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ゲームストップ、eコマース企業へ?

こんにちは。
また、ゲームストップ(GME)がザワついてます。2/25のジム・クレイマー(@jimcramer)のツイートで何が起こっているのか知ることが出来ます。
何が起こっているのかの記事です。(2月28日時点)

GMEの株価チャート

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 Yahoo!Finance より引用しました。先週末の終値で$101.6でした。2月下旬の株価の値動き、異変を感じて下さい。一時的に$200を目指す動きがありました。先日の米下院で開催された公聴会では、今後のHTF取引手数料など問題点を整理し一見落着だった。よって、またREDDITが一枚噛んでいるのかと思い込んでいました。でも違いました。上述で触れたジム・クレイマーは、

GMEは、ビットコイン(BTC)に$20億投資し『ビットコインストア』になることを望んでいます

 とツイートしています。

GME問題のもう一つの背景

 ジム・クレイマーは元ヘッジファンドマネージャー。ゴールドマンサックスに入社しトレーダーとして辣腕を振るい退社、自らのヘッジファンドを設立。今は、Twitterなどで過激なツイートをするなど投資に関するファンも多く、現在米CNBCの番組「MadMoney」のホストとしても活動をしています。そのジムは、2月24日(水)感染拡大の影響を受け、かつ業績不振に困窮するビデオゲーム小売のGMEに関し、上記のようなアドバイスをその番組を通じしたようです。一方で2/24ブルームバーグが、

 米ネット通販会社チューイーの共同創業者で投資家のライアン・コーエン氏がGMEの株式を保有し、その評価額が急増している。

と報じた。ライアンは、昨年8月にGME投資を公表し、同12月までに900万株を購入したとされる。そして今月、GMEはライアンと他の2人が取締役会に加わることを発表した。このことが、2/24に株価が急騰する引き金となった。実は、その前日(2/23)ブルームバーグがGMEのCFOであるジム・ベルをその地位から追放したと報じ、ジムは取締役会において「ライアンのビジョンに沿った者へ道を譲る」とのことから解雇となった、と報じた。

 そのライアンは、

 「GMEの実店舗は、小売からEコマース企業に変革することを推進中で、そのチェーンで力を強化中です。そして、 ペット供給サイトチューイーの元責任者(ライアン・コーエンのこと)は今年初めにGMEの取締役会で3議席を獲得しました。」

 と言っている。 

今後のGME

 ジムが「Mad Money」のホストとして、GMEのビジネスを変革し株価を大幅に引き上げるため、「MicroStrategyのビジネスに従いBTCをバランスシートに載せること」と提案している。

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 参考にBTCとマイクロストラテジー(MSTR)のチャートをyahoo!financeより引用します。MSTRの株価とBTCの株価チャートに相関関係があることに気付くと思います。ジムとライアンはこれを狙っていると推測できます。そうすることで、業績不振のGMEはBTCの価値向上により時価総額は向上し、その傍ら小売店舗で従来通りビデオゲームを販売する企業になる。
 ちなみにMSTRは、ビジネス情報企業で昨年8月にBTC購入(約9万₿)し、それから今まで株価は約5倍に上昇してます。今後のGMEはMSTRのような企業になるのでしょう。
 先週末で、ライアン保有の13%株式の評価額は約7億$。GMEの上昇で、ライアンの持ち分の評価額が急増している。

これが最近のGMEに株価が急騰した背景になります。
ここまで読んで頂きありがとうごいざます。