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たのしく使うG・B・Fデッキの構築【ビーフォース】

はじめまして、あばた〜です。
3年ほど前から遊戯王を本格的にプレイし始め、主に友人とのフリープレイを中心に楽しんでいます。
このブログでは主に大会用ではなく、身内でのデュエルや店舗で開催されるフリーデュエル会(最近だと遊戯王の日というのがありますね)で使用するためのデッキ構築を紹介していこうと思います。というかほぼ僕が使っているデッキの紹介です。半分備忘録代わりに不定期更新していこうと思います。

さて自己紹介もそこそこに今回紹介するのはタイトル通り【B・F】デッキ。
B・F(ビーフォース)はカッコイイ蜂の姿をしたモンスターを中心としたシンクロテーマで、サーチ効果と制圧能力を持つ最強に汎用性のあるチューナーを擁しているにもかかわらずイマイチ人気が無いというか、言ってしまえば検索しても全然リストも動かし方も出てこない謎のテーマと化しています。
ですのでB・F紹介記事の母数を増やし、このさわやかな夏の風のように素敵な昆虫族テーマを使いたい!と思った人の道しるべとなるようにとりあえず僕が使っているデッキと回し方を紹介します。

(2020/10/10追記)
改良版の記事ができました!
この記事を読んでから読むとよりわかりやすいですが、改良版だけ読んでもわかるようになっているのでこちらを是非お読みください!
https://note.com/avater2020/n/ndee4f28536b4

デッキ構築

まずは構築から。

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フリー想定なのでサイドはありません。

さてリストを見た人はもうお気づきかと思いますが、このデッキはB・Fと、黒光りしてカサカサ動く裏・夏の風物詩軍団の協力によって戦うデッキです。デッキ名のGはそういうことですね。
この構築の強みは3つあります。
①上振れ、下振れに対応した初動展開
②半永久的にリソースの尽きないピコ蝶ループ
③疲弊した相手に襲い掛かるG軍団の暴力

順に紹介していきましょう。

①上振れ、下振れに対応した初動展開

このデッキのキーカードは何と言ってもB・F-毒針のニードルです。

①の効果は召喚・特殊召喚成功時にB・Fモンスターをサーチする効果、②の効果は自身以外の昆虫族をリリースして相手モンスター1体の効果を無効にする効果です。
最強の汎用チューナーというのは大げさでなく、まず①の効果でもう1枚のキーカードであるB・F-必中のピンにアクセスすることができます。

必中のピンは自分の場に昆虫族モンスターがいると手札から特殊召喚できます。つまりニードル1枚からチューナーを含むモンスター2体を用意することができます。おや、これはもしかして……?

と、いきたいところなのですが。
リンでクロスなアイツ牢獄にぶち込まれたことによってこのままハリファイバーにつなげると後の展開で詰まってしまいます。
というわけで今回はアイツ抜きでやっていくための、要求値がすこし高めの上振れ展開と、最低限できたらいいなぁという下振れ展開に分けて紹介します。

まずは上振れ展開から。
結論から言うと2妨害1サーチを作ることができます。

頼もしい新人も使っていくよ。

要求される手札は次のものです。
ニードル+ピンorツインボウ+プリミティブバタフライor予想GUY

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手順は以下です。
1.予想GUYでシャインブラックを特殊召喚(SS)orプリミティブバタフライSS
2.手札からニードルを召喚しツインボウかピンの無い方をサーチ
3.場の2体でハリファイバーSS、効果でデッキから2体目のニードルSS
4.手札からピンを自身の効果でSS。効果でとりあえず相手に200ダメージ
5.ニードルとピンで武力の軍奏SS、効果で墓地のニードルを蘇生
6.手札からツインボウを自身の効果でSS。ここからEX昆虫縛りがつく
7.武力の軍奏とツインボウでローカストキングSS
8.ニードルとハリファイバーで熾天蝶SS、効果でカウンターがひとつ乗る
9.相手ターンに熾天蝶の効果でニードルを蘇生、アルバレストをサーチ

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この盤面ができるとニードルの②の効果と、ローカストキングの②の効果「フィールドのモンスターの効果が発動した時、X素材を取ってそのモンスターを対象にし、そのモンスターの効果を(永続的に!)無効にする」で2回妨害をすることができます。このときニードルのコストは蝶がおススメです(後述する戦術のポイントでもあります)。ローカストキングの追加効果はキング自身のDEFを500上げてやることで場持ちがよくなり、次のターン以降暴れられるのでおススメです。
また、ニードルのサーチ先はアルバレストが良いと思います。ニードルはDEFが低く突破されやすいのですが、アルバレストは召喚時に墓地からレベル3以下の昆虫を蘇生する能力を持っています。たとえ盤面をどうにか返されても、アルバレストの通常召喚から6シンクロ+サーチができ、そのまま押し切れることも多いです。

さて、上振れ展開の紹介は以上ですが多くの読者はこう思ったはず。

「手札3枚で初動とか無理じゃね」

そうなんですよ!一応ニードルを引けていないときはレベル1モンスターを孵化で無理やりニードルに変えてどうにかできないこともないのですが、毎回上振れようとすると少し無理なことがあります。

