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レーゲンスブルク フベルトゥスブルク条約記念 ターラー銀貨 (1763 Regensburg Peace of Hubertusburg Thaler)
レーゲンスブルクといえば個人的には流行りの都市景観を思い浮かべますが、これはレーゲンスブルクぽくないターラーです。 プロイセンとオーストリアが7年戦争終結のために和議をフベルトゥスブルクで結んだ記念ターラーです。 こちらがオモテ面のようです。 ここまでは個人的にはパッとしないコインかなぁという感じでしたが、エッジを見て、都市景観のと同じだ!となりました。 この時代のエッジはこのような模様を見かけますが、この個体にある"ICB"は、造幣所役人の"Johann Chris
2001年(1923) 1兆マルク緊急貨 ギルト 銀貨 リストライク (Westfalen 1 Billion Mark 1923 Restrike 2001 Vergoldet Silver)
第一次大戦後、超インフレに突入したドイツで発行された各種緊急貨がありますが、最高額面は1兆マルクでした。洋銀貨でよく知られていると思いますが、同額面でギルト青銅貨もあります。贈呈用として製造されたようです。 それを真似た感じでギルト銀貨として2001年にリストライクが製造されました。 肖像(シュタイン)の首あたりに"2001"と刻印されています。 この位置の"2001"はイマイチかなぁという気はしますが、ヨーロッパのリストライクでこのような感じで刻印されているのは普通のよう
レーゲンスブルク 都市景観 ターラー銀貨 ツーリングとエッジとスラブの弊害と。。。(1754ICB/1756ICB Regensburg Taler Silver)
よく見かけるレーゲンスブルグの都市景観です。 ドナウ川と石橋、奥に大聖堂が見え、橋にある塔はブリュック門だと思われます。 個人的に都市景観の好みポイントであるちょこまかしたヒトも見えます。屋形船風?を漕いでますな。 これに錆び取りか何かの目的でかなりなToolingの個体です。 フィールドがかなり削られています。 ぱっと見、結構キレイなんですよね。元々こういう個体なのかなと思うぐらいです。当時のヒトが削ったのかなと思いますが、どういった理由でこうなったのか知りたいですねぇ
1622年 ウルム 都市景観 1/2ターラー銀貨 (1622 Ulm Reichsstadt 1/2 Regimentstaler)
城塞ぽい感じに見えて、いかついなと思えた都市景観です。 北側からの都市の景色と内部と外部の防御施設が描かれているとのことですので、あながち城塞というのも間違ってはなさそうです。 ググってみると、1480年にウルムの都市を防御する目的で城壁が建設されたそうなので、なるほどですな。 となると、この堀ぽく見えるのはドナウ川から引き込んだもののように思えます。中央の建物はやはりウルム大聖堂でしょうか。写真で見る大聖堂よりはぽっちゃりしている印象です。 銘文は「神の意思の加護によ