初めてを経験するとき

ばたばたとしていたら日付が変わってしまい、じゃあ日記はあとにしようかとだらだらしていたらこんな時間になってしまった。AM4時。将来に悩む若者がポエムを読む時間だ。でも将来に悩まないポエムを嗜まない人間になっても、この時間まで起きることもある。そういうことだ。どういうことだ。

昨日友人から頼まれた「知らない人に誕生日のお祝いメッセージを贈る」件、なんとか代表取締役に並ぶパンチ力を手に入れたいと悩んだ結果、名前だけはゴツい弊社の社名の力を借りるとともに、手作りのバースデーカードを作ることにした。親しい友人にも、今日まで育ててくれた家族にも、これまでの恋人にだって、手作りのバースデーカードは贈ったことがない。それが。顔も名前も昨日LINEで送られてきた知らない人に、まさかわたしの初めてを捧げることになるとは。(しかも二つ折りのカードを開いたら飛び出すタイプで、それだけに留まらず飛び出した後もう一段階仕掛けが発動する。超大作だ。)

と、いうことで、もりもりと作っていたらこんな時間になってしまった。自分で言うのもなんだけれど、見るからに明らかに知らない人にかけるには不相応の熱量が注がれたカードが出来上がったと思う。きっと一見して笑いを取れるはずだ。・・・それは出オチとも言うのだけれど。

明日も(もう今日だけれど)仕事があるので、そろそろ寝なければならない。案外上手くいった工作に少し神経が昂っているみたいだけれど。

終わり。

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