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Mackerel38 NFT | とっても小ネタ編

はじめから読む

簡単すぎるあらすじ:
アバランチは広告制作会社として25年を迎えた節目の年に、web3事業という、まだ不透明で広大な海原に足を踏み入れ、にっちもさっちもな状況もどうにかこうにか乗り越えながら、プロジェクトサイトとコミュニティがオープンしました。

プロジェクトサイト
コミュニティ(Discord)


案ずるより産むがやすし、という言葉を知っているだろうか。

「物事は、実際に行ってみると、事前に心配していたほど難しくはない、だからまぁやってみなさいよ」という意味で用いられる言葉である。
 
気づけば前回のnoteから3ヶ月近くも経ってしまった。

案ずるより産むがやすし。

とは言っても。

分かっていても進まないのが筆というもので。
やってしまった方がいっそ楽だと思っていながらも、腰が重いのがわたしというもので。
このなんてことない前段を打つだけで1ヶ月もかかってしまうのがわたしというもので。
寝る前に「あぁ今日もnote書けなかった」と思いながらもしっかり寝るのがわたしである。


でも今日も自分を許して生きていきます。
小ネタ編、リハビリなので今回は短めです。


プロジェクトの進行中に起こった出来事の中で、1話にするほどでもないネタを、今日は2つだけ。

話しの繋がりなんかは総無視でお送りします。時系列は?とか、文脈は?とか言わないでほしい。今は令和、多様性の時代。このほんの数か月で青い鳥はXになり、threadsなんていう新しいSNSも立ち上がり、とてつもないスピードで色んなことが始まっては終わっていく。そう、なんだってありなのが令和なのである。テレビアニメのOPをカセットテープに録音し、スウィーティオの板ガムを噛み、辻ちゃんのブロマイド欲しさにカードダスを買っていた平成世代には、この変化のスピードは心からツライ。

ということで。


●Discordをはじめた時の話


弊社は基本タフマンな昭和時代を生きた人間で構成されているので、近年のゲームや新しいSNS、なんてものにはちょっぴり弱い。

web3のプロジェクトをやるぞ!となった初期、「コミュニケーションを取るならDiscordを使った方が良い」という話が出た言った打ち合わせで、

「なぁ、Discordやってる?」
「やってないっすね」
「やんなぁ、息子はやってるねんなぁ」となった後の、弊社代表・熊本さんのチャットをご覧いただきたい。

これが、熊本さんの中でDiscord=フォートナイトが第一想起だった時代である。

結果フォートナイトはしなかったが、今では無事にDiscordは使えている。
これも案ずるより産むがやすしである。

ちなみにweb3プロジェクトにおいてDiscordを使用した方が良いとされていた理由としては、

  • 世界的に利用されており、その回線スピードが非常に安定している

  • Token Gating等のweb3に適したbotが多く開発されており、NFT保有者への権限設定が容易に行える

といったあたりが主となる。

 実際に運営をしながら、弊社の天才・サンディに「Discordの中でAをBにしたいけどできたりする?」と聞くと、「多分できます」と言われて、結果大体できる。そして複雑なものでなければ、無償で利用できるものが多い。

Discord自体は若年層やゲームをしている層には既に安定した利用率を誇るメッセージツールではあるが、今後この波がわたしたちの世代にまで届くのか今はまだ予測もつかない。

でも有識者がいればできることも多いので便利です、Discord。



 ●英語力をつけるぞ、の話


「やっぱり、web3の情報は英語圏の方が早いからさぁ…」

熊本さんがある日そう切り出した。

わたしは心の中で、仕分け帽子をかぶったハリーのように「勉強だけはやめて、勉強だけはやめて」とひたすらに、そして切実に、願っていた。必死の願いもむなしく、熊本さんはもちろん後にこう続けるのである。


「英会話習おうよ。」

わたしがVol.2で書いたことを覚えてくれている人はいるだろうか。

>高校の数学は全項目埋めたのに0点を取ってクリスマスに補習を受けたし、徳川が何人いるのかいまだに知らない。
>織田はひとりだと思ってるけど正直自信がない。

あの時書かなかったが、英語ももちろん例外なくできない。

ありがたいことにとても便利な時代になったので、海外旅行ではGoogle翻訳の音声再生を駆使し、あとは笑顔で全て押し通している。

わたしは割と自分のことを「できない人間」と思ったりはしないし、なんでもそれなりには頑張ってできるようになる方だと思っているが、とても自由な学生時代を生きてきたので、学び方と言えばいいのか、勉強の仕方というものが一切体系的に身についていないのが玉に瑕なのである。

でもやると言われたからにはやるしかない。

正直仕事をしながら1日25分のレッスンの予約をすることすら腰が重い日々をくり返しながら、それでも「やっぱりレッスン受ける時間の確保とか難しいね」と熊本さんから終了の一言が出るまで、半年間必死にがんばった。
レッスン前には教材の予習をして答えを考えておいたり、空き時間には単語アプリで勉強した。

わたしがよく指名していたGreggyはおしゃべりが大好きで、毎回ものすごいスピードでその日の教材を終わらせてくれるテキパキさと、わたしが話せなくてもとにかく楽しそうに自分の話をしてくれるところが好きだった。

質問にうまく答えられた時は、子が初めて歩いた時のように喜んでくれたし、言葉が出てこなくて悩んだ時は、根気よく応援して待ってくれた。
そして何よりおしゃべりが大好きなので、わたしの1の質問に150くらいの熱量で答えてくれる。圧倒的にわたしが話せないせいではあるが、25分のレッスン中、20分はGreggyが話していた。

結果、わたしはこの半年間で相槌がめちゃくちゃ上手くなった。

最後のレッスンで、Greggyはもうすぐ結婚式を挙げると言って、テーブル装飾から当日着るドレスまで全て見せてくれた。わたしはレッスンのはじまりから終わりまで、とてつもないスピードで話すGreggyの言葉を半分くらいしか理解できないまま、それでも完璧なタイミングで相槌を打ち続けた。

半年間ありがとうGreggy、結婚おめでとうGreggy。
 

そして安心してほしい。わたしがうんともすんとも英語力が向上せず、noteも更新しなかった間に、この英語問題を解決する新しいメンバーが入った。

守りたい、この笑顔。

 
 彼女はファネッサ。インドネシアで生まれ育ち、シンガポールで仕事をしていたスーパー少女である。

面接で聞きたいことが聞けなかったりするような不自由があってはいけないと、採用前の面接はサンディにも同席してもらったのだが、ひとしきりわたしたちと日本語で話したあとに、ファネッサがすごい勢いでインドネシア語でサンディと会話しはじめたのを見た時、わたしは「英語よりインドネシア語を覚えた方がいいかもしれない」と思っていた。

今では毎日、わたしのカタカナ英語を聞くたびに「え?何?それ何かな?」と直してくれる、わたしの英語の先生でもある。  

ちなみに入社して間もない頃、突然連絡がきたので何か悩んでるのかと思ったら
買うか悩んでる服の相談という、自由でお茶目な一面も持つのがファネッサの良いところ。


 
さて。
 
「なんかもう色んなことを抜きにして、とにかく更新した方がいいな」の結果がコレなので、次回はもう少しそれっぽい感じにまとめてこようと思います。
 よーし、次は、役に立ちそうなことを、書くぞ!
 

次回
「える しっているか、Discordはbotを入れると非常に便利」編です。今まで出会ったDiscord botをつらつら紹介します。
 


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