見出し画像

今更、夢中になっているもの

たまたま見つけたことがきっかけで、いま気になっているものがある。
それはタンポポ。
というのも実家に帰った際に、タンポポが咲き誇る場所を見つけて、黄色い花のなかに生まれてはじめてシロバナタンポポを発見!

シロバナタンポポ

大喜びで母に伝えると、家の庭にも咲いているよ・・・と即答された。
そして庭に目をやると確かに咲いていた。子供のときには見た記憶がないけれど。
シロバナタンポポといえば、在来種だなーと思い、もしやニホンタンポポ(カントウタンポポ)もある?と思い、スマートフォンで西洋タンポポとの見分け方を確認しながら、再度足を運ぶ。

なんと、ニホンタンポポがたくさん咲いていることを発見。
ただセイヨウタンポポも同じくらい咲いていたので、交雑種の可能性もあるけれど。さすが50年以上、土を掘り返すことがほとんどなかった場所だけあり、シロバナタンポポも目が慣れてくると、意外にあることがわかった。

そうして、どちらかのタンポポかすこしわかったような気がする。でも花を見ただけではわからず・・・写真のように総苞片の形状を確認してみた。すると、やっぱり花の目視だけではあたらないこともわかった。

ニホンタンポポと思われる個体


セイヨウタンポポ 英名のダンデライオンがぴったりの総苞片だと感じた。これが
もしや由来?

なんてことをして、タンポポを堪能していると、雲が出てきて日が陰ってきた。すると、シロバナタンポポもニホンタンポポも花を閉じはじめる。

でもセイヨウタンポポは閉じない。

もちろん、セイヨウタンポポも日が暮れてくると閉じるのだけれど、ニホンタンポポとは明らかに違う。花も葉もそっくりだけれど、ちょっとした違いを目の当たりにできて、すっかりタンポポを気にしてばかり。
ちなみに実家の庭も探すと、わりとニホンタンポポがあることがわかった。これには、母も驚いていた。でもそれ以上にセイヨウタンポポで溢れていたけれどね。
世の中から減っているとずっと言われている花が身近にあったというのは私自身には大きな発見で今更、タンポポに夢中である。

そんなわけで、タンポポを見かけるととりあえず、都内だろうが地方だろうが花をめくって、総苞片の形を確認してばかりいる私である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?