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正反対のような生き方を想う。

「元気にしてる?帆船が門司港に停泊してたから、写真送りました!」

昨日アルバイトを終えて携帯を開くと、幼馴染からLINEが入っていました。

「未帆ちゃんのおじちゃん(父のこと)がつけてくれた、名前の由来が素敵だなと常々思っていたので。
帆は広げてないけど、この姿もかっこいい!」

今でこそ、同じ漢字の “未帆” さんが増えたなぁと感じるけれど
40年前にしてはなかなかのセンスだったんじゃない?と思うし
今あらためて自分の名前を見て思うのは

『未来に向かって帆掛け船のように
 ゆっくり進んでいけ』

という由来が
傍から見れば、がむしゃらに生きているような父が名付けた、ということに
とても愛を感じるなぁと。
自分の生き方と正反対のような生き方を想って、名付けたのだとしたら。

当時、海外を渡る船の中でコックをしていた父。
ヨットを見て何か考えることもあったのかな。

私が生まれた時も海の上だったけれど
日本に残している母への応援も含まれていたのかな。とか。

あらためて、父の優しさを受け継いでいきたいなと思いました。

昨日は幼馴染と写真の帆船を通してしばらくやりとりしていたのですが
「帆をとじても広げても自分らしく、堂々とありたいよね!」
いやぁ、私たち、いい感じだと思う。

遠目から見た写真もかっこいい!

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