映画鑑賞記録（2023-No.021）

堕月なアティム

2023/11/23「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」
　　　　　　初日舞台挨拶（上映後）付き

「攻殻機動隊 SAC_2045」の、２０２２年５月から既に配信されているシーズン２の再構成劇場版。ＳＡＣ（STAND ALONE COMPLEX：スタンド アローン コンプレックス）シリーズの完結作、とのことらしい。

その初日舞台挨拶（上映後）付きのを鑑賞して参りました。

ま～既に配信されているとはいえ、３週間限定での劇場公開、その初週でもありますので…まだ何も書けないな、と（苦笑

なので、物語りのことについてはしばらく自閉モードにしつつ、思ったことをつらつらと書いていこうかと。

まずは、舞台挨拶のことをば。

舞台挨拶登壇者（敬称略）：
草薙素子役　　田中敦子
バトー役　　　大塚明夫
トグサ役　　　山寺宏一
江崎プリン役　潘めぐみ
司会進行　　　吉田尚記（ニッポン放送アナウンサー）

舞台挨拶の詳細は、シネマトゥデイさんとかクランクインさんとかコミックナタリーさんとか、ほか色々なとこがＷｅｂ上に掲出されているので割愛。
有難くも、シネマトゥデイさんが舞台挨拶の動画をトークノーカットで上げてらしたのでぺたぺた。
（注：上映後の舞台挨拶ですので、ネタバレをがっつり含んでいます。）

識る人にはお馴染みの、ニッポン放送アナウンサー吉田尚記さんによるファン目線込々の司会進行には毎度のこと安心感しかない。
この安心感、松澤千晶さんに感じるものと同じベクトルかも？などと（笑

舞台挨拶中のいろいろある中で、私的イチオシは、本シリーズで新規参入で且つキーパーソンを演じた潘めぐみさん、その言葉選びがすばらでした。
ファン目線に近くもあり、バトーさんに憧れを抱く少女のそれの様であり…作品や登場するキャラクターたちへのリスペクトは敬服するばかり。

舞台挨拶、挨拶のトリで、田中敦子さんの言葉は…
確かに字面だけにしてしまえば草薙素子のそれではあるけれど、あの瞬間に発したのは紛れもなく田中敦子さんご本人の想いなんだな、と…
また次に会う時のコードをゴーストに刻まれた心地です。

（追記：２０２３１１３０）
公式さんより、公式レポートが届いたのでぺたぺた。

（追記、終わり）

さてさて、物語りについては～と書きましたが、感じたことくらいは。

作品全体として、ホントすばらでした。
日本のアニメーション業界の最先端って映像と音って感じなのかな？
観ていて不快感はなく、素人目にも粗など見つけられるはずもなく。
モーションキャプチャだったり、フル３ＤＣＧだったりするんだっけか？
ＣＧというと、初期のバーチャファイターのカックカクなポリゴンってイメージが強く残っている私ですが…そんな私でも美麗だなぁ、とは思う。
人間味、とはちょいと違って人形？っぽくは感じるかもだけど…
（割合や部位の差はあるものの、作中の登場人物のほぼ全て、何らかの義体化がされているわけで…その世界にあっては、現実味があるのかも…）

また声優陣も安心感しかありません。
このシリーズに永く携わり、当人たちをして他人と思えないと言わせしめる主役の御三方もさることながら、新しく参戦した方々も世界観を崩すことなく調和できてる様に感じるほど…あくまで個人感、ですけどね。
重ねて言います。ほんにすばらでした♪

このシリーズを含めた、所謂「士郎正宗」ワールド（敬称略で失礼します）はめっちゃめちゃ大の好物で…その世界観には魅せられるばかり…その漫画展開の一つ「紅殻のパンドラ」も愛読してまして…
そのアカウントの１つが有難くも流してくれる情報には作品を楽しむスパイスになって頂いているので、その紹介がてらぺたぺた。

この「攻殻機動隊」のシリーズを通して言えるのは、遠くない未来について胸をワクワクさせてくれるには十分なほどの期待をくれる作品で、人が人だからこそもってるだろう心だったり社会だったりの不安材料を「こんなこともあるかもね？」とちょっぴり啓発してくれるような作品だな～と、今作でも改めて思った次第であります。
この作品・世界観を、色々な人と情報の並列化だったり思考迷路（笑）だったりを交えて語りあかしたいと思える作品です。
もっともっと永く、まだまだ続いていってほしいなと願うばかりです。

さてと、ここまでで締めればよいとは思うのですが…
今回も書いてしまいますよ…ネガありの蛇足をね…（苦笑

蛇足（ネガあり）：
ってかさ、３週間限定での公開って、何故なのさ？
それに、この上映館数（全国３０館？）の少なさ、ホント何で？
東北５県のうち宮城の１館のみだし、関東でも県下１館だけってとこも…
Ｗ・Ｈ・Ｙ！？

配信の方でモトはとれるってことなんだろうか？
私は有料チャンネル未登録なので配信は全くの未見ではありますが（苦笑
でも、円盤はシーズン１とシーズン２は購入済みですけどね？

初日舞台挨拶のあった劇場にはこんなにステキなものまで置いてくださってるってのに…配給サイドの力の入れ具合が素っ頓狂に見えてしまって…
色んな人と感想の情報共有や並列化をしたいってのに…これでは…

ともあれ、１ファンとして、声高に、「いい映画だったぞ～」とか「これ好き～」だとか、恥ずかしがらずに胸を張って（極力ネガなしで）声を発したいな、と思いましたとさ。

次は、これのリピと、ダンジョン飯、辺りかな…
宇宙戦艦ヤマトの４Ｋリマスターも興味あってさ…
年明けてからの、エクスペンダブルズの新作や、個人的に期待値だだ下がり中のガンダムＳＥＥＤとか…
期待と不安が入り乱れておりまする♪

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