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この世で生きるって、こういうことなんだなぁ。

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人生いろいろありますね。自分の体験を通して自己対話を繰り返し、試行錯誤をする中で、人生の法則に少しずつ気付いてきました。キャリアコンサルタントの学びを深める中で、多くの裏付けされ… もっと読む
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#生きる

「象徴が顕在化したのですね!」

って、メンターの一人に言われた。 ぬおおおおおぅぅぅっっ!! なんとピッタリな言葉だ!! と思った。 ▽前回のお話しはこちら。 瞑想を開始してから1週間。 感じた変化は・・・  1.頭の中がクリアになる感じがした。  2.睡眠時間が減った。 睡眠時間に関しては、必要なものと思っていた。 けど、寝るときは10時間とか寝ちゃってて。 それでも朝起きるのが辛くて、2度寝3度寝とかしてたんだけど。 7時間くらいの睡眠でスッキリ起きられるように。 おかげで今までできて

はじめ時だったんだと思う。

「わたしのOSをバージョンアップする。」と決めて、 始めに取り組んだこと。 その日メンターが私に選んでくれた本に書かれていることの実践。  ▽「その日」のお話しはこちら ▽その本のタイトルはこちら 「ブッダの瞑想法 ヴィパッサナー瞑想の理論と実践」 いたるところで「瞑想はいいよー」って聞いてた。 閃き系のアイデアマンや、 能力高い系の実業家、 意識高くキレイ系のスマート女性・・・ まぁまぁ当たり前にやってるって言うやん、瞑想。 「マインドフルネス」とかも言われる。

OSをバージョンアップする。

OSをバージョンアップしようと思う。わたしの。 頭の中がごちゃごちゃして、 処理が追い付かなくなってきたみたいで。 メンターの一人に、全部見せてみることにした。 「解決したい問題」が特にないわたしは、 投げかけられる質問に、 自分自身の頭と、ココロと、身体の声に耳を傾け、 取り留めもなく、 言葉を選び、並べていった。 わたしはこうしたかったのかもしれません。 わたしはこうなりたかったのかもしれません。 何度かそんな言葉を絞り出し、 今するべきことが分かった。 「わ

自転車が、盗まれない。

わたしの愛チャリは、近所のリサイクル施設で2000円で手に入れた、オンボロ。 自転車に元々ついているはずのロックは、当初から無かった。 通勤に使う最寄り駅は、1日の乗降者数15000人を超える。 駐輪場はいつもいっぱいになる。「必ず施錠しましょう!」「ロックは二重に!」の看板が、駐輪場のどこにいても常に見える範囲に掲げられている。 2000円とはいえ、わたしの愛チャリ。みすみす盗まれるわけにはいかないし、盗まれると困る。 当然、使用開始日から後付けのロックをつけてい

わたしは、変わっていなかった。

人生、40年以上も生きていると、ようやくこれまでの自分を振返ってみる境地にもなれる。 これってきっと、なかなか若い頃にはできないことで。 今とはまるで別人のようだった若い頃。 中身も見た目も。 そんなことを思う中高年は多いのではないだろうか。 人生いろいろ経験してきて、「丸くなった」「まるで別人になった」「180度考え方が変わった」などと思っていた。 わたしは、変わった? 変わったのだろうか? あの頃、今の自分が絶対に許せないような行動を取ったり、どうしようもな

「罪悪感」は、持った方がいい。

クライアントの中には、「罪悪感」から自分の想いに制限をかける方がいます。 それは圧倒的に、女性が多い。 「わたしだけ抜け駆けするみたいなこと、できない」 「わたしだけが幸せになるなんて」 「こんな贅沢をしたら、バチが当たる」 「あんなに迷惑をかけてきたわたしが、一人だけ楽をするなんて...」 「みんなが苦労しているのに、わたしだけ…」 もうね、そんな感じで罪悪感を持てる人はね、 本当に素晴らしい人ですよ。 「罪悪感」は常に、自分以外の誰かとの比較、から生まれます。 自分

どうやらわたしはマイノリティ。

最近、やっと気づいたよ。 複数の人たちからちょこちょこ言われて、ね。 どうやらわたしは、マイノリティ。 そうか、だからなんだ。 「わたしが考えること、当然の思考。みんな同じでしょ?」 って思って行動したことに、誰もついてこない。 わたしがやりたくてやってることを、 わたし一人で独り占めするのはもったいなから、 どうせならみんな、乗っかればいいじゃんって。 0ベースで何かをするより、ショートカットじゃん、って。 わたしがマジョリティならさ、 それで乗っかってくる人がわん

