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よみ人しらず:雑感

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2019年12月の記事一覧

2019年 5段階評価4以上

 絞り込む作業は後程:  「エマの瞳」  「マックイーン モードの反逆児」  「僕たちは希望という名の列車に乗った」  「ハウス・ジャック・ビルト」  「COLD WAR あの歌、2つの心」  「BPM ビート・パー・ミニット」  「北の果ての小さな村で」  「ロケットマン」  「アポロ11 完全版」  「トールキン 旅のはじまり」  「フリー・ソロ」  「プライベート・ウォー」  「ひとよ」  13作品は全体からみると約一割にあたる。それを多いと取るのか否かは価値基準夫々

映画記録

 ネット配信の作品も観る為に基本的に映画館上映を優先して記録しているが、それでも全てというわけではない。かなり実際鑑賞した数とは離れている。  とても個人的な映画備忘録ではあるが、こうして配信する以上はネタバレはしないようその点については細心の注意を払っている。*その為に、時に奥歯に物が挟まったような回になることもしばしば。  作品を振り返る時に必要な背景として、原題、監督、制作年、制作国、キャスティングは必須項目。欲を云えば脚本家も残したいところ。個人的感想などは、観る度に

Join in :ビーチバレー

 泳ぐつもりは全くなかったが、滞在中何度かホテル前のビーチチェアでゆっくり時を過ごした。そうした時に、何となく視界に入っていたビーチバレー。その日、三面あるコートの二面で遊んでいる人らがいた。  最初は注視したわけでもなく、只、波をみているような感じで眺めていた。ふと、あるグループ構成が気になり始めた。  6人の関係が全く読めないのだ。年齢も小学生から30代、肌の色も白人、黒人、アジア等とバラバラで親戚グループというにも無理がある。  その内、小学生の二人の男の子を連れた男

ヘリコプター事故 カウアイ島

 カウアイ島12/26に観光用ヘリコプター墜落事故が起きた。  他人事ではなく、私は母へクリスマスプレゼントとしてヘリコプター遊覧を今回準備していた。  12/21が予定だった。残念なことに天候が思わしくない。前日から雨模様の上風も強くなってくる。  深夜スマートフォンで強風警報を確認した時は、素直に諦めた。  今回は2月の時と同じくファーストシートを予約していた為、キャンセルによる返金がない場合二人で約7万円が消えることは正直溜息ではあるが、ガスがかかった中を飛行するこ

言葉を投げる 静と動

 人と会った時、日本人の多くは挨拶の中に会釈が入る。もし、面識がない人であれば言葉は発せずとも会釈はする。  カウアイ島で宿泊したマリオットリゾートでは、宿泊者も其処で働く方々もとても良く挨拶を交わす、相手が初めて会う人であっても。  それが、移民の国アメリカだからなのか、それとも、登山ですれ違う時に挨拶を交わすようなリゾート地が醸すものか。その理由は絞れないが、それでも、これはとても心地良いことだった。  例えば、狭いエレベータに乗り合わせた時、無言で居るよりもはるかに気

Happy Holidays

 これまでの旅行ではクリスマスイヴに日本を発ち、日付変更線を超え同じクリスマスイヴにハワイ諸島に到着する日程ばかりで、少しばかりプレゼントを多めにいただいたようだった。だが、今回はクリスマスイヴにカウアイ島を発ち(=イヴを楽しまない内に)クリスマス当日のそれも夕方に成田到着、と理不尽。  まるで練習無しにクリスマスの主行事の一つ聖劇に立たされるような感じだった。  それでも、アメリカのクリスマスシーズンを十分に楽しんではきた。  アメリカと日本の比較全体の印象では、日本は意

気温26°のカウアイから日本へ

 到着翌日からの雨は収まったが、波は高い。  打ち寄せる波音とニワトリの鳴き声で目覚める最終日。  イブにカウアイを発つ為、こちらのクリスマスを楽しめないことが一番の残念だ。  母も不思議がるほど私たちの他に日本人には会わず、十分に異国の地を楽しめた。  今、朝7時、名残り惜しいけれども、さぁ帰国準備。

