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NFCタグを使ったトリガーの使いどころって?


iOSのショートカットアプリが好きで、スマートホームと絡めて色々と自動化するのに最近はまっています。

ショートカットの機能にオートメーションがあって、指定の時間や場所をトリガーとして、あらかじめ設定したスマホの操作が可能になります。

そのトリガーのとしてNFCタグにスマホかざすことを設定できます。
私もiPhone SEに機種変更して早々にNFCタグシールを入手して、いくつか身の回りに貼ってみて使い勝手を体感してみました。
今回はそのNFCタグの使いどころについて。


購入して真っ先に使ってみたのがこちら、ベッドサイド。
寝室にある照明の操作に使ってみました。
右側にあるのが、NFCタグシール。

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しばらく運用してみて、これは失敗でした。

照明の操作自体は問題ないのですが、なによりめんどくさい!
理由としては、
1.スマホを持っている必要がある点
2.かざす前にスマホのロック画面を解除する必要がある点。
3.スマホでかざす位置がややシビア

私の中で、上記のような使い方は悪手であると判断しました。
ちなみに、今では隣のaqaraの物理スイッチによるオンオフをしています(記事)。

では、NFCタグの使いどころはどこなのか?
私なりにユースケースを考えてみました。

1. 物理スイッチが置けない環境

ベッドサイドであれば物理スイッチを置いて押せば、そのほうがお手軽、確実。もしくはボイスアシスタントからでもいいかも。

一方で、屋外やお風呂など物理スイッチの使用環境外でトリガーが必要な場合。NFCタグであれば、水がかかろうが、埃があろうが問題ないので、そうした条件下の環境でなら使うのはあり。
※極端な高温環境下はシールの粘着剤が剥がれるリスクあり



2.カードなど小物類をトリガーにする場合

NFCタグのメリットは小さく薄いのでどこにでも貼れること。

私の場合、図書館のカードに貼って本を借りたタイミングでカードのNFCタグにかざして、リマインダーに返却を追加するようにしています。
それ以外にも、病院の診察券だったり、財布だったり身の回りの小物類に貼って、小物が紐づくイベントを想定するといいかも。

3.ユーザーごとに異なるオートメーションを実行する場合

NFCタグのメリットとして、一つのタグで端末ごとに操作を変えることが可能です。

その点を生かして、家族どうしで別操作をしたい場合や、逆に特定のユーザーのみ操作可能にし、一方で子どもあるいは部外者等が意図せぬ操作をするのを防ぐという目的でNFCタグをトリガーとして使う。


4.NFCタグをかざした後に、スマホを操作する場合

言わずもがなかもですが
スマホをNFCタグにかざすので、スマホが手元にあるはず。
メール打つなり、特定のアプリを巡回するなり、何かしらかざした後に続けてスマホ操作が発生する場合。

以上、NFCタグの使いどころを考えてみました。
正直なところ10枚セットの半分余っていて使いどころに悩んでいて、改めて考えてみました。




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