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イタリア☆オリーブオイル産地ツアー⒄

オーガニックオリーブオイル「オルチョサンニータ」


2022年のコメント
 東京・目黒のかつてあった我が家の玄関先に、私が鉢植えで買ってきて植えたオリーブの木が、かなり大きくなって、毎年ほんの少し味をつけるようになっていた。ところが、その木が家の角にあるので、裏の家の人がいつも、視界の邪魔になるから枝を切るようにと苦情を言って来ていた。枝が道にはみ出ているわけでもなく、木と道の間は我が家の駐車スペースになっていたし、道幅もそれほど狭いわけではないのに。
 あるとき、誰かが枝を勝手に切ってしまったらしい状態に。でも、証拠はないから仕方なく……。
 そのオリーブの木も、我が家も、今はない。
 タイトルの写真は、ジョバンナさんがつくて干してあったパスタ。

2012年12月16日
オリーブを収穫するという、初めての体験

 オルチョサンニータのジョバンナさんの畑で、オリーブの収穫を体験するという、このツアーのメインイベントのときが、とうとうやってきました。

嬉しい! 喜んでいただけてこちらも嬉しい。

 まずはジョバンナさんに、日本からのお土産を渡しました。それぞれが持参したものを、ひとつ一つ明けて、とても喜んでいただけました。左の男性が、ジョバンナさんのパートナー・サルバトーレさん。真ん中がジョバンナさん、右側の女性は、娘のバレンティーナさんです。

ジュバンナさんのキッチン。

 キッチンへどうぞ、ということで、拝見しました。ジョバンナさんが、みんなのお茶の用意をしてくださっています。

居間には、作ったばかりのパスタが干してありました。
瓶詰め施設。

 畑へ行く前に、オルチョサンニータの瓶詰め設備を見学。ほんとに小さなスペースで、手作りしているのです。

あのオルチョの味は、こうした丁寧な手作りのたまものなんですね。
農園で働く女性と朝倉玲子さん。

 オルチョサンニータのオリーブ畑は、家のすぐ側にあります。収穫は、すべて手作業です。女性が右手に持っているのは、おもちゃの熊手のようなもの、左手には、厚手の手袋をしています。ともかくこれで、枝をしごいて、オリーブの実を、木の根元に敷いたネットの上に落とします。

初体験!

 いよいよ初体験。手袋をした手で、軽く枝をしごくと、面白いようにばらばらと実が下に落ちます。

木の上の方は、脚立に乗って行ないます。
こちらも負けてはいられません。とうとう木の上に昇ってしまいました。
保護色でよく見えません。
オリーブの実は、渋くて辛くて、とてもそのままでは食べることが出来ません。
さあ、こんなに収穫できました。
このケースをこのまま車に積んで、搾油所に運びます。
オリーブ畑は、こんな風景です。

 ある程度の量を収穫できたので、お昼のためにジョバンナさんの家に戻ります。

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