そこで今から紹介するのはどうにか初動を2枚に抑えた下振れ展開です。
アイツが居た頃は1枚初動、2枚で上振れられたのにどうして……。

悲しんでいても仕方がありません。要求される手札は以下の2枚。
ニードル+SSできる昆虫

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「ワオ!簡単そうだ!!」「結局ニードル要るんじゃねえかカス」
様々感想はあると思いますが、後者に関しては通常召喚したピンを孵化させることでカバーできたりして意外とうまくいくということだけ伝えておきましょう。手順は以下です。
0.SSできる昆虫がプリミティブバタフライなら最初にSS
1.ニードル召喚、ピンかツインボウの持っていない方をサーチ
2.ピンかツインボウをSS
3.場に昆虫が3匹になるようにもう1匹SS(0で1匹出てたらスキップ)
4.場の2匹でピコファレーナをSS、効果で適当な手札を切って余った1匹にデッキから応戦するGを装備する
5.ピコファレーナと1匹で熾天蝶をSS、カウンターを2個のせつつ応戦するGの墓地に送られた場合の効果で増殖するGをサーチ
6.相手ターンに蝶の効果でニードル蘇生、アルバレストをサーチ

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なんということでしょう。
下振れとか言いつつ最強の手札誘発カード増殖するGを持ちながら1妨害1サーチ。増Gなんてフリーで持っていくと怒られるのでは?と思うかもしれませんが我ら立派な昆虫族。むしろ他が使っている方がおかしい。「流れでしれっと増殖するGにアクセスできる」のは昆虫族の特権だと思います。
さておき、この展開のポイントはとにかく場にニードル含む昆虫族が3体並べばできるという点にあります。EXから出すモンスターもすべて昆虫のため縛りを気にする必要はありません。今回は採用していませんが墓地さえ肥えればジャイアントワームとかも使えます。
上振れ展開と同様にアルバレストをサーチしているので、場が全滅してもターンが返ってくれば展開可能な点が特徴です。このデッキの基本的な展開はこちらの方になるでしょう。
あと上振れの方に無い利点としてはエフェクト・ヴェーラーなど他の手札誘発のほかに増殖するGによるG・ボールパークの引き込みが期待できることがあります。G・ボールパークは馬鹿が考えたのか?と疑わしくなるほどのパワカなのでこれにアクセスするだけで一気に有利になり勝利へと近づきます(後述)。

というわけでここまでが初動展開のお話しでした。意識しておくことをまとめるなら「とにかくニードル含む3体を並べる」「予想GUYかプリミティブバタフライとニードルがあれば上振れを狙えないか考える」の2点です。

さて、このデッキは最初のターンさえしのげばリソース勝負に持ち込めるためぶっちゃけ返しからはアドリブで何とでもなることも多いです。
ですがせっかくなのでこのデッキがターンを返してもらったあと、
相手といかに差をつけるかというのを解説していこうと思います。

②半永久的にリソースの尽きないピコ蝶ループ

もしこの見出し時点で「そういうことか」とすべてを理解した人には、残念ながら僕から教えることなど何も残っていないのですが、僕自身はデッキを回し始めてしばらく経ってから気がついた最強ムーヴだったので紹介。
ピコ蝶ループ(たぶん命名:あばた~)とはその名の通り甲虫装機ピコファレーナと熾天蝶を利用して毎ターン同じ妨害盤面を作り続けるこのデッキの核となる戦術のことです。さっそく具体例を示しましょう。

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①で紹介した初動盤面からターンが返ってきて、素直にアルバレストを召喚してニードルを蘇生し、さらにピンをサーチして出すとおおよそこのような状態になると思います。(余談ですが、僕は蟲惑魔も好きです)
この状態でニードルとアルバレストでピコファレーナをSSし、2の効果で墓地のアルバレスト、ピコファレーナ、熾天蝶をデッキに戻して1ドロー、そのままピンとピコで熾天蝶をSSすると……。

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おやおやおやおや。
なんだか見覚えのある盤面と手札です。しかも手札消費がありません。
ピコファレーナの採用枚数が2枚な理由はこれです。このデッキは最初のターンの返し以降、半永久的に妨害盤面を敷き続けることができます。
しかし画像の例だとただ繰り返し状況再現をしているだけになっています。

ですがよく考えてください。増殖するGなりローカストキングなりでこれ以外のリソースは確実に余っているのです。アルバレストに追加で1体SSするだけで、6シンクロでヴォウジェを出して相手の大型モンスターを突破しつつ再び妨害を構えたり、G・ボールパークが引けていればさらに酷いことができます(後述)。

ぶっちゃけビーフォースシンクロの中では一番強いと思う、ヴォウジェ。

あと地味に毎ループごとにピンの効果で200ポイントのダメージが入ります。この200ポイントで戦局が動くことはあまりない気もしますが塵も積もれば山となる。相手がダメージ反応型のカードを使っているとかでない限りはとりあえずチクチクしておきましょう。相手はムカつくこと間違いなし、精神攻撃は決闘者の基本スキルです。

初動盤面でしのぎ、ピコ蝶ループでリソース勝負を仕掛けていると、ついにその時はやってきます。

「俺のターン!ドロー!」(チラッ)

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「よしっ!」
というわけで次はとうとうこのデッキ最強のキルムーヴであるG・ボールパークを使った更なる展開について紹介したいと思います。

③疲弊した相手に襲い掛かるG軍団の暴力

G・ボールパークの効果はご存じでしょうか?

