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地球儀のお話。

今ハ昔 偉いお坊さんが天竺にいたそうな、、今昔物語
と言う、何も関係ないところで始まり始まり(笑。

 皆さまは地球儀というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
「はぁ?なんじゃそりゃ」と、質問の意図が分からないと思われる方が大半だと思います。

私は知り合った方でお子様が小学生くらいの方だと地球儀をプレゼントします。 何故か? 私の中で色々な判断材料になります。
あくまで私見ですので全てが当てはまらないことは先に言っておきます。
失礼な書き方も先に謝っておきます。すみません。

まず、頭の悪いご両親は間違いなく意味が分からずポカーンとします。
そして、「こんなものもらってもねぇ、、」。

頭の良いご両親は驚きと感謝をされます。
そして、「まだ子供が小さいので、、」と返答されるので、15年後に意味がわかりますと答えます。

小さい頃に地球儀を眺めていても、ただの丸いボールなのです。
下手をすると数週間後には粗大ゴミで出されています。偶然に集積所で
見かけてしまうと、悲しい気持ちになってしまいますが、そのあと、その様なご家族とは高い確率でお付き合いしなくなります。

その逆で、すごく喜んで下さるご家族の子供さんの内、何割かはいきなり色々なことに興味が湧いて様々な質問を始めます。

まずは世界の国と都市名に興味が湧き、それを調べたり覚えたりします。
そこで”首都”というものを覚え、次は良く見る地図帳と地球儀の違いでメルカトル図法のことに気づき、南極と北極の違いが気になり、赤道のことや日本の国土の大きさに興味が湧きます。数字に興味が湧いてくると月までの距離が気になり、男の子大好きロケットに興味が湧いたりします。
まさに興味の入り口になると思っています。

興味が湧いて調べる子供はご両親にもっと質問をぶつけるようになります。そして知らぬ間に世界を見てみたいということを目標にするような可能性も生まれると思います。 何かの点と点が繋がると云う感じでしょうか。

 勿論私が勝手に思っていることなので、そのようなエビデンスは読んだ事が無いのですが、そのような興味を持った子供さんは共通して目がキラキラとしています。

「なぁ、おっちゃん、地球と月はどう違うの?」なんて聞かれたら嬉しくて堪りません(笑 思わず、すぐに月球儀買ってこようかなとニマニマしてしまいます。

つい先日に満月を撮影していたら小学校のお子様を連れたお母さんが、「何を撮っているのですか」と聞かれ、「満月です」と、答えると、

「月って、いつも出てるのに何故今日なんですか?」
内心、あー来た来た、、間抜けな質問、、
満月は毎日出てませんよ、、天候の悪い日も重なるし年間で何回撮れるかなぁ、、と答えるとハッとして「あぁ、、そうか、、」この会話を横で聞いていた男の子も理解したのか、すげーと小声で言っていた。
それからまた撮影してたら子供と一緒に来てもいいですか。。

小学生の子分誕生(笑

こんなミニショッカーを育成して行くという楽しみを持っています。

私は
「人間は考える葦である」というパスカルの言葉が大好きです。

ピリ・レイスの地図や聖徳太子の地球儀など不思議な事に興味を持つと、考古学や歴史の矛盾というものが急激に興味に変わります。
私もこれらのことが小さい頃に有ったらもっと違う道に間違いなく進んでいただろうなと思います。

グリム童話じゃ無理です!

私が歴史や不思議なのことに初めて興味を持ったのがこのピリ・レイスの地図でした。
学校で教えられたのは最初は竪穴式住居、、卑弥呼、、金印、興味湧く訳ございません! ましてや小野妹子、、イモ子って、、どんな名前だよ!としか、頭に入りません。

ましてや、紀元前何年とか、あまりにもかけ離れてしまっていて頭の中で掴めません。 これを理解できる子供は絶対に何回目か生まれ変わってるだろと思います。

 ホワイトハウスの大統領執務室に置いてある大きなアンティークの地球儀をクルクル回しながら手でバン!と止めて、次はここだ!(何が?w、、 と言うようなイメージに今だに憧れるじじぃです。

いつか気に入るような地球儀を買いたいと思っている間にじじぃになってしまいました。すごく詳しく描いてるモノはビビるくらい高いのです。
デカい家じゃないからそもそも無理か、、(笑。

皆さま、いつもお読み頂いて本当に感謝します。

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