見出し画像

【キャリコン学科対策】国家資格~1級までまとめて対策!<1級試験第9回問9「サポステ」に関する記述>

今回は、「地域若者サポートステーション」、通称「サポステ」について確認します。

画像1




当ブログでの過去問の取扱い方について

1級学科試験問題は、5択。適切(不適切)なものを1つ~2つ選びます。
なので、まともに取り組むと、間違った記述を相当数目にすることになり、効果的ではありません。
当ブログでは、過去問で扱われる事項をすべて「正しい記述」「これが認識できていれば正当できる内容」に変換して記載することで、正しい知識のみを印象付けることに集中します。

====
挟まれた文章が過去問で扱われた部分
====


また、キャリアコンサルティングは、「実務」です。実技で活かすイメージをすることで、「実技に活かせる知識」としてストックすることを目指します。


サポステの対象者

===============
サポステでは、働くことに悩みを抱えている15歳~49歳までの方の就労を支援している。
===============

中学卒業~49歳まで。
令和2年度から支援対象年齢を39歳から49歳までに拡大しています。過去問第9回では39歳までと記述されているので要注意です。


サポステの支援内容

===============
・コミュニケーション講座
・ジョブトレ(就業体験)
・ビジネスマナー講座
・就活セミナー(面接・履歴書指導等)

・アウトリーチ(出張)支援
・就職後支援
ほか、専門的相談支援(個別相談・プログラム等)
===============



サポステの設置

===============
厚生労働省/地方自治体の協働設置、NPOや株式会社による運営。
全都道府県 177か所。
===============

「身近に相談できる機関」として、全国の方が利用しやすいよう全ての都道府県に必ず設置されています。


若者支援施設の比較

画像2

「ジョブカフェ」は、平成16~18年度の3年間、経済産業省が実施した「ジョブカフェモデル事業」から自立している経緯があります。都道府県によりオリジナル色が見られ、「ジョブセンター」「若者就職支援センター」「キャリアセンター」「しごとセンター」など名称も様々です。


若者支援、福岡の場合。


実際の支援となると???


対象が重なってるーーーー( ゚Д゚)!!!
支援が重なってるーーーー( ;∀;)!!!
実際どこに行けばいいのーーーー"(-""-)"???


ですよね。


ここで、キャリア支援をする際にとても大事なポイントを思い出さねばなりません。
支援内容や支援制度、「今自分が知っている情報が正しいとは限らない」ということです。

相談者が利用できる支援は、相談者の居住地や状況に合わせて一緒に調べ、最新の情報を確認しましょう。地域、時期によって内容はそれぞれで、キャリコンだからとすべてを把握できるはずのないことです。


例えば、福岡の場合。

若者の就職支援をする下記4つの施設がワンフロアで展開されています。

〇サポートステーション
〇新卒応援ハローワーク
〇わかものハローワーク
〇若者就職支援センター
(※福岡ではジョブカフェという言葉は使われていません)

4つの施設の「総称」として、「わかものジョブプラザ・福岡」(愛称「わかジョブ・ふくおか」)という名称がつけられています。

以前は「30代チャレンジ応援センター」や「しごとサポートセンター」などがありました。有期の事業の入れ替わりにも対応できるよう、若者の就職支援といえばここ!という「総称」が使われているようです。

フロアに入るとすぐに「総合受付」があり、ワンストップで適切な施設の支援に案内してもらえます。利用者としてもありがたいですね。


まとめ


今ここで必要なリソースを可能な限りキャッチアップし、アップデートする。これを怠ると、「言ってたことと違う」「聞いていた場所がない」などという相談者の混乱を招き、せっかくの助言も活かされないかもしれません。。。信頼関係も。。。

もちろん、現場で働いているなど、自分の情報が正しいものと確信がある場合は自信をもって情報提供しましょう。
ただし相談者にとって「自分で調べ、自分で確認すること」が重要です。その基本姿勢を忘れずに支援しましょう。

画像3


これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/