①の効果と②の効果があるのですが、注目すべきは①の効果。

①:ダメージ計算時に発動できる。その戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージを0にし、自分のデッキからレベル4以下の昆虫族モンスター1体を墓地へ送る。この効果で通常モンスターが墓地へ送られた場合、さらにその同名モンスターを自分の手札・デッキ・墓地から任意の数だけ選んで特殊召喚できる。

「長いぜ!」って人のために簡潔に言うと「ダメージ計算時に(超重要)手札デッキ墓地からGがうじゃうじゃわきだしてくる」という効果です。
例を示すと、ピコ蝶ループからヴォウジェをシンクロ召喚し、ピンを相手に自爆特攻させるとダメージも無しに以下の状況になります。

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撮影のためにフィールドをすこし詰めてありますが、伝わるでしょうかこの圧倒的存在感。彼らはG戦隊シャインブラック。G・ボールパークを貼っているとどこからともなく飛来する昆虫族・地属性で攻撃力2000のレベル4モンスターです。単純に総合火力が急上昇するだけでなく、実質使い放題のリソースとして駆け回ることになります。

まず彼らは昆虫族。一度特殊召喚に成功してしまえばピコファレーナと熾天蝶の素材には困らなくなるでしょう。しかもピコファレーナの②の効果で1匹だけデッキに戻してあげれば毎ターン(必要ならば相手ターンでも!)3匹の火力の出るリンク素材がフィールドに生成されます。喧嘩は数だよ兄貴、力こそパワー、アブソリュートパワーフォースです。

また彼らはレベル4。遊戯王OCGにおいてレベル4であることは特別な意味を持ちます。そう、ランク4エクシーズモンスターの存在ですね。
ランク4のエクシーズモンスターというのは何かと強力なカードが多く、このデッキでは場に出たときに相手のモンスター、魔法罠、手札を対象をとらずに墓地送りにする塊斬機ラプラシアンを採用しています。

ラプラシアンは一度に3つの素材を取り除くことができるため、すぐにでもシャインブラックを再利用したいこのデッキとは相性がいいです。あるいは別のエクシーズモンスターを採用するのもいいでしょう。(大正義とかね!)
ニードルとシンクロすればパパっと6シンクロできるのもレベル4のいいところですね。

さらに!このデッキでは初動で紹介したようにSSできる昆虫族の需要がありますが、シャインブラックは予想GUYに対応しています。予想GUYは強力なカードですが、通常モンスターはデッキの動きを阻害しがちなため使いにくさがあるところをG・ボールパークと一緒に採用することで明確なシナジーを産み出し、G・ボールパークとシャインブラックの壊れコンビの力で予想GUYをも雑に使えるパワカに変貌させることができているのです。

そしてG・ボールパークそのものの特徴として強調したように、シャインブラックをデッキから特殊召喚するのはダメージ計算時、すなわちダメステ中の出来事です。ダメージステップ中にカードを発動する場合、基本的に攻守をいじる効果か『発動』を無効にするカードしか発動することができません。つまり灰流うらら幽鬼うさぎによる妨害をかいくぐることができます。ちなみに屋敷わらしは『発動』を無効にする効果なので彼女には妨害されてしまいます。ゴスロリには気をつけましょう。

というわけで、G・ボールパークとそこから出てくるシャインブラックがいかに強いかということが伝えられたでしょうか。ボールパークから一気に差をつけることができたらあとは手札や場を見てうまく火力を出せばそのままゲームエンドへ持っていくことができます。
このデッキではG・ボールパークの発動が目指すべき最終目標であり、そこに至るまでなんとかしのぎ相手を疲弊させておくというのが王道の流れになります。
ちなみにボールパークを初手に持っている場合(そうしないと場ががら空きになってしまうという緊急時以外は)先攻で貼る必要はないと思います。見えているボールパークほど嫌われているものもありません。考えてもみてください。Gの巣が目に見える場所にあったらわざわざつつきに行かず遠くから洗剤とか殺虫剤をぶっかけるでしょう?そういうことです。
また余談ですがシャインブラックの代わりにキラー・ビーを採用するという手もあります。

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見た目にもB・Fの親戚っぽいし、シャインブラックはちょっと高いのでこっちをストレージから拾ってくる手もあります。一応このカードを採用した場合の強みとして御前試合に強くなること、ゴキポールによる破壊効果の対象範囲が広くなることなどがあります。

このデッキの弱点

そりゃーいろいろあります。まず最近流行りの禁じられた一滴には無力ですし、魔法罠を止める手段はありません。手札誘発に弱いのも変わりません。こればかりは環境外デッキの多少仕方のない部分ではあります。
中でも墓穴の指名者は最悪です。墓地のニードルを蘇生する瞬間に狙い撃たれた場合、蘇生できないだけでなく次のターンもニードルの効果が使えないのでほぼ詰みます。G・ボールパークを通せれば巻き返しも考えられますが、その際もシャインブラックを除外されると痛手になります。

とにかく墓地除外が徹底的につらい!
逆に相手してて勝てねーとなったらそういうカードを入れるといいです。
間違ってもメタファイズとかには喧嘩を売らない方がいいでしょう。

おわりに

どうでしたかね?人生初ブログで、遊戯王歴も浅くガチ勢でもないのでいろいろ詰めの甘い部分はあると思います(予防線)が、もしこれを読んで「B・F使いてえ!」とか「Gデッキ組むか……」とか「意外と侮れんな、昆虫族」とか「いまだにメインデッキ最高打点がグレートモスなのはどうなんだ昆虫族よ」とか思ってくれたら嬉しいです。

