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職人さんの話。

皆さまいつもお読み下さりありがとうございます。
今回は私の持論で、偏ったお話でもあります。正解は分かりません。何かを判断される時の小さな一つの材料として捉えて下されば良いかと思います。

 一般的に職人さんって、堅物で頑固で口数少なく取っ付きにくい人達、社会の中では所謂ブルーカラーの人でしょ?と言われる事が多いです。

元々私も職人の一人でした。叔父さんのところでバイトから始まり、ユンボやブルの操作を覚え、ボランティアで里山管理の為に間伐するためにチェーンソーの資格取ったり、板場で人知れず修行と勉強をし、コーヒーの事をひたすら勉強し、メーカーに認めて貰ったり、営業をやりながら現場で大工さんに様々なことを教えて貰ったり、列記出来ないくらいの経験をして来ました。でも、悲しいかな、本物ではありません。兎に角食う為、生きる為に必死で上辺だけやって来た感じです。

昔から一つの事を極めて本物と云われて来ましたが、私の場合は兎に角何でもやってみたい衝動が多過ぎて的を絞れない。
写真で食って行こうと思い立ったのが49歳の時でした。その内容はまさに、職人です。
そしてまた、新しく、今度は彫金でもやってみよう、、音でも作ろうか、など、まだまだ欲求が消えてくれません。未だに寝る時間を割いてまで調べ物を読んだり、試したりです。寝床のベッドすら持たない、床にそのまま布団一枚被って気絶するように倒れ込み、3分もかからず眠る生活です(笑

人生の中で何回かは会社に勤めてサラリーマンもやった事が有りますが、本当にこれで良いのかといつも自問自答を繰り返していました。
時間が勿体無い感じになってしまうのです。今のこの時間が有ればこんな事が出来るのに、あんな事が出来るのにと、頭の中に湧いて来てしまうのです。
私に取っては一人遊びのネタが湧き出て来る様な感覚です。
この様なことを誰かに相談しても「飽き性だね」「落ち着いたら?」と、必ず言われます。しかし、その相談相手とメシ食って、酒でも飲むと、必ず会社と上司の愚痴を延々と聞かされるのです。

「それって楽しいですか?」と、いつも考えてしまいます。
何か初めてみたら?と問うけど、「時間がない」「疲れる」
・・・定時で終わって安い酒を飲み、家に帰ってスポーツニュース見て、、
時間が無いらしいです。

ブルーカラーも、ホワイトカラーも昔と違い、待遇や年収はほぼ変わりません。むしろ、条件同じで今後将来の可能性はブルーカラーの方が有る様な気もします。

 決して優劣の話じゃなくて、可能性を主眼に置いてお話ししています。
勿論、ホワイトカラーでも同じく可能性は有るのだけれど、それを言う人が私の周りではあまり見かけませんでした。比率で言うと 愚痴7:夢3 くらいの割合です。あくまで、私の周りの話なので、全てがそうだとは思いません。

今回のお話は決して職人になれ!と言うお話ではありません。勘違いはなされないようにお願いします。今の時代は便利で有る一方でこの先3年から5年で大きく変革があり、5年から10年で想像も出来ない変化が訪れ、ここ最近の産業ニュースを見ていると、第4次産業革命も確実に訪れると私は予想しています。そして、そこで重要視されるのが効率性の中で、AIではまだ不可能なパーソナルの希少性が注目されるのでは無いかと思っています。

それと、日本は諸外国に比べても最先端医療の国です。そして更なる進歩により、”死なない”ではなくて”死ねない”から”死なせてもらえない”時代に突入することも容易に想定されます。
私は昔、仕事の関係で保険の代理店の資格も取りました。そこで色々と計算してみたら、今の国の言い分では老後2,000万と云ってましたが、本当は3,300万必要だと思っています。3,000万前後なら簡単では無いけれど、少しの知恵と諦めない気持ちが有れば何とかやっていけると思っています。
皆様はどうでしょうか。

貯金があるから大丈夫!、、うっそ〜ん それは尊敬に値します。

技術進歩により働く人が不必要になり、悪くてリストラ、良くてベーシックインカム。世界の先進国ではベーシックインカムの実験をしている国も有りますが今のところ上手く行ってません。下手をすればネズミ実験(UNIVERSE25)の様になる可能性もあります。恐らく日本ではベーシックインカムは導入されないと思っています。導入されるにしても諸外国に比べて10年遅くなると私は予想しています。

これからも人生を生きる職人として、やっていきたいと思います。

取り留めのないことを書きましたが、皆様はどのようにお考えになりますでしょうか。是非ともご意見をお聞かせください。どんな事でも構いません。勉強をさせて下さい。宜しくお願い致します。

今回もお読み頂き本当に感謝します。

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