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どうして写真を撮らないのだろう。

こんばんは。フォトグラファーの久保田です。

お酒を飲みながらNetflixで「泣きたい私は猫をかぶる」を見ていたら
好きっていいなあ。としみじみした気持ちになりました。
もうおじさんですね。

話は変わりまして、本日はどうして写真を撮らないのだろうという話です。
いやいや写真なんかめっちゃ撮ってますよ!
さっきもIphoneで料理の写真撮ったばっかりだし、ほら!

そうなんです。
みなさんめっちゃ写真を撮るんです。

では、お金を払って写真を撮ってもらう。これはどうでしょうか?

僕の肌感覚では、人生の中でお金を払って写真を撮ってもらう機会って
すごーーーーく少ないんじゃないか、と思うのです。
イマドキのパパママの元に生まれてきたお子さんなら初めて撮ってもらう写真はニューボンフォトでしょうか。
少なくとも僕が生まれた1990年代初頭には生まれてすぐ写真館へ担ぎ混んで写真に残そう!という考えはなかったと思いますので、今パパママになる世代の皆さんで言えば、お食い初めあたりから始まり、七五三、入学式、卒業式、成人式、結婚、妊娠...がお金を払って写真を撮ってもらう可能性のあるタイミングでしょうか。

ほかにもプロのカメラマンが写真を撮ってくれる機会と言えば、学校の卒業アルバムだったり、修学旅行や遠足についてくるカメラマンさんに撮ってもらうということもありますね。

さて、みなさんに質問です。
これだけ機会があった皆さんにも関わらず、なぜお金を払って写真を撮らないのでしょう。

確かに若い世代の方々には、世の写真館を含めフォトグラファーの撮影料というのは少々高いような気がするのも理解できます。
例えば僕で言えば、ご家族の撮影だったりであれば1回3万円程度の金額を頂戴しております。
撮る側としては決して高い金額ではないと思っておりますが、一消費者として考えたときには3万円あれば家計的には大助かりだし、欲しかったテントも買えるし、ニンテンドースイッチも買えるし、旅行も行けるかも...とか色々考えてしまうので決して安い金額ではないと思うのです.
(筆者は大のキャンプ好きです...。このお話はまた今度)

でも!でもですよ。
欲しかったテントやスイッチには3万円出してもいいかもって思うし、ちょっとした旅行であれば全然3万円使っちゃうんです。

なぜでしょうか。
それは楽しいこと、ワクワクが待っているからではないでしょうか。
新しいテントを買ったらそれを使ってキャンプするワクワク、スイッチを買ったらみんなでワイワイしたり、旅行だって楽しいですよね。

そうなんです、きっと皆さんの写真撮影に対するイメージの中に
「楽しい!」

「ワクワク!」
がないから撮らないのだと思うのです。

よく、成人式の写真恥ずかしいから見たくない。
結婚式の前撮りしたけど、うーん。。。
みたいな話を聞きます。
そんなイメージを持ったまま大人になり、親となり
「さあ写真を撮ろう。」となるでしょうか。
3万握りしめて写真撮ろう!ってなるでしょうか。

少なくとも僕ならならないなあ...と思います。

確かにプロ撮ってもらったらうまいかもしれないけど、Iphoneの性能めっちゃいし、インスタで撮り方もそれとなくわかるし、自分たちでたくさん撮れればいいよね!
って方がたくさんいると思うんです。

本当は写真を撮られるってすごく楽しいことなんです。

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いい写真っていうのは、いい空気だから撮れるもの。
写真はあくまで目の延長線上だから、その場が楽しくなければ楽しい写真は絶対に撮れません。

なので一度「たのしいさつえい」を体験してもらいたい。というのが僕の願いです。
体験して、良い!と思ったら、記念日じゃなくても、例えば1年に一回だけでもいいから写真を撮ってもらいたい。

それがきっと何十年後かにかけがえのないたからものになると信じているから、切にそう思います。

そうはいったって3万円高いっすよ。
そんな声が画面越しから聞こえてきそうですね。
なので、そんな悩みを解消できるよう出張無料写真撮影を行いたいと思います。

「たのしいさつえい」を無料で体験してもらおうという、そんな企画でございます。
私の住んでいる静岡県西部近郊の方に限っての形になってしまいますが、この記事を出した数日以内には告知を出しますので、ぜひインスタグラムをウォッチしていてください!

そしてこの機会に僕の「たのしいさつえい」を体験いただけないみなさんも、インスタグラムで「わあ!」と思う写真を撮られている方なら、きっと「たのしいさつえい」をしてもらえると思います。

ちょっとお金がかかってしまうかもしれませんが、ぜひ一度撮影を体験して、そしてもし良いものだと思っていただけたら、長く写真を残していっていただきたいなと、そう思います。



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