最後に改めてリストを文字に起こしておきます。カード名がわかんない時は見てください。
あと有料(100円)で紹介しなかったカードの採用理由と、不採用になったカードのことも書いておきます。だいたい見てたらわかると思いますが、お金を払いてぇ~と思ったら購入してください。みなさんの100円が積み重なり僕のもとに灰流うららを届けるのです(欲望の化身)。
あとコメントもお願いします!!!(承認欲求の化身)
ではまた。

(2020年9月2日追記)
時間も経ったので無料公開部分を全採用カード解説まで広げます!
実は今使っている構築とは結構変わっている部分も多いので、改良型はいつか改めて記事にしようと思います。
不採用カードは見なくてもいいですが、もしここまでで100円を投げてもいいなと思えていたら遠慮なく投げてください!
ちなみにいまのところひとりの方に購入していただきました!ありがとうございました!灰流うららまでもう少し。
これを読んでくれているあなた、ぜひよろしくお願いします!!!

(2020年10月7日追記)
さらに時間が経過したので本記事を完全無料公開にします!
不採用カードについての記述も見られるようになりました。
購入してくださった方、ありがとうございました!

(2020/10/10)
冒頭でも言いましたが改良版の記事があります!
ぜひご覧ください!
https://note.com/avater2020/n/ndee4f28536b4

【モンスター】25枚
B・F-毒針のニードル 3枚
B・F-必中のピン 3枚
B・F-連撃のツインボウ 3枚
B・F-早撃ちのアルバレスト 1枚
プリミティブ・バタフライ 2枚
ゴキポール 1枚
応戦するG 1枚
増殖するG 1枚
G戦隊 シャインブラック 3枚
寄生虫パラノイド 1枚
エフェクト・ヴェーラー 1枚
スモーク・モスキート 1枚
粘糸壊獣クモグス 2枚
【魔法】13枚
テラ・フォーミング 1枚
おろかな埋葬 1枚
死者蘇生 1枚
蘇生の蜂玉 2枚
孵化 3枚
予想GUY 2枚
G・ボールパーク 3枚
【罠】2枚
メタバース 1枚
B・F・N 1枚
【エクストラ】15枚
水晶機巧ーハリファイバー 1枚
甲虫装機 ピコファレーナ 2枚
熾天蝶 2枚
アクセスコード・トーカー 1枚
武力の軍奏 1枚
B・F-霊弓のアズサ 1枚
B・F-突撃のヴォウジェ 1枚
B・F-降魔弓のハマ 1枚
シューティング・ライザー・ドラゴン 1枚
ブラック・ローズ・ドラゴン 1枚
天威の龍鬼神 1枚
No.3 地獄蝉王ローカスト・キング 1枚
塊斬機ラプラシアン 1枚

紹介しなかったカードの採用理由

プリミティブ・バタフライ

プリミティブ・バタフライ、高かったです。
それはともかく、プリミティブ・バタフライは自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できるルール効果と、1ターンに1度自分の昆虫族すべてのレベルを1だけあげる効果を持っています。
主に①のSS効果が目当てですが、先手以外で引いてもあまり強くないので採用枚数を抑えて予想GUYを増やしたり、ベイゴマタケトンボーグコンビにするのもよいと思います。ただ後攻の時にこのレベル調整能力のおかげで出せるモンスターの幅を作ることができ、突破力が上がります。また通常召喚が可能なので、邪魔なモンスターを送り付けられたときにアドバンス召喚が輝くこともあります。昆虫族であるところももちろん評価ポイントです。
採用しづらい理由はひとつあって高いんですよ、ホントに。増Gとコイツで他のカード買えると思います。おのれ定期購読特典。身内でしかデュエルしないなら海外語版を使用するのも手ですね。

ゴキポール

このデッキにおけるゴキポールは除去カードとして機能します。おろかな埋葬やピコファレーナの手札コスト、装備カード化などを通して墓地に落とし、シャインブラックをサーチ&SSすれば対象をとらずに攻撃力2000以上のモンスターを破壊できます。特にピコファレーナとの相性はよく、墓地に落とした後ピコファレーナの能力でデッキに戻すことで再利用が可能です。これを利用し場合によっては展開のために1体昆虫族を増やすカードとしても機能します。あとはおろかな埋葬を除去カードに変貌させたり、レベル3なのでローカストキングの素材になる、メタが通りそうなら応戦するGにアクセスするなど仕事は多いです。ただ、素引きして強いかといわれると絶妙なので1枚採用にしています。

応戦するG

応戦するGの③のサーチ効果についてはもう述べてあるので、ここでは①と②の効果について記すことにします。相手がモンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードを発動した時という発動条件でSSできるわけですが、②の効果との噛み合いを考えると儀式、融合を主軸とする相手に効果的です。特に影霊衣(ネクロス)は儀式魔法の墓地発動を妨害でき、融合ならシャドールはネフィリムによるアド獲得をすべて無に帰すことができます。あとは最近みかけるドラグマ召喚獣にも効果はあると思います。それ以外なら除外を苦手とするデッキ全般で発動できれば強力なプレッシャーをかけることができます(イラスト通りですね)。このデッキも除外は苦手ですが、こいつを出すと大概相手は頑張って除去してくれるので、安心してサーチしつつ自分のターンを待ちましょう。通常召喚しても除外効果が適用されるわけではないところも扱いやすいポイントです。

