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【しくじりキャリコン自己紹介】しくじったからスタートしたキャリコン人生。


第17回国家資格キャリアコンサルタントの受験に挑まれる皆様へ。

こんにちは。
初めまして。
通称「もっち」と申します。
「もっちさん」なんて呼んでいただけたら喜びます(*^-^*)


6月末~7月の試験まで長丁場ですが、あっという間です!
微力ながら、これまでの知見を活かしブログ配信にて伴走支援させていただきます。勝手に(笑)。


少しでもお役に立てることがあれば嬉しいです(^_-)-☆


さて、自己紹介を兼ねて、まずはわたし自身の受検体験記をお話させてください。

…お恥ずかしいですが💦


「私は大丈夫」と思ってた受験1回目。


実はわたしは、3度目の正直でようやく合格ができた、しくじりキャリコンなのです。。。タイトル通り。


受験生の時、「合格の雰囲気」を持っていると評価されていました。
養成校の先輩や同期の仲間と行うロープレでは、「もっちさんなら大丈夫だよ!」と。

わたし自身もそう思っていました。




…しかし実際は、2点不足で不合格 Σ( ̄ロ ̄lll)




その結果にわたし自身「うそでしょ??」って思いましが、わたし以上に周りが驚いていました。



え???もっちさんが???なんで???
運が悪かったんだね!
試験官との相性が悪かったんだね!!
女性には評価が厳しめらしいよ!


…なんやかんや…うんたらかんたら…(-_-;)


そうか、たまたまか。
そうだよね、あと2点やもんね。
次は受かるよね、わたし!!!
そうよ、なんかの間違いに違いないっっ( ・`д・´)!!


  

何の根拠もなく、訳の分からない自己効力感で自らのモチベーションを上げ、2回目受験に向け後輩に混ざってロープレの回数だけ重ねました。



「1回目は何かの間違いだ」と疑ってた受験2回目。


そして挑んだ2回目。

忘れもしない、2018年1月5日。
お正月明けのめでたさ冷めやらぬ朝の合格発表。


web上にわたしの受験番号が……


受験番号が……


受験番号が……


ないっっっ!!!!!


(;゚Д゚)え???


・・・・(;一_一)


(;゚Д゚)え???


… 二度見どころか十度見くらいしましたよ。



不甲斐なさ……
くさしさ……
情けなさ……
無力感……
憤り……
怒り……
いろんな感情が噴出してきました…(T_T)



その頃ちょうど試験以外のことでもうまくいかないことがあって。

お酒の勢いを借りて大声で泣き崩れ、ぐちゃぐちゃになった1年の幕開けだったのです。


(ノД`)・゜・。


足りなかったのはたった1点。


大きくのしかっかった、重い1点でした。




「このままではダメだ」ともがいた受験3回目。


「このままではダメなんだ。」


受かるまで受けるんだ、とか、
あきらめなければいつかは、とか、
惰性で合格する道はあったかもしれない。


でも。


「もう不合格はご免だ。」


その時強く思ったのは、
正直、キャリコンの資質がどうとか、キャリアコンサルタントと生きるためとか、そんなことじゃなかったんです。


プライド。
尊厳。


わたしの中のそんな者たちがニョキニョキ出てきて、「変われ」と叫んでいたのです。


そしてやっと、「自らを振り返る」覚悟をしたのです。これは、自分を知り、自分を見つけに行く覚悟。


恐ろしく不安で、苦しく辛く、誰にも理解してもらえない、自分だけの戦いになるだろう、と、覚悟しました。



面接試験で驚異の32点UPを遂げたアプローチ。


表面を取り繕う自分。

できないことを隠してできてる風に装うことや、なんとなしにごまかして、大事なことに向き合わずにわき道をこっそり抜けていくような自分。

そんな自分を見つけたから、
そんな自分を自分の一部として認めました。
そして、そんな自分とうまく付き合い、なだめ、選択しないという意思決定をしました。


わたしは間違いなく、「合格したい」と思っている。
そしてその合格は、「なんとなく」の合格じゃなくて、「だから合格したんだ」と言えるものにしたい。


今成し遂げたい目標に、真正面から突き進んでいこう、と決めました。


それから行った「試験対策」は、それまでの2回とは全く違うアプローチでした。

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◆さんざん作ってきた「型」を、リセットしました。
その上でクライアントファーストを考えたのです。自分の頭で。

