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ボールは、ともだち。

 サッカー漫画の金字塔「キャプテン翼」では、多くの名言が生まれています。その中でもイチバンの名言は「ボールは、ともだち」ではないでしょうか?そんな言葉を素直に受け止められなかった小学生時代の自分は「ともだちを蹴るのか?」などのひねくれた事を言ったりして「ボールは、ともだち」の本質を理解しないままに過ごしました。でも今だったら「ボールは、ともだち」の大事さを理解できるし関わる子ども達には「ボール“と”ともだち」になって欲しいと思いながらコーチングをしています。

■ スクール活動で子ども達から要求が出たらチャンス

 子ども達がスクール活動中に行うメニューを楽しんで活動する事が大前提だと私は考えています。コーチが準備していたメニューを[させられている][やらされている]ではなく[やっている]「楽しんでいる」に導く事。子ども達が「どんな事をするのかな?」「今度は何をするのかな?」などの事を考えて活動できた時はキラキラした眼差しでコーチへの要求が強くなってきます。その時が子ども達にスイッチが入った合図になるので、次の一手が大事になってきます。

■ 子ども達のスイッチが入りメニューに遊び心が入る

 今回の話は、保育園に巡回スクールに行った時の事です。ボールマスタリングのイメージを持って「小さいペンギン(インサイドでボールを挟んで歩く)」や「かいだん(足裏でボールタッチ)」をやって「ボールとおさんぽ(ドリブル)」へ繋げました。そうしたら良い雰囲気で子ども達にスイッチが入っていたので「お散歩(ドリブル)だるまさんが転んだ」にチャレンジしました。そうしたら今回は見事にマッチして子ども達のテンションがアップしたので「お散歩(ドリブル)だるまさんが転んだ鬼ごっこ」にもチャレンジしました。今回のチョイスもバッチリマッチして子ども達の遊び心にもスイッチが入りました。

■遊び心が入り「ごっこ遊び」が始まる

 遊び心が入ると子ども達からボールに対して「勝手に行ったらぶつかるよ」「1人でいったらダメ」などの側から見ると不思議な会話が始まります。それはイメージを用いて遊ぶ「ごっこ遊び」なのでとても良いと私は考えていて、子ども達は「ボール“と”ともだち」になっている事なんだと感じています。

■こんなスイッチが入るスクールを増やしたい

  このように子ども達の遊び心にスイッチを入れる事が毎回できるようにするのが目標です。そしてこのようなスクールを増やしていく事が目標です。






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