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モダンアートな数日間(1)

2022年のコメント
 若いころ、芸術と政治の関係について、ずいぶん議論した記憶がある。それは、ときには、科学技術と政治だったりもした。青臭い議論だったかもしれないけれど、基本的な問題だったとは思う。
 政治や思想に捉われない芸術ってあるのだろうか。思い出すのは、藝大日本画科の学生が、藝術祭のあり方を問う藝大全共闘に対して、「うるせぇ、俺は日本画が描きたいんだ」と喚き散らたこと。この学生は日本画に何を描きたかったのだろうか。
 タイトルの写真は、韓国の民主化闘争でデモの先頭を飾るマンジャン(万丈)という幟。2017年4月に光州で開催された、韓国・光州6月抗争30周年記念「応答せよ1987」李相浩(イ・サンホ)・全情浩(チョン・ジョンホ)展にて撮影。

2010年12月24日
ドイツ・デュッセルドルフからケルンへ。(1)

 ロンドン生活も終わりになるので、ロンドンから空路1時間半ほどで行くことの出来るドイツ・デュッセルドルフの友人を訪ねました。
 友人が連日案内してくださった場所は、ほとんどが美術館。モダンアートいっぱいの毎日でしたが、私のこれまでのモダンアートに関する考えが、少し変わったように思います。
 モダンアートにもいろいろあるんだと、思うことが出来るようになったのは、悪くないです。最初に案内していただいたのは、デュッセルドルフから車で1時間ほどのケルン。ここで最も有名なのは、「ケルン大聖堂」なのだけれども、クリスマス前の日曜日ということもあって、周辺は賑わっていました。

デュッセルドルフから車で1時間ほどのケルン。ここで最も有名な「ケルン大聖堂」。
クリスマス前の日曜日ということもあって、周辺は賑わっていました。

とても大きな建造物。広角レンズではないので入りきらない! これは下半分です。
とても大きな建造物なので、入りきらない! これは下半分です。

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