白鳥

観光地の悪ふざけ それとも遊び?

 雨の日に河口湖に到着したが翌日から青空がきれいな天候に恵まれる。
 今回連泊のお陰でいつもは部屋から眺めるだけの河口湖遊歩道を二回歩くことが出来た。一回目はパートナーとゆっくり散策し、二回目は私だけがウォーキング目的で時間を計りながら歩いた。
 同じ湖畔を歩くにしても、誰と歩くのか、その目的や歩く形態によって同じ風景から見えてくる景色も変化する。
 こまめに写真を撮りながら歩いた一回目。

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 観光地でよく見かけているスワンボートに何故か見た瞬間違和感満載
 これほど睫毛を盛ったスワンボートだった?と二人で笑ってしまう。

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 因みに本物の白鳥横顔をご参照ください。
 睫毛を盛った白鳥の後に他のスワンボートを注意して見ていくと、それらも随分と遊ばれていて目の描かれ方には種類があった。こんなところまで注視されないだろうと製作者は遊んで描いたのか、謎。

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 今度は、道路脇の像。それも、台座も無く計器の横に何の設置意図も感じられず在った。ホテル内で置き場に困り、ホテル向かいの植栽に入れ込んだとしか言いようがない。この像の浮きまくった姿は更に下の写真をご覧ください。

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 道路よりも低い湖畔沿いを全て歩くとこの像には会えない。この像に限らず、富士山ばかりを見ていても見過ごす可能性は高い。
 同情は起きても全く心に静かに響き訴えてくる像ではないが、会えたこと、これも一期一会なのだろうか。

 ツアーで訪れ、足早に「此処が河口湖です」「はい、富士山がきれいに見えますね」のガイドでは見えない風景の一つ。

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