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「考える人」は多分「consider」

皆さんこんにちは😃 あべっくもわです!

さて今回は、前回に引き続き「同じような意味だけどニュアンスが違う単語」シリーズ!
今回は「考える」という意味を持つ単語の中でも「think」「guess」「consider」「regard」の4つを解説していきたいと思います!



まずは「think」から!

think」は考える系の動詞の中で一番ポピュラーで、一番使われる考える」という意味の動詞です。

うーん」と簡単に考えや思いを頭の中に巡らせている状態です。ちなみに、個人的に考えるパーセンテージは50%くらいなイメージです。

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- Can I have some time to think about it?
「考える時間を少し頂けますか?」

この文は直訳すると「私は持つことができますか、それのだいたいのことを考えるいくらかの時間を」です。「some time to think」は「考えるためのいくらかの時間」、そして「to think about it」とは「それにまつわることを考える」です。

そしてこのような「考える」意外にも「思考している様子」から「思う」という「予測」も表すことができます。

- I think he broken the cup. 
「私は彼がカップを壊したと思う」

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先ほども言いましたが、考えるパーセンテージは50%くらい。なのでこの場合は決定的な証拠はないものの、ある程度の証拠があり、「あいつ犯人だろうな」と思っているイメージです。



さて続いては「think」よりも考えパーセンテージが低いguess

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guess」も同じく「考える」という意味ですが、根拠や証拠もなく「多分こうなんだろうな」程度の軽い考えのイメージです。個人的な考えパーセンテージ20%くらい。なので映画などでよく使われるイメージですね。次の台詞は有名な映画「ショーシャンクの空に」から

- I guess I just miss my friend.
「俺はただ、友達がいないことを寂しく思ってんだろうな」

この文は脱獄に成功したアンディが居なくなり、友人だったレッドが呟いた一言です。あ、詳しくは映画を見てください。

とりあえずですが、この文の中にある「miss」は「取り損なう」という意味から「恋しい」という意味でも使われます。「俺は友達が恋しい(いないことが寂しい)」ということを根拠もなく「何となく思っている」です。このようにキャラクターが根拠もなく呟く独り言のセリフが多いため、映画では「guess」が多用されています。

ちなみに、もうちょっと具体的なイメージを持ちたいという方は関西人がよくいう「〇〇すればええんちゃうん?知らんけど。」をイメージすれば良いと思います。「いや知らんのかい」と思わずツッコミたくなるほど信憑性の薄いこの言葉はまさに「guess」です。知らんけど。



さてさて、続いては「think」よりも、より熟考する「consider」です。個人的考えパーセンテージ80%!!より頭の中に考えを巡らせて、「よーく熟考した結果こうなりましたよ」という、熟考するからこそある意味その結果には責任がのしかかっています。そのため、このような文章によく使われます。

- They considered me unfit for the job.
「彼らはその仕事が私には適さないと考えた。」

これは人事部の人達が話し合ったり、仕事の様子や結果を見て出した結果という「最終判断」という感じです。

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責任感などでお堅いイメージがあるので、普段の会話ではあまり使われないイメージですね。



さてさてさて、最後に解説する「考える」は「regard」。これは見た目で判断するというイメージで「look like」のようなぱっと見感があります。個人的な考えパーセンテージ30%くらい。ぱっと見ている分「guessよりかは多少考えてるイメージです。私はこの「見た目で判断する」という特徴から「マイナスイメージで見る」という意味でよく使われるイメージです。例えば、

- I regard him as a fool.
「私は彼を馬鹿だと思っている」

特によく話したりもせず、ぱっと見だけで馬鹿だと判断してる感じです。

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また、「ぱっと見だけで判断」というのは人だけでなく、状況にも適応されます。例えば、

- I regret the station as serious.
「私はこの事態が重大だと思います。」

これは、メチャクチャになった現場や、全く予定通り進んでない現状を見て判断したという感じです。


ちなみに、英語のお堅い手紙やメールでは締めに「with best regards」と「締め」の言葉を添えます。「regard」を複数形にする事で多くの目を向けるというイメージで「敬意を込める」という意味になり、お堅いメールや手紙の締めには「with (best/warm/kind) regards」「(最上の/温かい/思いやりと)敬意を込めて」とい日本語で言う「敬具」がよく使われます。


さてさてさてさて、「考える」の中でも代表的な4つの単語を紹介しましたが、如何だったでしょうか?

いろいろなニュアンスの「考える」がありますが、是非解説したイメージを持って様々な文章を作って頂けると幸いです。


それでは今回はこの辺で終わりたいと思います。


次回は何を解説しようかなぁ?


With best regards.



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