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あなたの中に響く音が健康状態を左右する

いつもお読みくださり、ありがとうございます。
バイオサウンド研究所アウワの鈴木祐可子です。

今日は膵臓がんが見つかったお客様が入院されたので、
お見舞いに行ってきました。


お話を伺っていて、おそらく転移はないだろうと思っていましたが、やっぱりなかったとのことで、
術前の化学療法が始まり、ご様子を伺ってきたんです。


私どもでは、がんのご相談も頂戴します。
もちろん医療ではないので、あくまでも病人を止めるためのコンサルティングになります。



数多くの方のお話を伺って、カラダっていうのは本当にすごいものだな、と改めて畏敬の念が湧きました。

今日は、あなたの中に響く音が健康の状態を左右するというお話をしましょう。


病気の本質とは



野口整体の創始者、野口晴哉は健康について、次のように話しています。

晴れあり、曇りあり。

病気になろうとなるまいと、人間は本来健康である。
健康をいつまでも、病気と対立させておく必要はない。
私は健康も疫病も、生命現象の一つとして悠々眺めて行きたいと思う。


つまり病気とは、健康と対立するものではなく、
晴れる曇るというお天気の中の一つのようなもの、と捉えています。
私もこの考え方が好きです。

では、そもそも健康である人が病気をするのは
なんのためでしょう?

何かそこに目的があるのだとしたら、なんのために病気をするのでしょうか?


私たち、バイオサウンド研究所アウワでは、
『音』を中心にお客様の人生に対してコンサルティングをします。

多くの方々人生のお話を伺い、
『病気の目的の一つは、本当の自分の表現だ』だということに気づいていきました。

ですから、病気と闘うということは勧めていません。
病気と闘うのは、自分と闘うことと変わらないからです。
どっちが勝っても負けても、それは不毛な戦いでしかありません。


では何を勧めるか?

わたしどもでは、『病気という表現の仕方をやめる』ことをお勧めしています。

病気を通して、言いたかったことをやめるということです。

例えば、今日お見舞いしたお客様は、

「手術が嫌なんです。
手術を受けたら、美味しいものが食べられなくなるから。

今まで食べることにあんなに興味がなかったのに、
食べられなくなると思ったら、食べたいものがどんどん出てきました」

と、おっしゃっていました。


そこに私は不思議に思いました。

「それはおかしいですね?
食べることに興味がないなら、食べれなくなったとしてもそれほど興味はないはずです。

わざわざ美味しいものに興味があったのに、あえて興味を持たなかったとしたら何故ですか?」

と質問しました。

すると、お客様は少し考えてから
「仕事中たいして忙しくなくても、お昼はよく食べないことが多かったんです。

すると同僚が『お昼食べないと!』って心配してくれるんです……。

……わたし、心配されたかったのか……。」

となると、
心配されるために、病気をするようになってしまいますねとお伝えしましたら

「確かに今家族が、とても心配してくれています」

とのこと。


病人でいることを辞めたければ、 
その方法で心配されるのを辞めて、
「心配されたい」「気にかけて欲しい」を口に出して(音にして)伝える必要があります。

なによりも、自分が自分を気にかけてあげる必要があるわけです。
自分が気にかけないから、誰かに気にかけて欲しくなるわけですからね。


病気が、本当の望みを教えてくれる

「食べ物に興味のないふりをして、誰かに気にかけて欲しかった。
それは自分が自分を気にかけないから。

そして、本当は美味しいものをたくさん食べたかった。」

お客様が望んでいるのは、
美味しいものを食べること、(自分にも他人にも)健全に気にかけてもらうことでした。

これはほんの1時間くらいで出たお話ですが、
本来であれば、さらに深掘りをして
本当に望んでいるものを探し当て、それを生きていくということをしていきます。

そのなかで本当の自分で生きる選択をされていく人が、病気を手放していきます。


お金も、地位も、名誉も、美しさも
病気の前ではなんの役にも立ちません。

病人を止めるには、ごまかした表現(言葉や音の出し方)をやめ
本当の自分に辿り着き生きることのみを要求されます。


私たちはみな、致死率100%です。
いつ死ぬかはわからない。

だからこそ、本当にしたいことをしたいようにして生きることで、
悦びに溢れて死を迎えられるのではないでしょうか?


病気とは、
あなたの本当の望みに気づかせるためのメッセンジャーです。

そこに気づき、生きることが、人生を謳歌することです。

そう考えると、カラダが創り出す私たちへのアドバイスはなんと深遠でありがたいものなのだろう……と思います。

いつもお読みくださり、ありがとうございます。 サポートしてくれたら嬉しいです!