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令和のRED

地上波でかかると必ず観る映画が幾つかある。トム・クルーズ主演のナイトアンドデイだったりマイケル・J・フォックス主演のバック・トゥ・ザ・フューチャーだったり。その中の一つにブルース・ウィリス主演のREDがある。MARVELだがMCUには入らないステゴロ映画である。私は同作に出たヘレン・ミレンの美しさにヘッドショットを決められたので観ずにいられないのだ。

今週の金曜日、午後のロードショーでREDがかかっていた。大喜びで観たのだがモーガン・フリーマン演じるジョーの登場シーンでちょっともやっとしてしまった。80歳で末期の肝臓ガンを患う彼は老人ホームにいて、介護士に壊れかけたテレビを直してもらおうとする。その様を後ろから眺めるのだ。わあセクハラシーンだ、と思った。多分これまでは普通に笑って観ていたのに。令和になって色々な事が見直された結果だと思うと驚いた。私は割と鈍感な方なので。でもこういうシーンを取り沙汰してぎゃあぎゃあ言うのは嫌だと思う。大抵そういう人は全然関係ない人だからだ。大体フィクションの登場人物に親身になり過ぎていい事がある訳がない。

でもヘレン・ミレンは相変わらず美しいのでまた観る。

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