【キャリコン試験対策】「1級技能検定」でまとめて対策!<第9回第5問の選択肢に出てきた内容①キャリア・カオス理論>
当ブログでの過去問の取扱い方について
1級学科試験問題は、5択。適切(不適切)なものを1つ~2つ選びます。
なので、まともに取り組むと、間違った記述を相当数目にすることになり、効果的ではありません。
当ブログでは、過去問で扱われる事項をすべて「正しい記述」「これが認識できていれば正当できる内容」に変換して記載することで、正しい知識のみを印象付けることに集中します。
また、キャリアコンサルティングは、「実務」です。実技で活かすイメージをすることで、「実技に活かせる知識」としてストックすることを目指します。
重要な6つの視点
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キャリア・カオス理論に関する記述
重要な6つの視点
①複雑性:複雑で予測不可能
②創発性:個人の経験から意味を作り出す
③非線形性:小さな変化や影響が劇的な変化を生み出し得る
④非予測性:偶然の出来事が影響する
⑤フェイズ・シフト:内的・外的要因により急激な変化があり得る
⑥アトラクタ:クライエントのキャリア上の行動に制約を与えるもの
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人が不確実な世界に存在している事実を受け止め、キャリアが偶然によって不規則に変化するという視点をもって、一人ひとりがユニークなキャリアを発展させていくことを推奨する理論
ーJIL資料シリーズNo.165ー
クライエントは、自分が複雑性の中で生きており、点・周期・円環アトラクタに示したような行動の制約を受けていることを自覚する必要がある。同時に、キャリアには何らかのパターンがあり(ストレンジ・アトラクタ)、そこから浮かび上がる意味に気づく必要性もある(創発性)。そして、行動の制約を外して偶然を活用し(非予測性)、小さな変化を起こすことによってフェイズ・シフトを起こす(非線形性)ことが可能となる。
ーJIL資料シリーズNo.165ー
バタフライ効果
カオス理論は、自然科学に応用されているのだとか。
例えば気象学、大気の動き。雲の動き。様々な条件から規則性を見つけ、複雑なパターンを分析して予測をする。それでもやはり偶発的な現象に影響され、結果としては完全な予測は不可能。急激な変化も起こり得る。この複雑かつ予測不可能な現象を研究する理論。「微少な初期値の違いが、全く異なる結果を生み出す」というバタフライ効果が有名。
出典:Wikipedia
バタフライ効果(バタフライこうか、英: butterfly effect)は、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象[1]。カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現である。
-Wikipedia-
ほぅほぅ。。。
自然科学界で使われている理論が、キャリアにも。
キャリアも自然界も同じ理論で説明される…「宇宙の法則」、ということですかね。
なんだかいろいろ難しそうに言っているけれど、つまりは…
「キャリアって、カオスですねww」ってことか!
まとめ
6つの視点
①複雑性:複雑で予測不可能
②創発性:個人の経験から意味を作り出す
③非線形性:小さな変化や影響が劇的な変化を生み出し得る
④非予測性:偶然の出来事が影響する
⑤フェイズ・シフト:内的・外的要因により急激な変化があり得る
⑥アトラクタ:クライエントのキャリア上の行動に制約を与えるもの
を踏まえてキャリアをとらえると…
ということですかね。
結構好きなヤツ。
<キャリア・カオス理論の見分け方>
「非線形性」「非予測性」という言葉は通常数学・科学の領域で使われることが多く、この言葉を「キャリアを取り巻く環境」をとらえる視点としたところが、カオス理論の大きな特徴と言えます。
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これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/