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2022年のコメント
 高校では、美術と音楽はどちらかを選択するようになっていて、私は美術を選択した。美術の教師は、私たちに新しい画材やテーマを提供してくれるような人だった。そこではじめて、リキテックスというアクリル絵の具を使った。水彩だけど、油絵のように重ね塗りができるとのことだった。
 神宮外苑の並木道を描いた。当時、フォーブ展というのが開催されていて、かなりの衝撃を受けた私は、早速、真似して描いてみた。描いている途中でとっても褒められたので、嬉しかったけど、完成して提出したら、描きすぎたとの評価を受けた。それがいまだに、忘れられない美術の授業であった。

2010年 05月 05日
43年ぶりの出会い。

 コートールド・ギャラリーで開催されている「MICHELANGELO'S DREAM」と題するデッサン展に行ってきました。場所は、キングスクロス駅の近くです。
 ミケランジェロの作品は、それほど多くなかったのですが、ここのギャラリーの収蔵作品はなかなかのものでした。しかも、毎週月曜日の午前10:00〜午後2:00までは、入場料が無料です。ゴッホ、セザンヌ、モネ、ゴーギャン、ブラマンクなどの作品があります。
 私が高校生の時に東京で行われたフォーヴィスムの作品を中心に集めた「フォーブ展」で、強烈な印象を持ったブラマンクの作品があったのには、思わず懐かしいとつぶやいてしまいました。
 クラスメイトと二人でその展覧会に行ったのですが、フォービズムという初めて見る絵の衝撃で、二人ともしばらくはその興奮が冷めなかったことを思い出しました。
 そして今日、43年ぶりに再開したブラマンクは、当時の感動そのままでした。いまでもその時の図録を持っていますが、昔のことですから、残念なことにそのほとんどがモノクロ印刷で、数少ないカラー印刷も、いまとは比べものにならない程度の印刷です。

このギャラリーのコレクションで、ミケランジェロの
「DREAM」というタイトルのデッサンをテーマにした企画でした。
企画展のリーフレットです。
螺旋階段で最上階へ。
これがブラマンク。まさに、surprise! でした。
あまりの衝撃で、手ブレ
ゴッホもありました。



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