寄生虫パラノイド

時により妨害カードになります。対象をとる効果を持った相手のアタッカーに対して装備出来たら最高ですね。基本的にはニードル以外を処理されてしまい、このままだとワンキルされてしまう!という時に使います。ヴァレルソードドラゴンなんかが狙い目ですかね。ただ、このデッキでは②の効果がほぼ死んでいます(クモグスを出すくらい)。これを活かそうと思うなら究極変異態・インセクト女王を採用し、超進化の繭を中心としたデッキに組み替えるか、デビルドーザーを積極活用するビートダウンデッキにするのがいいと思います。面白いところだと地縛神 Uruなんかも採用できます。
僕は好みで入れていますが、変えるならエフェクト・ヴェーラーがいいかなぁと思います。一応このカードは相手の種族を昆虫族に変えてしまうので、種族統一のシナジーを大いに利用するデッキにはたま~~~に変な刺さり方をします(アダマシアとかは相手の手札が悪い時ならこれで止められたり)。

エフェクト・ヴェーラー

エフェクト・ヴェーラー、かわいいですよね。言わずと知れた超有名手札誘発です。相手メインフェイズ限定とはいえ、発動した効果のみならずそのモンスターがもつ効果を完全に消してしまうのが非常に強いです。このデッキでの採用理由は少し言いましたが、レベル1であること、ついでにチューナーであることです。レベル1というのはすなわち孵化でニードルをデッキから特殊召喚できるということ。つまり頑張れば初動になれるわけです。このビジュアルのモンスターから虫が出てくるところはあまり想像したくはありませんが、この動きでどうにかなった場面は経験上少なくはありません。これからもよろしく。余談ですが僕はfindさんという絵師の描くヴェーラーやアレイスターのイラストが好きです。気になった人はぜひ見てきてください(迷惑かもしれないのでここにリンクは貼りません)。

スモーク・モスキート

スモーク・モスキート、高いですよね。
どうして汎用性のある昆虫新規は定期購読になってしまうのか……。
さておき、このカードはいわばバトルフェーダーのように戦闘時に出てきてバトルフェイズを強制終了する効果を持っています。違う点は能力発動がダメージ計算時であること、出てきたあと除外されないこと、レベルを調整する能力を持つこと、そして昆虫族でレベル1であることです。特にこのレベル調整能力がミソで、ローカストキングのエクシーズ召喚の補助やシンクロのサポートをしてくれます。それでいて使用後も墓地にリソースとして残ってくれるうえ、レベル1なので孵化によるニードルの特殊召喚にも対応するなど、できることは多いです。ダメージ計算時に発動するのでヴァレルソードドラゴンのように攻撃宣言時の効果発動を封じてくるテクニックに対しても強いです。ただ相手モンスターの攻撃で戦闘ダメージを受けるというのが、初動でほぼ守備表示モンスターを残す都合上ダイレクトアタックくらいしかないため意外と活躍の機会は限られます。あと高いので1枚採用です。

粘糸壊獣クモグス

相手に厄介な蓋がいるなら壊獣でどかしてしまえばいい。
非常に単純かつ強力なソリューションですよね。クモグスは昆虫族の壊獣であり、このデッキは特に貧弱なステータスのモンスターが多いのでアストラムドなんとかさんをどかすのに重要な役割を果たします。ただし、せっかくどかしても壊獣の打点をこちらが超えられないと大変なことになるでしょう。そこがクモグスを採用し、同じ昆虫族の壊獣であるガダーラを採用しない理由です。クモグスのATKは2400。この数値は突撃のヴォウジェのほか、カウンターがひとつ乗った熾天蝶のATK2500でも超えられます。ピコ蝶ループでそのような熾天蝶を用意するのはたやすいため、昆虫族壊獣ならクモグスがよいでしょう。超有名壊獣のガメシエルと比較してもあちらのDEFが3000に対しこちらは2500しかないので、ハマやカウンターが2つ乗った熾天蝶で超えられます。うっかり守備表示にされてしまっても突破できるので、基本的にはクモグス優先で。一応、壊獣はすべてゴキポールを墓地に送ってシャインブラックを出すことで突破できるのは覚えておいて損はないです。

テラ・フォーミング

これの説明いる!?
僕から言えるのはテラフォはともかくメタバースは早く返してほしい。
それだけです。

おろかな埋葬

テラフォよりは説明すべき点があります。
おろかな埋葬はクモグスでも少し話しましたがゴキポールを送ることでリクルート&疑似的な除去カードとして扱えます。最近は効果破壊耐性を持つモンスターも多いですが除去で切り抜けられる状況は依然少なくないはずです。対象も取りませんし。本来の使い方としても強くて、アルバレストを初手に引いちゃったとき運よくこのカードも引けていればニードルを墓地に送ることで展開できます。もしかするといつもより調子よく展開できるかも。やっぱりパワカですね。

死者蘇生

これの説明いる!?その2。
札が少し足りないときに無理やり展開したり、相手の墓地から解決策を探したりできます。パワカ。

蘇生の蜂玉

B・F限定の死者蘇生。ほとんど蘇生と使い方は同じで、無理やり展開したり上振れたりするのに使います。このカード独自の使用方法は②の効果で、自分の場の昆虫族ならなんにでも戦闘・効果破壊耐性を付与できます。熾天蝶やローカストキングを維持できそうだな、と思ったらダメ押しで使っておくといい活躍をしてくれます。とどめに行く際にハマに付与するのもアリ。ニードルはアルバレストでの蘇生が見えているなら墓地に居てもらった方がいいのであえて優先する必要はないです。