待っていた青空 Kauai

 明日は帰国という朝からようやくハワイらしい青空に会える。  この時期がハワイ諸島では雨季であることは承知だったが、これまでの訪問でこれほど雨に日程変更を促されたことは一度もなかった。  ハワイらしい絵ではないが、考えようでは曇り空のお陰で母と重装備なしに波打ち際の散策ができたとも言える。  与えられた環境には隠された楽しみがある。  それにしても暴風警報など観光先で中々巡り会わないものだ。

三度目の正直

 「潮吹き岩」何故か胡散臭、そう直感するのは私だけだろうか。  最初の訪問では晴天で凪の条件となると、ネーミングに関係なく期待することに無理はあった。それでも、「やはりね」の一生懸命観光目的地を見つけ取り敢えずパッケージで誤魔化したような世界は痛い。  二回目は、今回母と訪れた。三人の中でその名に相応しい吹き上げを見たのは母の言葉を信じると三人の中で母一人だけ。これをカウントして良いのかは微妙。  そして、三回目が今日。  暴風警報発令中となると「これくらいは楽しませて」

暴風警報:ハワイ諸島全域

 明日はヘリでの空中散歩予定、だが、あまりの風の強さにネットで天気予報を調べるとまさかの赤文字の警報!文字がそこにあった。  ホノルル周辺止まりだった警報も当日明け方にはハワイ諸島最北に位置するカウアイ島まで警報域に入る。  ヘリコプター運営会社へ電話で確認の必要がないほど、いつもであれば観光ヘリやセスナの音が聞こえない。  折角の母へのクリスマスプレゼントが流れてしまう。  仕方なく上空から見る筈だったワイメアキャニオンへドライブ。  せめての救いか、中々取れなかったガス

旅先の雨

 前回訪問したダニエルKイノウエキラウエア灯台へは月曜日だった為奥の灯台までは行くことが出来ず手前から全景を見た。   澄みきった青空とどこまでも青い空の境界線に在る灯台の傍で360度遮られない周囲の景色を見られなかったことは心残りになる。  今回こそは叶うかと限られた日程の中で足を運んだが、雨。朝から雨。  それもハワイでよく経験するしばらくすると通り過ぎる雨ではなかった。  止みそうにない雨に願いを込めて訪問するのは私たちだけではなかった。  そこで展開した風景は見たか

甘い罠

 年に一二回海外旅行をする。訪ねたい都市や場所が多過ぎる為に回数を優先し、エコノミーシートも仕方なしの心構えだった。  しかし、今回は母が一緒だったこともあってビジネスシートを利用する。  搭乗前のラウンジから違うというより格差があった。機内では映画視聴を始め、何もかもストレスフリー。ネットでよく見かける機内マナーの悪さランキング等の世界が此処では無縁。  機内アテンダントの方と「一度利用するとエコノミーに戻ることは至難の業ですね」と雑談しているとイタズラっぽい笑顔を添えて

今日から二度目のカウアイ島

 再訪したいと離れた今年の2月カウアイ島訪問。  こんなにも早く訪問できるなど予想だにしなかった。今回は、私の母も同行し三人で過ごす。マウイ島がそうであったように、もう一度訪れたいと心が残る帰国がある。  カウアイ島も小さな島でありながら、曜日の関係で行けなかった場所もあり四日間滞在自体が慌ただしく悔いが残った。  今回は二度目の訪問とあって位置関係で迷うこともない。日程も一日長く確保しているため、ゆっくりとした日々が過ごせることを期待している。  19日20:00に成田を発

安全神話いつまで・どこまで

 明後日からの旅行に控えて母が上京してきた。  念の為、時間よりも早めに羽田空港に着いたが長崎からの便は到着時間を今回も10分ほどの遅延する。運が悪いのか、ここのところ離陸待ちも含め親子で便の遅れに巻き込まれている。    約30分程待っている間、空港内ウオッチング。  到着ロビーにあるカレー屋さん。最初は店先に荷物が山積みで置かれ、見た目損なっていると印象を受けたが店の前に置かれたカートに親切に覆いのクロスをかけている店の方。  私は「その後は?」と見ていると、覆いだけかけ