選択肢があり過ぎることの不自由さ:遠い南の島で知る
以前に慶良間諸島の阿嘉島へ一泊した時は、普段の利便性から離れた島に滞在すること自体が初めてで何もかもが新鮮だった。
「この島では此処にしかお店がありません」と島へ渡ってきた際に云われ、実際散策中に訪ねてみると売り切れ寸前の商品棚に見えるほど店内には品が少なかった。
何もかも代表選手が置かれているような陳列棚だった。
例えば、マヨネーズを購入するとしても提供している会社を択べず棚にある一社だけ、容量も一種類だけと至ってシンプル。こちらに選択権は無い。
この状況に近いお