マガジンのカバー画像

よみ人しらず:雑感

254
本当は送信先があるひとりごと
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

クリスマス飾りとお正月飾りの同居

 日本では単に商業的な利用価値で広がったクリスマスに過ぎない為、おそらく12月26日クリスマスが過ぎると街中の商業施設同様あっという間にツリー等は何事も無かったようにしまわれお正月準備へと気分諸共変わるのだろう。宗教行事ではなく七夕程度の扱いの世間一般のクリスマスであれば本をパタンと閉じるよう家の中が変わっても仕方ない。  戸建てで門扉もある、となれば配布された紙門松を破棄することも気が引けいつものように29日や30日を避け12月28日に飾った。  日本人として準備するだろ

厳しい状況において「頑張れ」の応援は禁句かしら:家族が難病に罹患

 去年12月中旬から個人的にとても厳しい状況に置かれている、それも悲しいかな出口は全く見えない。  追い打ちをかけるように盛夏に病気で家族のMoon(ミニレッキス)が急死する。これ程精神的に悲しみに追い込まれたことはない。  病気ではないかと疑い様々調べ、検査を受けるまでにも時間を要した。やっと早春に検査結果が出るが、投薬もなく治療法も現時点で全くない国の難病指定に罹患したことが判明する。  自身も生涯薬を飲み続けなくてはいけない病気と今は静かにしているもう一つ厄介な病気を

「ある男」:平穏ではわからない名の重みとしがらみ

 映画レビューではネタバレしないことを課している為詳しくは書けなかった部分と雑感。  男性よりも女性は圧倒的に婚姻で苗字を変えることが多い。その意味ではこの作品を観て名前の重さや変わることへの思いが若干でも伝わるのは女性かもしれない。(*個人的なことでは属性が女性つまり女の子も含め女性である場合、ある程度人間関係の距離が近くなった時点で相手に許可を得て苗字ではなく名前で呼ぶようにしている。どのような個人的な事情が発生しようと基本名前は変わらない。)  作品の中でも、女性の婚