孵化

昆虫族専用のトランスターンといった性能のカード(あちらのほうが後発だけど)。あちらに比べ、ターン1回の制限がないことや出す先が限定されているだけでリリースするモンスターが何でもよいことなどが利点です。このデッキでは主にレベル1モンスターをニードルに変える役割を持ちますが、B・Fモンスターはレベルがばらけているので仕事できる場面は多いです。例えばアルバレストでニードルを蘇生しピンをSSした後、アルバレストをプリミティブ・バタフライに変えられるので構築によってはより大型のシンクロモンスターのSSが目指せます。

メタバース

これの説明いる!?その3。
相手の攻撃宣言時にG・ボールパークを発動すると、相手はモンスターの数が変わっていないために攻撃を中止できないのでめちゃくちゃ楽しいです。ただ制限カードなのです、悲しいことに。せめて準制限にならないかな。

B・F・N

B・Fモンスターが攻撃対象に選択されたときにB・Fモンスターを出しながらバトルフェイズを終了するというトンデモカード。自壊効果はどうせ発動しないからあまり気にしなくてもいいと思います。このカード、実は発動タイミングが「攻撃対象に選択されたとき」なので相手の攻撃宣言時よりも前から表になっていれば、相手のクイックエフェクトよりも先に発動することができます。簡単に言うと表にしておけばヴァレルソードドラゴンが攻撃宣言をした際、チェーン不可の効果を発動する前にこちらを発動できます。相手がこの裁定を知らなさそうなら狙ってもいいでしょう。リアルファイトになっても責任はとれませんが。なお効果の性質上すっごく警戒されやすいので発動できたらいいな~程度の保険&Gボールパークを守るための避雷針の役割です。現在の入れ替え候補でもあるのでこれを抜いて好きなカードを入れてもいいと思います。

アクセスコード・トーカー

巷ではよくハリヴェーラーセレーネの呪文で呼び出される火力の化身です。このデッキではリンク3の熾天蝶を利用して出すことになります。リンクの属性がそんなにない気がしますが蝶とピコ、ハリの3枚分除去出来たらたぶん勝ちでしょう。ワンショットキルに少し足りない打点はシャインブラックが勝手に補ってくれます。G・ボールパーク最強だなやっぱ。

B・F-霊弓のアズサ

実は明確な運用方法が決まっていません。雰囲気で入っています。ただ5シンクロできないよりはできた方がよく、一応ボウジェとかと並べられたら一気に削りに行ってくれるいい子ではありますね。TGワンダーマジシャンとかうっかり場に残ったハリファイバーから出す専用にする枠が欲しいなら入れ替え候補。

B・F-降魔弓のハマ

決戦兵器(後述)を差し置いてウルトラレアであったことからも分かるように、公式からB・Fの切り札として認定される火力の化身(虫)です。基本的にヴォウジェとニードルのシンクロで出すことになります。2回攻撃しつつ相手のATKを下げ、戦闘ダメージを与えられなくても墓地のB・Fのだけ300のバーンを与えることで引導を渡すことができます。アクセスコード・トーカーは出せるが苦労するのに対し、こちらはG・ボールパークがあれば大体出ます。相手の最高打点が2800未満の場合に限りますが、B・Fデッキを名乗るのにふさわしく中心的な勝ち筋を産み出してくれるエースモンスター。相手の打点が高い場合はアクセスコード・トーカーを出せれば理想ですが、ボウジェで事足りることも多いです。ボウジェが影のエースなら、ハマはこのデッキの看板エースですね。え、G達の方が活躍してる?ホラ、見た目とか世間体的にG達をエースとして看板に出すわけにはいかないし……。Gたちはあくまで影の組織ってことで。

シューティング・ライザー・ドラゴン

このデッキの保険枠。要はせっかく上振れたのにハリファイバーにヴェーラーを当てられちゃったときとかに相手ターンで出します。このことを考えると実はハリファイバーを出す前に昆虫、ニードルそしてピンまでは出して置き、ハリの隣にピンが立っている状態にした方がいいわけです。墓地肥やしとしての役割は間に合っているため、このライザーとピンで行うシンクロを想定して、次の2体のモンスターは採用されています。

ブラック・ローズ・ドラゴン

困ったら全ブッパ。思考停止の化身です。上述したように基本的にはライザーのレベルを6にしてピンとシンクロし、相手の展開を無に帰します。もちろんブッパしたあとは自分のことを考えなくてはならないのでできるならG・ボールパークか、2体目のニードルを握っておきたいです。うまくぶち当てられたらボールパークから展開するG軍団で返しワンキルなんかも狙えるでしょう。ただ、相手の場が埋まってきたときに「シンクロしまーす!」と言ったらほぼ確実に警戒されるのでライザーの墓地送り効果の時点で余ったうららを当てられる可能性は大いにあります。そのために次のモンスターもセットで採用してあります。

