メキシコシティで拷問博物館に行くも休館中でテキーラと音楽博物館に行きテキーラの試飲して屋台で激安タコス(2023年3月)
メキシコシティで週末を過ごすことになり、何処かに面白いところに行ってみようと思い地図アプリで検索してみたところ、
中心地のべジャス・アルジェス宮殿から程近い、美術館や博物館が密集するエリアにMuseo de la Torturaという博物館を見つけ、検索してみたところ拷問の博物館でした。
中世ヨーロッパで使われていた拷問器具を中心に展示されているらしく、ギロチンや電気椅子、チェーンなどが展示してあるそうなので、早速行ってみることにしました。
土曜日の午前中にメトロを乗り継ぎ、地図を頼りに目的地に向かうも、目的地にはたどり着けません。それらしい博物館が見つけられないのです。
目的地エリアの別の博物館に入って拷問博物館について尋ねたところ、
拷問博物館は去年の12月で休館になったとのこと、、、
そりゃないよ、iPhoneの地図アプリでは10時から営業中になってるのに。落ち込んでても仕方ないので、このエリアを散策してみることにしました。
近くに壁画が見える綺麗な建物があり、入ってみたところ、入場料はかからずパスポートをチェックされました。
中に入ってみると図書館でした。雰囲気がとても良く、居心地の良い空間で壁画も迫力があります。
しばらく壁画を眺めてまた街中へ
ふらふら歩いていると、普通の人とは違う感じの漢たちが多くなってきました。
おそらくマリアッチの人達かと思います。
マリアッチ (Mariachi)は、メキシコの音楽のひとつであると同時に、その音楽を演奏する楽団の総称として呼ばれることもある。 Wikipediaより
マリアッチ、佇まいが凄くカッコいいですね。そのまま通りを歩いているとマリアッチ系の人達がどんどん増えてきます。最終的にはマリアッチ軍団みたいな感じ。
沢山のマリアッチをみてると昔、アントニオ・バンデラス主演のデスペラードって映画を観てそのかっこよさにやられた事を思い出しました。(映画のストーリーとしてはそれほど語る部分は無いけどカッコいい映画)バンデラスの仲間が確かマリアッチでギターケースにマシンガンを仕込んで、マフィアと闘争になったところを思い出しました。
この建物、何かの博物館のようなので調べてみたら「テキーラと音楽の博物館」のようです。
中に入ってみると受付のようなところに、いかつい漢が座っていて、スペイン語でいいか?って聞くので英語でお願いしますというと、英語で以下のように説明してくれました。
入場料は60ペソで入ったらすぐエスカレーターを上がると、テキーラについての展示がありそれが終わると音楽でこれはビデオだから見終わったら降りてきてここに来い、テキーラの試飲があるよ、みたいな内容で、納得して60ペソ(444円、1ペソ7.4円換算)を支払い入場しました。
テキーラの展示は5分もかからずに見終わり、音楽エリアに入りました。
これだけが音楽の展示で、ほぼ素通りで受付のところに戻り期待のテキーラの試飲に挑みます。
テキーラは個人的に味がどうこうじゃなくて酔うための酒と思ってまして、そんなイメージをぶち破る現場の美味しいテキーラを頂けるんじゃないかという期待を持ってました。
そして着席してすぐに2杯のテキーラが運ばれてきました。
さっきの受付のお兄ちゃんが早口でテキーラについて解説してくれました。左は一般的なテキーラでここで最も飲まれてるもの、ただ一気飲みしちゃだめだよ。右のグラスは西海岸などで楽しまれてるスモークされたテキーラでこっちでは一般的ではない、そんな感じの説明をしてくれて立ち去りました。早速、一般的なやつから飲んでみると、普通のテキーラでした。右のスモーキーな奴は、確かにかなりスモーキーで燻した感満載で個人的にはスモーキーな方が好きでした。
この博物館に隣接した試飲スペースは、飲食店になっていて、午後4時過ぎでしたがすでに出来上がってるお客さんも見受けられ、ある席の一角にはマリアッチが来てお客さんと話をしてます。話がまとまるとそのうち演奏が始まりそう。
マリアッチがお客さんに向けて演奏している音楽を聴きながら、店を去りホテルに向かいます。小腹が空いたのでメトロ駅の近くの屋台でタコスを食べて帰ることにしました。これで20ペソ(148円、1ペソ7.4円換算)
屋台のタコスは安くて美味かったです。豚肉を焼いて細かく千切って、肉を煮込んでるスープをかけたりソースをかけたりして、トルティーヤと一緒に鉄板で焼いていきます。カウンターの前にライムやサルサソース、胡瓜みたいなやつなどがあり好みで自分でトッピングします。カウンターでいただきました。
拷問博物館が休館してたのは残念でしたが、メキシコシティのダウンタウンを低予算で楽しむことが出来ました。
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