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Vol. 5 与論島~非日常を求めて

 情報過多な街から逃れること、では何処へ行こうか。
 盲点は意外と都内ホテルも対象となる。目的地からの少なくとも帰路の移動に伴う疲労は発生しない、また、PC環境含め衣食住日常生活からの最低限の一時避難は可能だ。只、そこには心地良い深呼吸はセットにはなり辛い。
 都内から離れるとなると可能でるなら観光地の人の多さも避けたい。
 では其処は「山」それとも「海」?私は迷うところ無く五感が刺激される「海」を択ぶ。
 「北」か「南」か?出来ることなら「寒さストレス」からも開放されたいとなると「東京よりも南で波音が聞こえる場所」。これでも、まだまだ選択地は絞られてはいない。船は移動手段で使いたくない、海岸線にホテルがあること、まだ訪れてはいない所等々消去法作業をした結果与論島が残った。

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 日本列島全体を入れようとすると上記地図。これでは与論島は小さい。

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 与論島は沖縄の隣23kmに位置しながら鹿児島県最南端。

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 行政区は鹿児島県に属しているが、食事をはじめ文化の様相は明らかに琉球文化が見られる。島の人口は約5000人、面積約21㎢。プロペラ機が降り立つ小さな空港を持つ島。車がなくとも過ごせる大きさが私には何よりも魅力的だった。
 用意した二冊の本はとうとう一ページも読むこと無く短い二泊三日は終了。

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