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【ピアノ日記】四十肩からの学び(激痛😭)

今日は、昨年から患っている四十肩とピアノについて書こうと思います。四十肩になったきっかけは、去年の夏にヨガのポーズを無理してとったことで、なんか違和感あるけどそのうち治るだろ〜、と楽観的に思っていると、秋頃からじわじわと腕が上がらなくなり、痛みのピークは年末年始、2月頃からようやくだいぶ痛みが取れ、現在ただの腕が上がらない人状態に移行。

ちなみにこの度初めて知ったのですが、四十肩と五十肩の違いは、症状によるものではなく、発症した年代、ただそれだけだそうです😅
というわけで、ほぼすでに五十代であると言っても過言ではない私も、一応まだ四十代にギリギリつま先が引っ掛かっているということで、ここでは四十肩という呼び方で統一します。

この四十肩、若い頃に周囲の中年の方々がなっているのを見て、「ふ〜ん、腕が上がらなくなるのね」くらいの認識しか持っていなかった。しかしいざ自分がなってみると、こんなにも辛いものとは。
何もしなくてもズキズキ痛く、夜も痛みで眠れない。常に睡眠不足状態で、今までかかった病気の中で一番しんどかった💧

と、そんなことをnoteのピアノ日記に書いてもなんだかな〜、なので、ここからは四十肩にまつわる、ピアノに関連する気付きについて書こうと思います。

ピアノを弾いててももちろん痛いこの四十肩。しかしこれがまた、肩に力が入っていることを知らせてくれるいいバロメーターとなってくれたのです(あんまり嬉しくないけど)。
アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けたりして、演奏中に肩の力を抜くことに取り組んでいるけど、最初は気をつけてても、いつの間にか肩に力が入ってしまいます。特に難しいところで。そんな時、激痛が走り、「今力入ってるよ!」と教えてくれるありがたい四十肩さん😂

一番よく分かったのが、今年の2月まで取り組んでいたベートーヴェンのバイオリンソナタ(のピアノパート)。
オクターブの分散和音がしょっちゅう出てくるんですが、その際の強弱記号にフォルテとかフォルテッシモが多いのです。この「f」という文字がちらっとでも目に入っただけで、無意識のうちに肩に力が入ってしまう自分。
四十肩になる前は、肩に力が入っているなんて気付いてもいなかったけど、今はもれなく痛くなってくれるので即座に分かる。
「いてっ!」と激痛が走るので、痛くならないようにとことん脱力して腕全体を緩めながらfや ffを弾かざるを得ない。

すると発見したことが…。力を抜いて弾いても、力が入っていた時と実は音量的にはそんなに変わらないのです〜😅
個人的にpやmpぐらいの音量で弾く程度の力の入れ具合で、低音は特に、大きい音がちゃんと出てくれます。
うーん今まで一体何をやっていたんだろう…。力を込めて弾いても大きい音にはならないのね…。

和音をバン! と大きく鳴らす時は、力を込めて腕を固めないように今までも心がけていたつもりなのだけど、16分音符とかこういうオクターブの分散和音ではあまり何も意識していなかった。大きい音を出そうとするあまり、肩や二の腕一帯に余計な力が入っていたんだなぁ。

そもそも、楽譜の中に「f」とか「ff」とか「cresc.」とか一瞬でも見えた途端、なんか自分の中で無意識のうちに変わっちゃうんだよな〜。戦闘態勢に入るというか😅

これぞまさしく怪我の功名で判明した事実。でもいつか完全に治って痛みが取れたら、また忘れて力が入ってしまいそうなので、忘れないようにnoteに書いておきます。。

↑こういうやつです。

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