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オペア生活後半 2年目


前回のnoteはこちら


アメリカのオペアプログラムは、最長で2年間アメリカ滞在ができます。
私は年齢のこともあり、もう2度とアメリカのオペアプログラムに参加できないので、最初から2年いるつもりでアメリカへ行きました。

今回は私のオペア生活「最後の1年」についてです。

3つ目のファミリー

前回のnoteでも触れたように、1年目が終わる4か月前から最後のファミリー探しをスタート。
でもファミリーのスタート希望日は、私のスタート可能日の1、2か月前のことが多かったです。

私がマッチした3つ目のファミリーも1か月ほど早いスタートを希望していました。エージェントに確認すると、2つ目のファミリーと3つ目のファミリーが合意すれば、早めに次の場所へ行っていいとのことでした。

そのため私は本来の終了時期より2週間ほど早く3つ目のファミリーのもとへ。

3つ目のファミリーはアメリカンファミリーでペアレンツと3人のティーネイジャーのガールズ達。

ペアレンツの仕事が忙しく、まだ送迎や食事の準備で助けが必要ということでオペアを探していました。

ホストママからは「彼女たちはベイビーじゃないからそんなに手はかからないわ」と。ボーイズたちもそこまで手がかからなかったので、まぁそのくらいの歳ならそうよねと思いました。

ガールズとインタビューしたときは、長女は社交的で、下2人は人見知りな感じ。


シフトが出ない

働き出したらえー?ということが沢山ありました笑
まず、シフトが出ない!これルール違反です

何回もホストママに1週間のシフトを出してと言っていたのに、最後までありませんでした。もちろんエリアディレクターにも相談しましたよ…

シフトが出ないので、ママが今日この予約、練習があるの忘れてたが頻発。最初はイラつきましたが、言ってもできない人に期待するだけ無駄。だって来週の予定聞いたら「私もわからないわ」と言ってくる😇

シフト出すように言い続けましたが、シフト出す能力は彼女にはないと思って諦めてました。ガールズのお迎え時間なんかが被っちゃったときは知らん顔して、「あなたがやることやらないからでしょ〜。私は言われたことしかやりません」のスタンスで1年過ごしました。

この神経図太くなったのは確実にアメリカでオペアをしたおかげ笑
精神的にさらに強くなったと思う。


ガールズの自立度

2つ目のホストファミリーのボーイズは学校に行くときのランチ、スナック、水筒は彼らが準備していました。
ランチに関しては私が選択肢を伝えて、選んで貰い自分でランチボックスに入れてもらってました。

しかしガールズはそんなことしません。ランチは何が良いか聞くと、これが良いと言うときと何でも良いというときがあって、何でも良いが1番困るのよ!って感じでした。

ママはヘルシーなスナックを食べて貰いたいと言って、ガールズがあまり食べないスナックを買ってくることが多いうえに、ガールズは自分たちで準備しないから、食べたいスナックがないと文句を言っていました。

そこでじゃあ一緒にスナックを買いに行くか提案すると行かない。じゃあ文句言うなよ…
食べたいスナックのリスト作って送ってって言うと送ってくれるけど、そのスナックはママが食べさせたくないものばっかり。

ファミリーで話し合ってくださーいって感じでした。
そのうえママはヘルシーじゃないって言ってたスナックを自分から買ってくるしで、もーわけ分からん笑

最悪だったのがガールズの洗濯物
経血がついたままのパンツがそのまま洗濯かごの中に入っていました。
まだ経血なら可愛い方で、う⚪︎ち付きのパンツもよく入ってました。

高校生、中学生にもなって自分のお尻拭けないってどいうこと????
ボーイズたちは1回もこんなことなかったけど????

「彼女たちはベイビーじゃないんじゃなかったの?文字通りベイビーですけど?まだダイパー必要みたいですけど?」

彼女たちの洗濯物を洗った後の洗濯機は本当に使いたくなかったです🙄

自分のものを洗うときは、その前に彼女たちのタオルやらシーツやらを洗ってから使うようにしてました。


アメリカ文化を体験する

ここのファミリーは比較的お金持ちで、親戚もかなり多かったです。
そのためサンクスギビングとクリスマスは盛大にやりました!

サンクスギビングの最初のお祝いは、ホストファミリーとお家でやって、前日からターキー、マッシュポテト、アップルクリスプをみんなで協力して作りました!

ホストママのお姉さんのファミリーの家で2回目のサンクスギビングディナーをして、また違う料理を楽しむことができるました!

クリスマスは30人以上集まってクリスマスディナーをみんなで楽しみました!クリスマス当日の朝はたくさんのプレゼントを開けて中身を見て盛り上がっていました!

クリスマスプレゼントはガールズ1人あたり最低$1000くらいは買ってあげていたようです。さすがお金持ち…

私はママに「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」と何回か聞かれていました。しかし、帰国が3か月後で荷物の整理をしていて、スーツケースに収まりきらない絶望を味わっていました。

「何もいらないよ。むしろ持ち物捨てなきゃいけないくらいなの😂」と答えていたら
「OK!Yはギフトカードね😉」

でクリスマス当日には、ギフトカード以外にも洋服やお菓子、ちょっとした小物などをくれました!

ここのファミリーと過ごしてて1番すごいなと思ったのがSweet Sixteenのパーティー!

アメリカ人の特に女の子は16歳の誕生日を盛大に祝うことが多いです。

長女のこのパーティーは、イベント会場を借りて友達親戚を100人くらい呼んで盛大にお祝いしました。

長女はこのパーティー用に、謂わゆるフロムとかで着るドレスを買い、ネイルもパーティー用に新しくして、髪も染めて、歯のホワイトニングもして…

ママが「ウェディングパーティーみたいでしょ🙄😂」
って笑

パーティーも本当にウェディングパーティーかって感じでした

長女の成長の記録のムービー、父娘のダンスタイム、フロアでみんなでダンスタイム、長女がお世話になってる人達への感謝のメッセージなど

Sweet Sixteenのパーティーやってるのをドラマで見たことあったけど、本当にあんな感じ!

前2つのファミリーは男の子たちだけだったのもあるけど、これは絶対に3つ目のファミリーじゃなきゃ経験することはなかったから本当に貴重な体験ができました!

まとめ

結論先に言っちゃうと2つ目のファミリーが1番好きだけど、3つ目のファミリーのところではまさにアメリカ!って経験を沢山することができました!

それと同じくらいのここのファミリーといて嫌なことも沢山あったけど

3つ目のファミリー探しもっと時間かけてやれば良かったって思ったけど、アメリカらしい経験もできたしまぁいいかって感じで私の2年間のアメリカオペア生活は終わりました。

あのときオペアやるって決めて、仕事辞めて良かったって思ってます。

この経験が次のやりたいことのベースに確実になってくれてる。

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