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ぷらっと長崎  ~野母崎


①観音寺

行ってきました!長崎の観音寺。
こちらは和同2年(709年)行基菩薩によって開山されたところで、長崎市周辺では最古の寺院と言われています。

市の中心部からはちょっと離れていますが、海沿いの道路を走るのは眺めも良くとても気持ちがいいです。

遠くに軍艦島も見えます。

脇岬海水浴場近くに【観音寺前】バス停があり、そこを山の方に曲がって少し行くと、観音寺の石の表門が見えてきます。

表門

橋のようなアーチを描くこの石造りの表門は、長崎市の眼鏡橋と同じ技術で作られています。
歴史を感じさせるどっしりとした造りです。

門をくぐると仁王像が見えてきます。

表門から中を望む
仁王様
仁王様

仁王様、迫力のあるお顔立ちです。(当たり前か……)
後ろに山を従えているようで、味わい深いです。
何だか今にも語り掛けてきそうな感じ。

本堂
立辻之地蔵菩薩

本堂の中は写真撮影ができないので、残念ながら画像はないのですが、
ここにはいくつもの文化財があります。

まず、国指定重要文化財である、ご本尊の「千手十一面観世音菩薩立像」。
月に一度、18日の御開帳の日にしか目にすることはできません。

こちらの観音様には「宙に浮いている」という伝説があるそうです。
なんでも、観音様の足の下に紙を差し込むと、不思議なことに紙は足の下をすり抜けてしまうのだとか。
絶妙なバランスでこの仏像が彫られている、というのが真意のようですが、
そんな奇跡も何だか「さもありなん」と思えるから、不思議です。

前回訪れた時が偶然18日で、観音様を目にすることができましたが、その時はこの話を知りませんでした。
なので、足元をよく見ておらず(>_<) 残念です。

そして長崎県の指定文化財の天井絵!
シーボルトの専属絵師として有名な川原慶賀らによって描かれたものです。
弘化3年(1864年)に奉納されたものだそうですが、経年劣化により、色が薄くなってきています。
それも味わい深いですが、ぜひ末永く保存してほしいです。

当時の日本画にはない西洋絵画の技法を取り入れた、長崎ならではの絵画様式だそうで、薄れてきてはいますが、往時の華やかさや美しさを彷彿とさせます。見る価値ありです。

本堂はじめ、建物の彫刻などもすばらしいです。

瓦の獅子
本堂から
向こうの方は海。昔は多くの貿易船が行き交っていた。
階段横に見つけた像
鳳凰や龍、獅子の彫刻
龍の彫刻
宝篋印塔(ほうきょういんとう) 長崎市有形民族文化財
小さな石仏もあちらこちらに

②大ウナギ / レストランだいまん

ここ野母崎には大ウナギがいます。

大ウナギの水槽
運勢うなぎ登り……らしい
意外とかわいい

この大ウナギがいるところの近くに隠れ家的レストランがあります。

レストラン だいまん

この店の名物はトルコライス!
メインはハンバーグやからあげ、アジフライ、かにクリームコロッケetcから
選べます。
量が想像以上に多いので、ぜひ、おなかを空かして行ってください。
ホントにおいしかったです。

だいまんのメニュー

③樺島灯台

1932年に設置されたこの灯台は樺島の南端にあり、樺島灯台公園の展望台からは、天草灘や五島灘が広がりとても眺めがいいです。

樺島灯台
灯台資料館(すぐ隣にあります)
どこまでも海が広がります
青い空と海、白い雲を背景に
帰り道に 遠くに灯台が見える

そして帰り道、海沿いの道のところに蒲鉾の製造元直売所がありました。
「おがた蒲鉾店」です。
道路沿いの黄色い看板が目印です。
駐車場から、奥の細い道を少し歩いたところにあります。

この看板が目印
緒方蒲鉾店

熱々の蒲鉾が買えます。
熱々はやっぱりおいしい!
賞味期限が長いパック詰めになったものもあります。
ついついたくさん買ってしまいたくなるので、そんな時はおうちに帰ってから冷凍しとけばOKです。
食べるときには電子レンジで温めてもよし。トースターでそのまま焼いてもOKです。ちょこっとお醤油をかけて食べるとサイコーです!

④モアイ像⁉

女神大橋付近を車を走らせていると、突然モアイ像が見えて来ます。

モアイ像
結構大きいです

立ち入り禁止区域らしく近くでみることはできませんが、車窓から見えても
結構「おーっ」と驚きます。
橋の上からなら見えるのかな?

美しい海、だけじゃない野母崎。歴史散策も楽しめますよ。

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