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2024年でもの補助、持続化補助金は終了なのか!?

昨今、公募回数や制度審査などコロコロと変わり情勢が読みずらい補助金についてです。
一部ではものづくり補助金は18次公募以降はない等耳に入りますが、今後の公募は無いのでしょうか?

今回は補助金の公募が見込まれないのか簡単に記事にします。

2024年補助金の公募はないの?

まず結論からですが、補助金の公募はされることが濃厚だと想定しています。
理由・根拠は簡単で、2024年6月17日に公開された「中堅企業等支援に関する今後の取組方針2024 (案)概要」でもの補助などの補助金について明記されているからです。 ↓

(生産性革命推進事業はものづくり補助金、IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金、事業承継引継ぎ補助金をまとめている事業です。)

ただし、これまでの内容で申請できるかどうかは現段階では不明です。

8月~9月頃にこの資料の内容が確定するのでそれ以降に補助金の詳細は判明するかと思います。

補助金の今度のトレンドは?

では、2024年の補助金はどう変わる? どんなトレンドが来る?

大きく分けると、以下の3つのトレンドが予想されます。

1. GX・DX関連:時代は脱炭素とデジタル化!

地球温暖化対策やデジタル化は、もはや避けて通れない時代の流れ。補助金も、これらの分野に重点的に投入されるでしょう。

  • 省エネ設備導入、資源循環技術開発への補助金で、脱炭素経営を後押し!

  • デジタルインボイス導入、データセンター整備、サイバーセキュリティ対策への補助金で、デジタル化を加速!

  • その他補助金(もの補助や持続化補助金等)にもデジタル化事業を後押しする傾向にあり。

2. 人材への投資:人材不足解消が最重要課題!

深刻化する人材不足に対応するため、人材育成・確保に繋がる補助金が拡充されるはずです。人材開発支援助成金の通称リスキリング助成金なども設立されていますので、間違いなく人への投資は今後のトレンドになるはずです。

  • 賃上げ促進税制の拡充やサプライチェーン全体での賃上げ機運醸成で、従業員の待遇改善を促進!

  • リスキリング、キャリアアップ支援で、従業員のスキルアップをサポート!

  • 地方移住・UIJターン促進、海外人材受入れ、刑務所出所者雇用など、多様な人材獲得を支援!

3. 事業承継・M&A:中小企業の未来を拓く!

後継者不足問題解決のため、事業承継やM&Aを支援する補助金がますます重要になります。

  • 事業承継・引継ぎ総合支援センターによるワンストップ支援、M&A支援機関登録制度などで、円滑な事業承継をサポート!

  • 中堅・中小グループ化税制の創設、PMI支援などで、M&Aによる成長を後押し!

まとめ

これらのトレンドは、日本が直面する「人口減少」と「国際競争力低下」という大きな課題への対策として、"一人当たりの生産性向上" を目指したものであると考えることができます。
それを踏まえるとどのような事業が補助金に適しているか、また事業の方向性をどうするべきかのヒントになるのではないでしょうか

  • GX・DX: 環境負荷を低減しながら、デジタル技術を活用して業務効率化を進め、生産性向上を実現する。

  • 人材への投資: 人材不足を解消し、従業員のスキルアップを図ることで、労働生産性を向上させる。

  • 事業承継・M&A: 事業の円滑な承継と企業規模拡大を促し、経営効率化による生産性向上を目指す。

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