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あいんふぁいんせんきゅー。あんじゅー?

こんにちは!あべっくもわです😄🤙

いやぁ、最近急に暑くなってきて体がついていけずバテバテな人も多いのではないでしょうか・・・?

さて、そんな時英語で「How are you?」と聞かれたらあなたはどう答えますか?

大抵の日本人は「暑いなぁ」と思いつつ、「I’m fine!!」と答えちゃうそうです。というわけなので今回は「英語の最初の挨拶」についてと「fine」についても解説していきます!


中学校の英語の授業の会話で最初に習うものってとりあえず

-Hello. How are you?
- I’m fine thank you. And you? 
-I’m fine too.

って感じじゃないでしょうか。私もなんでこれが中学英語の最初の文章で採用されたのか詳細は知りませんが、最近この英会話について

ネイティブはI’m fineなんて言わない!

怒り狂っている記事を見かけるのですが、、結論から言うと

ネイティブも使うっちゃ使います。ただ使う国やシチュエーションによって意味が変わって来るのでよく理解して使う必要があります。ちなみに私の感覚だと、まあまあ使う国がイギリスで、I’m fineではなく「I’m good」とかをよく言うのがアメリカです。


さて、根本的なことですが、「fine」の意味を皆さんはご存知ですか?

I’m fine!」を「元気です!」と習ったので元気という意味だと思いがちですが、本来の意味は「なんの混じり気もない純粋」です。なので「純金」は「fine gold 」と言われます。欲しいですよね。

なので

I’m fine!

全く曇りがない青天のような晴れ晴れした気持ち!!

というイメージです。

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このイメージをイギリスでは「めっちゃ元気!」や「(死にそうだけど)ギリギリで生きてるわ」みたいな皮肉った言い方で言うそうです。


さて、ではなぜ日常会話の中で「I’m fine!」があまり使われないのかと言うと、会話が続かず話が膨らまないから使わないんです。友達に「最近どう?」って聞いて満面の笑みで「悪いところひとつもなく快調だよ!」って言われるとその後会話を広げにくくないですか? あとなんか適当に返されてる感ありますよね。

なのでネイティブでもテキトーに話を流したい時とかにI’mを付けずに「fine」と言う時もあります。(「元気元気」みたいな感じ)

そしてこの「I’m fine」が一番使われるパターンがあります。それは「病み上がり」や「体調に問題がない」時です。例えば、

- How are you? I heard from Nancy that you were involved in a traffic accident.    
「大丈夫?ナンシーから君が交通事故に巻き込まれたって聞いたけど、、」
- I’m fine. The car broke, not me.  
「全然大丈夫だよ。僕じゃなくて車が壊れた。」

これは交通事故にあったけど乗ってた車が大破しただけ自分は無傷だった。もしくは車がぶつかったけど自分が頑丈すぎて車が壊れたという文ですね。

このように、「fine」の本来の意味や使い方など、なんとなくイメージいただけたら幸いです!


さて続いてはいろんな返答ヴァリエーションです。

この「How are you ?」という会話自体「会話の軽い導入」みたいなものなので、大体は「I’m」を付けずに言いますが、付けても付けなくてもどっちでも良いです(I’m をつけるとちょっとフォーマルな印象)。例えば、

- How are you doing??  
-(I’m) great!!
「めっちゃ元気!」

-Excellent!!!「最高!」  
-So good  「良いかんじ」

がよく使われて、自分の状況とかを詳しく言いたい時は「not bad 悪くないよ」や「Okay 大丈夫」と言ってその後に「except that~  ~以外はね。」という感じで会話しがちです。例えば

- How are you doing?? 
「調子どう?」
- Ah,,,Okay, except that I was suddenly dumped by my girlfriend. 
「あ、、大丈夫だよ。彼女に突然フられたこと以外はね。」

と、いう感じです。


ちなみにですが、会話の始まり方「How are you doing?」以外にも会話の始まり方には種類があり、

- How’s everything (going)??  「最近調子どう?(直訳:全ての物事がどう進んでますか?)」
この質問は近状について聞いてるので、生活や仕事などについて話すといいと思います。良ければ「Everything is good(全ての良いよ)」や「Everything is going well (全部上手くいってるよ)」がよく言われます。

- What’s up??  「元気?(気分が上に行っている?)」
- What’s going on?「どうしたの?(直訳:何が始まろうとしてる?)」 
この「what系」の質問をされたら、ぱっと見の様子とか雰囲気を聞いてるので何も無ければ「Nothing much 別に何も無いよ」と言い、「just about to go to a McDonald’s ちょうどマクドナルドに行くところ」と言うふうに、直前にあったこと今から行うことを言うのが普通です。

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あとは良くあるのが「How are you doing?」に対して「Hi, How are you doing ?」や「Hey, What’s up?」と逆に質問で返されるパターンです。

先ほども言いましたがこれは会話の導入みたいなものなので、これらの質問を「Hello」や「Hi」と同じ感覚で使います。もし逆に質問で返されたらそのままその質問に答えると良いと思います。


ここまで長々と会話の導入「How are you doing ??」について解説していましたが、あくまで全て会話例で、結局のところ正解はないです。

日本語でも「最近どうよ?」と聞かれたら「死にそうだけどまだ死んでないわw」みたいな狂った返事をする奴もいると思いますから、とりあえず英会話も質問されたらそのまま答えて会話をすれば良いだけだと思いますよ。ネイティブが使ってないから~」とかいちいち言っていると一向に会話が進まないので、重要なのは「相手が何を言いたいのか汲み取ろうとすること」と「自分が伝えたいことを一生懸命伝えようとすること」 だと思います。


あとついでに、イギリス発音とアメリカ発音の違いについてもとやかく言う人がいると思いますが、これも結局は伝えようとすることが大切だと思うので、最初は発音も間違ってもいいので話まくって聴きまくることが大事だともいます。(もし留学したらそんなこと考える暇ないですからね。)


最後の方は話がそれちゃいましたが、こんな感じで如何だったでしょうか?

英語の最初に習う会話の導入についての考えが少しでも変われば良いなと思いながら書いてみました。


もし参考になれば嬉しいです。


それでは、また次回!!


Have a good day😊🤙


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