天威の龍鬼神

ライザーのレベルを下げることができなかった時に出てくる真打ゴリラ。何度も言うようにこのデッキはとにかく最大火力が貧弱です。そしてライザーとピンでシンクロし、墓地にリンクモンスターもいない状態を想定して出せるモンスターという条件に当てはまる中でおそらく最適役のひとりが彼です。無効ではないものの相手のモンスター効果に反応し除去をぶち込めるのは侮れない効果で、サベージとか出そうとしているところだったら間違いなくしかめっ面をされます。そして安心の火力3000に永続パンプアップ&追撃効果まであります。なにより効果の発動コストもないし自己完結してて非常に扱いやすいです。ぶっちゃけた話、とどめのタイミングでハマじゃなくてこっちを出すこともザラです。紹介は最後になりましたがこのデッキの裏のエースです。

採用しなかったカード

B・F–決戦のビッグ・バリスタ

B・F最強の決戦兵器!ではありません、残念ながら。特殊召喚すると墓地の昆虫族を全て除外して相手モンスターのステータスを下げ、DEF貫通能力を活かしてATK3000を確実に通します。ただ、この遊戯王OCGはATK3000を通しただけでは勝つことはできません。もちろん他のカードを横に並べておけば一斉攻撃することができますが、このカードはレベル12シンクロのため他にモンスターを並べることが難しく、墓地のリソースも全て使ってしまうため、このカードを出した時点で相手のライフが3000を切っているような状況にならないとなかなか出す気になれません。ですがこのデッキはチマチマ削ってもせいぜいがピンの200ダメージであり、それ以外ではシャインブラックの大量展開と6、8シンクロでワンキルを狙うデッキです。単に3000ダメージや相手の盤面を荒らすことに主眼を置くなら龍鬼神やアクセスコード・トーカーの方が状況対応力において上回っています。除外ゾーンから昆虫が帰ってくる破壊時効果も、ビッグバリスタを出している時点で継戦能力を捨てているわけですからあまり役に立ちそうにありません。そもそもバウンス、除外などの除去には無力で、対象耐性もありません。自分で破壊しても効果は発動しないため応用のしがいもありません。もちろんB・Fのデッキなので採用したかったのですが、それ以上に採用するメリットが見当たらなかったので今回は不採用になりました。

B・F-追撃のダート

今回唯一採用しなかった下級B・Fモンスターです。①の効果が特に強力で、無理やり引導火力を引き出すことができます。ただ、手札から捨てて一回で使い切りなところがネックです。また②の効果は決戦兵器を採用していれば出番があるのですが、このデッキでは初動展開では昆虫族シンクロを出しませんし、詰めの段階でも特にチューナーに困る場面はありません。このカード自体はレベル1ですし他の活用方法もあるのですが、今回は他のカードを優先するために不採用となりました。

SRベイゴマックス

言わずと知れた最強のSR。タケトンボーグと組み合わせて召喚権を使わずにレベル3を並べるコンボで有名です。以前までは並べたところで出すカードがロクになく、せいぜい熾天蝶を出すくらいでしたが最近事情が変わりました。そう、ローカストキングです。彼は展開能力もあるので他に何もできなくてもベーゴマタケトンボーグするだけで出るならすごく強いんじゃないかと思うことがあります。正直いまかなり採用を迷っています。強いなら採用すればいいんじゃ?と思うかもしれませんが、この2ペアを採用した場合、ほかのSRも採用した方が強いかもな……となってきます。するとだんだんデッキをSRに、そうでなくても風属性に寄せたくなってくることでしょう。そうなったらGとの協力で展開していくというこのデッキのコンセプトに危機が訪れます。散々言っていますが僕はGたちが大好きなので、今はいったん待っててほしいということですね。まあでもぶっちゃけどうにか枠を開けて入れた方がいいと思いますこいつらは。抜くのはB・F・Nとかが候補かな……。
(2020/07/11追記)
少し試したところ、SRベイゴマックスとSRタケトンボーグのコンビを採用してニードル+ベイゴマ、ニードル+ツインボウorピン+タケトンボーグなど上振れルートに入れる確率を上げる恩恵がかなり大きいと感じたので、パラノイドとB・F・Nを入れ替えで採用するのを強くお勧めします。

共鳴虫

昆虫デッキの有名リクルーターです。戦闘破壊されるとデッキから攻撃力1500以下の昆虫を特殊召喚することができます。強力なカードなのですが、いかんせん戦闘破壊まで待たないといけないのがネックです。このデッキには相手ターンにリクルートしても単独で機能する昆虫族が入っていません。せいぜい応戦するGで壁兼サーチ役をやってもらうくらいでしょうか。それも相手にセットモンスターを警戒され効果で除去されれば無力であり、他に入れたいカードも多いため採用を見送ることになりました。同じような理由でゴキポンダニポン代打バッターなどは不採用になりました。

共振虫

昆虫デッキといえばコイツなんじゃ……?と思う方も多いであろう有名カード。フィールドから墓地に送られた場合に上級昆虫のサーチ、除外された場合に昆虫族専用のおろかな埋葬ができます。強力なんですが、このデッキはシンクロで打点を出すためメインデッキ内の上級昆虫がプリミティブ・バタフライしかいません。前述したようにプリミティブ・バタフライは手札に来てもさほど嬉しいカードではなく、また除外時のおろかな埋葬も手段がないだけでなくゴキポール、応戦するGくらいしか積極的に墓地へ送りたいカードがありません。今回不採用のデビルドーザー等メインデッキで火力を出す地属性昆虫族を中心に据えたデッキでは大活躍するでしょう。

