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【気まぐれ日記】路地裏という概念

唐突になんだと思われるかもしれないけれど、順を追って書くとこうなる。

まだnoteを始めて1ヶ月くらいの私が、気になった性格診断をやって、そこからたどり着いた、u1さん(本当はもっと長いけど私は勝手に心の中でこう呼ばせていただいている)の上記の記事を開いた。

そこに、『なんのはなしですか』があった。

とにかくものすごい熱量で紹介されていて、引き込まれた。

実を言うと、どちらも全部の記事は読みきれていない。
そのうち読むかもしれないし読まないかもしれないけれど。

それでも私はとても不思議な気持ちになった。

なんなんだこの世界は?

それこそ、なんのはなしですか?と。


u1さんの謎の熱量に心を打たれ、訪れた先のコニシ木の子さんの『no+eの街の路地裏』という表現が、とてもしっくりきた。



どうやら私はうっかり迷い込んだこの世界のこの街の、大通りの裏道の、さらにそこから一本入ったような路地裏に、そうとは知らぬ間に小さな小屋を建て、自分の好きなものをなんとなく気の向くままに並べているらしいことに気がついた。

だから名付けるとしたら、うっかり屋がいい。

でも、商売はしていない、ただの物置のような小屋。


メインストリートには大きなお店もたくさんある。
人も大勢いる。

でも、私は路地裏の、私と同じようにうっかりこの世界に迷い込んでしまった人しか来ないようなところの小さな小屋の主になったようだ。

なんだかそれがいいなと思って。

「INFJって見えたからつい…」

とか

「デカレンジャーって見えたからつい…」

とか

「ポエムって見えたからつい…」

と、声には出さずとも、うっかり訪れた人が、私が並べたものを眺めて、

これは一体なんのはなしですか?

と思ってしまうところを思い描いた。


私はまだまだ自分のものを並べるよりも、他の路地裏へ出かけて行って、気になるものを覗いていることの方が多い。

この小屋の奥には、他の路地裏に繋がる不思議なドアがあるのだ。
だからついつい出かけてしまう。
それこそ、うっかりと。


でも、どうぞご自由にお過ごしください、という雰囲気はみんな共通している。

と、思っている。

私のこのうっかり屋も、そんなふうにできたらいいなと思う。

そしていつか、

え、こんなのも置いてあるの?

って思われるような小屋にしたい。

なんのはなしですか

もしも自分のお店を持つなら、ハンドメイドの雑貨屋さんがいいなと思っている。
叶うのなら、自作の絵本やら、短編集やら、動画やら、無節操に並べたい。

たとえるなら、超個人的な小さなヴィレバンのような、そんなお店がいい。

しかし現実にはなかなか難しい。

でもこの路地裏の小屋で、

なんのおみせですか

と思われるような場所を作ることはできそうな気がしてきた。

そんなはなしです。


実際にはどうなるのかなんてわからないし、そもそも、よし、やるぞ!と始めたわけではない。

ゆるく、書きたいことを書いて、自己満足…自分を満足させるために始めた。

口ではなんとでも言えるけど、私には「満足」が不足していて、だから自分で自分を満足させようと思ったんだと、今ならわかる。

でもどこかの誰かが、うっかり迷い込んできて、このうっかり屋の何かをうっかり読んでしまったら、それはそれでちょっと嬉しい。


というわけで、ご本人の目に留まるかはわかりませんが、コニシ木の子さんのことを書いてくださったu1さんありがとうございます。

そして路地裏で叫んでいたコニシ木の子さん、ありがとうございます。

さらにここまでうっかり読んでしまった方、ありがとうございます。

ではまた( ´ ▽ ` )ノ

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