいますが、私は過去形になったのにはそれなりの理由があるし、知ってて損はないので「距離感」という意味では意識してみても良いのでは、、と思います。


もちろん、こちらで紹介した意味は一部のものですが、基本イメージは説明した通りだと思うので是非このイメージを持ち、英語を身近に感じていただければなぁ。と思います。

最後まで見ていただきありがとうございました😊


それではまた次回!

Arrivederci alla prossimo!!😎🤙


(ちなみに今回絵が少ないのはマジでイメージを簡単に描けなかったので断念しました。楽しみにしてた皆様、次回にご期待くださいませ。)

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