デビルドーザー

昆虫族のアタッカーといえば、という彼ですがこのデッキでは不採用です。理由としてはEXで火力を出すデッキであるというコンセプトもそうなのですが、自分の墓地を除外しないと出せないのが痛いです。ピコファレーナによる墓地使いまわしを行うため、このデッキは意外と墓地リソースに余裕がありません。そしてこのカードを先攻の初手で引いてしまうと邪魔なカードとなってしまいます。同じ理由でジャイアントワームも不採用になりました。またレベルが8なのでシンクロ召喚にも使いづらいです。先述の通り、地属性昆虫族を中心としたデッキであれば共振虫と共に大活躍間違いなしです。

トランシケーダ

昆虫族の新規シンクロサポートです。しかし僕はこのカードをうまく展開中に特殊召喚する手段を思いつくことができませんでした……。レベル3でトークンまで出るチューナーなのでぜひ使いたいんですがね。いまのところ天帝従騎イデアから特殊召喚し先攻で邪神アバターを出すという使い方にときめいています。ええ、昆虫族デッキではないのですが……。読んだ方の中でいい案がある方がいらしたら是非教えてほしいです。「トランシケーダの活用方法は……以下有料!」ってされたら買います。500円くらいまでなら。

電子光虫-コクーンデンサ

このカードに限った話ではないのですが僕には電子光虫の知識が全くありません。ええ、勉強不足ですみません。効果をざっと見はしましたが、このカードたちもまた僕の知識では活用する方法がわかりませんでした。ローカストキングを出すことに特化したデッキを組むことになるのかな……。地属性昆虫族を中心とした墓地が肥えるデッキに投入しておくとメイン以外にローカストキングという選択肢をしのばせることができたりしてよいかもしれません。有識者のアドバイスを待っています。

甲虫装機 ダンセル

このカードたちもおおむね電子光虫と同じで、僕は使ったことが無いためよくわかっていません。なんか各所で大暴れしたことがあるらしい……という程度の知識です。彼らのヒロイン?には散々お世話になっていて申し訳ないのですが、彼らは彼らだけで専用デッキを組むのがきっと一番強いんじゃないかなと思いました。あと彼らはライダーですが、こちらは戦隊です。ニチアサでも役割が分かれているので、そういうことなのでしょう。もし劇場版の可能性が模索出来たらきっと楽しいと思います。

一斉蜂起

B・Fの強力な後手まくりカードです。ですが、効果が相手依存なことやEX縛りがつくこと、繰り返しますが墓地リソースにそんなに余裕があるデッキではないことなどが不採用の理由です。墓地効果もありませんしね。このカードを積極採用する場合、芝刈りを使った墓地リソース管理がすごく楽なデッキにするといいんじゃないでしょうか。その場合はおそらくですが、デビルドーザーなどメインから火力を出す皆さんとB・Fの共存の道も見えてくるのではないかなと思います。

超進化の繭

当初は入っていたカードの1枚です。相手にパラノイドを装備した後このカードから地縛神Uruを出して緊急時の火力として扱っていました。その頃はまだ暗黒世界シャドウディストピアも入っていたので出るときは出たのですが、やはりメインに高火力モンスターがロクに入っていないこのデッキではいまいち扱いづらいカードでした。単独ではなかなか仕事ができないところも難点です。もうお察しかと思いますが地属性昆虫族を中心にしたデッキなら大変な活躍を見せてくれると思います。

大樹海

貼ってあるだけでリソース管理が楽になる昆虫族の強力なサポートカードです。このデッキの初動展開を考えると手札に加わるのは2匹目、3匹目のニードルになると思います。ただ相手ターンに盤面にいる昆虫でレベルを持っているのはおそらく初動以降でもニードル、せいぜいシャインブラックです。特にシャインブラックはむしろ手札に来なくていいし、他のサーチ先であるアルバレストはニードル効果で手札に加えています。他の採用しているB・Fモンスターは皆レベルがばらけているため発動しても実質同名サーチしか行えない点も難しいところです。初動札というわけでもないので、今回は不採用にしました。

暗黒世界ーシャドウ・ディストピアー

実は採用していたことがあるカードです。というのも先述したように、地縛神Uruを採用していたことがあるからですね。フィールド魔法の水増しといった意味合いが強かったのですが、活用方法としてはリリース肩代わりの除去のほかに地底のアラクネーインフェルニティ・ビートル無しで出すなどがありました。しかしイマイチ安定性に欠けるうえ、素直にG・ボールパークからEX展開で火力を出すのがいいとコンセプトを定めた結果、他のパーツと共に不採用になりました。

ライヤー・ワイヤー

墓地の昆虫を1体除外して相手モンスターを破壊する昆虫族の汎用罠です。墓地リソースの話もそうですがこのカードは単純にデッキスペースの問題で不採用になっています。僕はデッキを40枚にするのが好きなのですが、そうすると罠のスペースは1、2枚になってしまいます。そのときこのカードを単独で引いてよっぽど役に立つことがあるかと聞かれるとうーん、それならトリオンの蟲惑魔奈落を一緒に居れてた方が活躍するよな……と。モンスター破壊ではなく、カード破壊であれば採用したと思います。

以上になります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
あなたのおかげで灰流うららが買えるかもしれません。
また機会があればぜひよろしくお願いします。

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