お腹に褥瘡・1Lの〇〇・お腹係

注) 汚い話になりますので、心の準備が出来ている方だけお読み下さい。

昨日は180キロの患者さんの腹部ドレナージの処置に付きました。180キロって数字だけだと大したことはないんですが、これ患者さんの身長によるんですよね…。
この患者さん、身長は150センチ台。この小さい体で180キロになると、何が困るって、お腹周りが大きい、首が無くなる。

CTドレナージの予定が、CTのドーナツに患者さんがギリギリ通れるかどうか… 無菌操作が出来ません。

よって、なんとか超音波でやったんですが、一苦労でした…。

患者さんは、左側臥位で普段ベッドにいるそうで、左腹部にドレーンを入れるために、患者さんを仰臥位にするのに8人がかり。仰臥位にしたら、なんとお腹の左半分全面、褥瘡でした。あんなデカイ褥瘡を見たのは、初めて…。

そして、やわやわのお餅みたいなお腹科を処置中に支える役の私は、処置が終わる頃には汗だく。(日本の皆さん想像つかないと思いますが、かなりの超重労働でした)

お腹に溜まった液は、まるでバナナミルクシェイク1Lでした…。

日本を離れて、オーストラリアでナースをしてもうすぐ10年。日本では絶対にみないケース、考えられないチャレンジを目の前に、私が一番好きなこと。

それは、チームの作戦会議。
ナース、放射線科医、放射線技師、麻酔科医、麻酔科ナースみんなでそれぞれの意見やアイディアを出し合い、最悪を想定して最善の結果を出す。これがチーム医療の醍醐味です。

世界の医療現場で働く私にしか出来ない話が、ふんだんに聞ける、私の経験している世界が見れるのは、髙橋奈央子の英語コミュニティ「おたんこ英語塾」だけです。


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