パラレルワールドの作り方。

最近、出会う人たちに感じることがある。 この人は、わたしが「選択しなかった道」を選択し、今、目の前に現れたわたし自身ではないか、と。 パラレルワールド。 ”ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。並行世界、並行宇宙、並行時空ともいう。” (出展:ウィキペディア) 「人生の分岐」は山ほどあって。 そして今でもふと思う。 あの時、別の道を選んでいたら。 出会う人と対話を重ねると、たいてい、「似ている部分」がある。まぁ、「似ている部分」以

いつだって、「自信」はない。

「自信がありません」 彼女はそういう。 「自信がないから、無理です」って。 自信があれば、やるの? 自信があれば、うまくいくの? その自信はいつつくの? その自信はどうやったらつくの? 5年前、ある女性に、背中をバンッ!と叩かれて、言われたことがある。 「自信はあとからついてくるもんよっっ!!」 そう。「自信がない」は、理由にならない。 わたしは、以前よりは、自己理解が深まったと思っている。それは同時に、自分に「足りているもの」と、「足りていないもの」が明確になって

言わない「言霊」。

声に出した言葉は、魂が宿る「言霊」となる、と言われる。 「音」は空気を震わす振動。喉を震わせ、己の耳から入り、自分以外の誰か、何かに届く振動。届く先に何かしらの影響を与え、現象となって現れる、と言う。 「言霊」となる前はどうだろう。心で思ったこと、が先に在るはずだ。 では音とならない「言霊」は、「霊」=「魂」。 心で思ったことは、「魂」そのものではないだろうか。 先日、娘3が、こんなことを言った。厳密には、ピアノに行く道中に、メールで送ってきた。 「ピアノに行きたくな

「個」へのフォーカスを「汎化」する。

一人の人と向き合うとき、目の前の人はリアルな「ペルソナ」。 どこに住み、誰とどんな生活をし、どこで働き、どんな仕事をして、今何を課題と考えているか。 そして、なぜ、自身の人生を今、わたしと「共有」しているのか。 今日出会った方に、聞かれた言葉に即答できず、帰り道ずっと頭の中でこね回してた。 「何が得意ですか」。「できること」をいろいろ並べ立ててみたが、どうもしっくりこなかった。 そして、帰宅するころ、わたしが一番納得いく言葉になんとか辿り着いた。 「わくわくを見つ

そもそも人は、危うい。 だからこそ。

また、虐待のニュースが流れた。 衝動的な犯行。 逮捕。 殺害。 職場では女性活躍に尽力し、明るく活発。 高齢者ドライバーのブレーキ痕のない事故。 通行人の列に突っ込み、死亡事故。 普段は地域のパトロールに尽力し、安全運転。 一般的に「いい人」と言われるどんな人も、明日は我が身。 加害者か、被害者か。どちらにもなり得る。 ニュースが流れた時、どちらの立場に共感をするだろうか。 それは見ている人の経験と環境に依るところが大きいのだろう。 いつ被害者になってもおかしく

「思い込み」を外すことは幸せか。

キャリアコンサルティングでは、相談者が「思い込んでいること」を見つけ、本人に「それ、思い込みだよー」と気付いていただけるように支援することがあります。 それは、相談者が悩んでいたり、苦しんでいたりする要因の一つが「思い込み」にあり、その囚われから解放されることが相談者にとって利益になると判断したときです。 「思い込み」は、日々の生活のありとあらゆるところに散らばっています。「朝は起きるもの」「朝ごはんは食べるもの」「ご飯を食べた後は歯を磨くもの」「家にはテレビがあるもの」

「安全なはずの場所」って?

凄惨な事件事故は度々繰り返され、テレビから流れてくる情報であれば目を覆い、耳をふさいでやり過ごせるものを、まさか自分が巻き込まれるなんて、と、驚きと恐怖と、やり場のない怒りとくやしさ、失ったものの大きさにつぶされそうになる人たちがいる。 最近耳について離れない。 「安全なはずの場所でこんなことが」。最近立て続けに起こっている。学校、公園、大人たちに守られながら歩く歩道。 そろそろ気づかなきゃいけない。 「安全なはずの場所なんてない」、ということを。 明日死ぬかもしれない