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21~22 東京羽田ヴィッキーズについて(チーム編)

・今シーズンのヴッキーズについて
萩原HC初年が終わりました。
ヴィッキーズとしてのレギュラーシーズンが終わり順位は9位(未確定)となりました。
6勝16敗は昨シーズンを上回りましたがコロナ禍なので単純比較は難しいですね。

・チーム戦術
戦力的に昨シーズンメンバーに多少のアレンジを加えたのみでしたが、通用する部分と通用しない部分が明確にでたシーズンでもあったと思います。
特にディフェンスはシーズン中に1番伸びた部分ではないでしょうか。マンツーマンでのローテーション、カバーの判断も早くなり、対戦チーム毎のコンセプトをもったディフェンスができていました。
vsハイテク戦では、谷村選手にはインサイドでボールを持たせないディフェンスを徹底できたことが1戦目の勝因に繋がったと思います。

オフェンスはスリーだけでなく、ペイントタッチをする選手が増えたことで、攻撃の幅が出てきました。
またパス回しも早くなり、ボールが止まってショットクロックがなくなる事も減りました。

しかし、強豪チームでは決めきるドライブからのシュートが決めきれない等、課題もあると思います。


・問題点
インサイドの攻守の安定感が必要ですね。
星澤選手、尾崎選手、秋元選手、小笠原選手、田代選手、粟津選手とメンバーは豊富です。
オフェンスでは得意とするプレイエリアも、あまり被っておらず4番よりの尾崎選手、小笠原選手、粟津選手と5番よりの秋元選手、星澤選手、田代選手の誰かをコンビで出していたように見えます。
ハイポストから、ローポストへのあわせなど昨シーズンにはなかったオフェンスも増えており、インサイドの決定率が高くなれば平均得点もよくなるはずです。
また前述したとおり、ディフェンスでもカバーが早く1センターであればある程度、守れていますが、インサイドが2枚出てくるとカバーしきれずやられてしまうシーンが多かったです。
攻守ともにインサイドで安定感がでることで、勝ち星は増やせるのではと思います。

・総括
来年に期待ができるシーズンだったと断言できます。
萩原HCの戦い方は通用することは今シーズンで証明できたし、個々の選手のレベルアップとチームの熟成度が高まることで、本来勝てた試合をこぼさないようできれば、十分プレイオフ圏内に入れると思いました。


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