見出し画像

毎日が新しくなっていく

 以前の世界では大型連休もはじまり、新幹線の乗車率200%やら、数十キロの渋滞情報、新しくできたテーマパークの情報で溢れかえっていただろう。

今はなんというか自分の孫の代あたりの世界を見ている気分。
その未来の世界では、自分はすっかり老いぼれていて、もしかしたらそこに溶け込もうとしていないかもしれない。

なんて、思わず空想してしまうけれど、まさか、自分が現役世代の時にやってくるとは。

そういった驚きはいちどきに来るんじゃなくて、ふとした瞬間に訪れる。
家事を終えて一段落した時、お風呂のお湯に浸かった瞬間とか。

冷静ぶって、感情を揺さぶられていないようにふるまうことも少し慣れてしまった。
でもそれでいいのかな?
一時的にそういった感情を押し殺しているだけなのかもしれない。


わたしたちは怒って良い。
でも、何に?

ここから先は

344字
月4回更新予定 「写真」「作品」「言葉」をつなげて気づくものを探してながら綴っています。このマガジンでしか読めない記事や有料記事を格納しています。

私は「書かなければ気づき得ない文章」を探してます。 随筆と私小説のあいだ。そして私写真。 書評までいかない「本との対話」写真集のアイディア…

サポートは個展の費用や学費・研究のための書籍の購入として大事に使わせて頂きます。他、応援してるアーティスト・作家のサポートにも使いたいです。