◆大嫌いだった自分の声。ロープレのボイレコをクライアントになった気持ちで聞きました。嫌いで、聞くことが嫌で嫌で仕方なかった自分の声を、「他人の声」のように感じ、客観的に評価できた時は、その変化に衝撃を覚えました。

◆ロープレしたことに満足して振り返りもしなかった15分のやり取りを、頭の中で何度も巻き戻し再生し、再構築するシュミレーションを繰り返しました。

◆日々の生活で話す相手は全てクライアントだと思って傾聴と対話を心がけ、様々な手法を試みました。

◆関係構築が崩れた時は、何がいけなかったかクライアントに聞きました。
その理由は様々でしたが、大きく捉えると、「型にはめないでよ」と訴えているように感じました。

◆戦略の引き出しとなるものは、相談者の役に立つものを収集しました。何が役に立つのか、自ら調べ使えると判断したものを、使える状態で引き出しに納めました。
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その結果。3度目の正直で「危うい」点数ではなく、合格ができました。
面接の得点は、1回目からなんと驚異の32点UP(笑)

どれだけ低かったのか、って話ですが(^_^;)



そして合格の証を手にし、ふと見回すと、
周りにはわたしの良き理解者が増え、生きやすい環境が出来つつありました。

合格を報告する人がいること。
自分のことのように喜んでくれる人がいること。


わたしはなんて幸せなんだろう。


何とも言えない幸福感。
次のステップに進むために許された、束の間の充足感を味わったのです。





国家資格対策を行う意味。


その後、2級技能士にもチャレンジしました。
複数の上級者から指導を仰ぎ、多様な団体の継続学習講座で学びながら、偏りのないスキルUPに努め、場数を踏みました。

また、いただいた恩を後進に送るべし、と、国家資格対策をスタートしました。

その中で気づいたのは、「振り返り」と「アウトプット」が成長に欠かせない大きな要素だということ。


アウトプットとは、知見を誰かに伝えたり、実践したりすること。
「指導する場」があったことが、どれだけ私を成長させたか。つまり、「受験生」の存在がわたしの成長に欠かせなかった、ということです。


受験生の方々は、決して楽とは言えない試験対策に挑み、何度も何度も自らを振り返り、どうしたらもっとよくなるのかを知りたくて、学びにいらっしゃる。
スポンジみたいに「吸収」の意欲を前面に出す受験生の方々に、何をどう伝えるのか。伝えたいことは何なのか。伝えたいことを伝えるにはどうしたらいいのか。

指導すればするほどに、自分のキャリアコンサルタントとしての基本姿勢が問われます。


そして合格前にした、「自らを振り返る」覚悟とは、合格したことで終わる種類のものではなかったことに気づいたのです。
わたしは改めてその「覚悟」と向き合い、「生涯キャリアコンサルタントとして生きる覚悟」として確認しました。



「惰性でも合格できる」と「このままではダメなんだ」の狭間で起こったこと。


そもそも、「受からないで終わる」なんていう選択はどこにも見当たりませんでした。


なぜだろう。
私を突き動かすモノは、何だろう。


失望に泣き叫ぶ中で、それは「プライド」や「尊厳」という私の中にあるモノだということは分かったのですが…


そもそもその「プライド」や「尊厳」はいったいどこから来てるんだろう。
そんなのいらないじゃん。
それが無かったら楽になれるのに。
なのに、どうして捨てないの?


どうして捨てれないの?



