ハレとケの境界が薄れる中にある日常と非日常・・・ レストランPremierにて
日本民俗学の柳田國男氏が云われるように昭和初期には既にケの存在が薄れてきたと指摘されている。ここでは詳しくは触れないが背景には産業構成自体が第一次産業から変移したことが大きいのだろう。農作業という地道な、且つ、日々の作業によって成り立つ生活からの解放は日本人の生活を変えてきたのだろうことは教科書で学ばなくとも理解可能だ。
我慢する生活、耐える生活から解かれる同時に、ハレとケの境界はあいまいになり、SNSの影響も手伝いハレが溢れている現代。
自身の生活を振り返っても、いつ