その自問自答に答えを出すのは簡単なことではなかったけれど、少し、納得感のある説明を見いだせたように思います。


それは、この受験自体が、私一人の戦いではない、ということ。


他界した父が残してくれたお金で、養成校座受講を決断できました。
ーー「活き金にする」と父に誓ったこと、一生忘れません。

毎週日曜日の通学、受験勉強、受験対策勉強会。成長盛りの子ども3人の母親としての役割との両立。
ーー葛藤を理解し、支えてくれた家族がいました。

養成校の先生方、先輩方が根気よくロープレに付き合ってくださいました。
ーー合格するまで付き合うから、と忙しい中時間を割いてくださる先輩方にどれだけ勇気づけられたか。

失敗するたび後輩の勉強会に混ぜてもらって練習を重ねました。
ーーSNSの活用もなく、ライングループぐらいしかなかった当時、そんな縦繋がりを作ってくださった恩師。キャリアコンサルタントの在るべき姿を学びました。


わたしは一人で戦ってるんじゃない。
わたしがキャリアコンサルタントの資格を得て、キャリアコンサルタントとしての役割を担うことは、世の中がわたしに求めていること。
団体戦なんだ。


自分の能力を最大限発揮して、
周りのみんなからいただいた支援を活かしきらなくちゃいけないんだ。


それはまるで、私の中に、私以外の思念が働いているかのような感覚です。どこか他人事のように、自分を客観視する自分がいました。



今思えば、この時、
アドラー氏の共同体感覚を体感し、
仏法の教え、尽十方界真実人体に多少なりとも触れた感覚を得たのだと思います。


当時、わたしの周りに起こっていたことには様々な側面があり、すべてが複雑に関係し合い重なり合っていました。その中でも「キャリアコンサルタントとしての学び」が、他の側面に与えた影響は計り知れないものでした。


「わたしは一人で戦ってるんじゃない」と考える一方で、「自分だけの戦い」だと覚悟をした、とも書きました。


自分の心体が1個体である以上、自分の心体に起こることは決して誰にも理解できません。しかし自分の心体に起こることすべてが、世の中の一部の現象であることを理解すれば、自分を知ることと他者を知ることは同じ。そして自分を取り巻くすべてのことが「共同体」ことであることに気づきます。


こういった考え方は宗教的でもあり、心理学的でもあり、スピリチュアル的でもあり、生き延びるための処世術でもあり、様々に「このようである」と伝えられているものですが、表現はどうでもいいのです。


ただ、そうであることを私がそう感じている。
それだけです。


そして「惰性で合格すること」から「このままではダメだ」とマインドセットすることが、共同体の一部としての役割を果たすために、わたしに求められたことだと感じたのです。



17回受験に挑む皆様に伝えたいこと。


ありきたりで、陳腐で、他の誰かにとっては何の慰みにもならないどうでもよいことかもしれないけど。
私にとっては、2回の不合格こそ、合格の証。



1回目で合格したら、それ以上の自己研鑽はしなかったでしょう。キャリコンなんてチョロい、と思ったことでしょう。

2回目で合格したら、1回目の不合格を他責にしたことでしょう。キャリコンの資質について考えることもなく、この程度、と思ったことでしょう。

そしてこれは、あくまで私の場合。


そんな経験から、皆様にはこんな風にお伝えしています。

=================
あきらめなければ必ず合格します。
あなたの人生にとってベストなタイミングで。
=================



これからもわたしは、キャリアコンサルタントという領域にご縁がある皆様と相互研鑽をし、社会の一部としての役割を担い果たすべく、自分が授かった心体を楽しみ活かしきることを目的に、日々全力で生きていきます。


こんなわたしの発信ですが。
これが役割の様なので(今のところそう感じています)。
よかったら次回も読んでいただけたらと思います。


また、「指導を通して成長しようとするキャリアコンサルタント」の同志が集まり、面接対策講座にて指導させていただいています。皆さんと一緒に相互研鑽をさせていただきながら、自らの成長に活かし、そして皆さんが一歩でも合格に近づけることを心から望んでいる、志あるキャリアコンサルタントの皆さんです。ぜひ頼られてください。

▶講座のご案内はLINE公式アカウントより
▶講師プロフィールはHPより



あ、因みにご縁あり、今わたしは学問の神様 菅原道真公が祀られる太宰府天満宮の近くに住んでおります。学科試験当日朝は、ベストパフォーマンスができるよう祈願し皆様へパワーをお送りしています♪

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それではみなさん、第17回合格に向けて突っ走っていきましょう~~~
(^O^)/

これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/